第49回イタリア美術賞展 2017大賞受賞インタビュー

去年の話になるのですが、6月にイタリアで行われた展覧会の
受賞インタビュー記事が欧州美術クラブのホームページに
掲載されました。
ご興味のある方にご覧頂けたら嬉しいです。


イタリア美術賞展


兆し
会場の素敵な石の壁に展示された「兆し」


世界花小栗判官

小栗判官錦絵

お正月の歌舞伎はいいですね〜。
おめでたい雰囲気満載で、ロビーでは獅子舞が出迎えてくれました。

獅子舞

新春歌舞妓、世界花小栗判官(通し狂言)です。
小栗判官その1

「小栗判官伝説を題材とした歌舞伎作品の決定版といわれている
原作を新たに補綴し、全体のテンポアップを図るとともに面白い
趣向や演出を工夫して上演」とあるように、随所で見所満載の
華やかな舞台でした。

ただ、小栗判官の内容を把握していない私のような初心者には
イヤホンガイドは必須。
テンポ良く変わる場面、場面に(間のお話が飛んでいたりするので)
ついて行けてなかったり・・・
でもそこは様式美の歌舞伎のこと、その型の美しさや役者の演技に
魅了されれば良いのです。(と、最近はそう思うの)
なにしろ、最後の段では敵と味方がそこで戦うのではなく「またの
機会に」と言って一列に並んでの大フィナーレで幕となるところ
なんか、絶対西洋ではありえない。(笑)

私は「ワンピース」で猿之助さんの代役をした尾上右近さんがルフィー
の時とは打って変わって古典のしとやかな姫を演じていたのを
あの件があって大変だったろうけど、役者として成長したのではと
好ましく拝見しました。

私にとっては歌舞伎って歌舞伎そのものより、成長してゆく若手、
あるいは円熟のベテランを観るのが面白くて観に行きたくなってしまう
のだな〜と最近、気付きました。
それと独特のあの雰囲気。
特に昔ながらの日本のお正月が感じられるのがいいですね。


という事で
この日、ご一緒した皆様の・・・と言いたい所ですが、全員揃った写真は
なく。一部ご紹介。

絵美さんとお飾り前
絵美さんと鏡餅の前で

                  皆様のお太鼓姿
                  由紀子さんお太鼓
れいうささん、お太鼓
                  
りこさん、お太鼓

それぞれにお正月らしい装いが素敵でした。
晴れ着って、いいですよね。普段のきものと違って、気持ちが引き締まる
感じがします。
皆様の正面のお姿は近々絵美さんのブログで紹介されると思いますので、そちらで

えみごのみ




この日の私は
紺付下げ、前
濃紺の付下げにシャンパンゴールドの袋帯。
帯締め、道明。帯揚げは薄いグリーン。
帯飾りはクリスタルスカル。

                   紺付下げ、裾模様
                   裾模様








お正月

明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。


初日の出
初日の出(我が家の2階から撮影)


本年が皆様にとりまして良き年となりますよう
お祈り申しあげます。



昇華
「書き初め」ならぬ「描き初め」
「昇華」和紙に墨、アクリル 縦80×横60㎝
写真では分かり難いですが、所々に金色が光っております。
お正月なのでおめでたく(笑)



お正月飾り


お正月飾り2
いつもは居間に飾るお供え餅、今年は玄関に飾ってみました。
2016年の作品「no excuse」と共に(右下にガラスの反射が映り込んで
しまいました)




第31回パリ国際サロン・展覧会報告

今年最後の展覧会「パリ国際サロン」も無事終了し、
展覧会報告と寸評が送られてきました。

パリ国際サロン


今回もミニ個展部門に、四角をモチーフとした3点を出品させて
頂きました。
「Air sword」Mixte,96.4×69㎝
「吉兆」   Mixte,64.5×95.5㎝
「kabuki」  Mixte,67.3×94.3㎝

パリ国際、寸評


知的で興味深い空間を表現したミクストメディアによる抽象画。
「Air sword」は実際、私にとって天と地の融合を想起させる作品だ。
アーサー王伝説のエクスカリバー、かつて天と地の両方を統治する力を
持った神聖で現世的な剣を思い起こさせる。万物流転ーこの美しい
ミクストメディア作品は、この概念を想起させ、また様々な問いを
投げかける。
見る者に自問させるーこの芸術家の責務をTomokoは満たしている。
「吉兆」は調和の中から力強くかつ象微的に現出する。
この二作品は、際立って興味深く、躍動的だ。
「kabuki」は、演技、衣装、台詞、すべてが緻密に制御される伝統芸能
の厳格さを、その構造のみで見る者に想起させる。
次の作品を見たい衝動に駆り立てる作家である。

                  パトリス・ド・ラ・ペリエール
                 「ユニベール・デザール」編集長


アートをこよなく愛し、そして作家に暖かいエールを送ってくださる
パトリス・ド・ラ・ペリエール氏に、心よりお礼申し上げます。

興味深かったのは、やはり「剣」というと西洋の方はアーサー王
を思い浮かべるという事。
日本では「草薙の剣」ですよねぇ。
天皇が即位なさる時は今も三種の神器が継承されますから。
この文化の違いは大きいけど、でもそこに神話や伝説というキーワードが
必ずあって人の想いは時代や洋の東西に関係なく根の所では同じであると
言う事が普遍的で面白いなぁと思いました。

さて、一息つきたいところですが、2月にはもうサロン・ドトーヌの
審査が始まるし、4月の個展の作品もぎりぎりまで描こうと思って
いるので、絵の方のお休みはないのです。
でもそれが私にとっては、日常。
こうして日々、描けることに感謝をして2017年を送りたいと思います。
1年間、拙いブログをお読みくださった皆様、ありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えください。







Happy Merry Christmas

我が家はクリスチャンではありませんが、でもやっぱり
孫達が喜ぶので飾ります。

ツリー
居間のソファーの横の小さなツリー(木製)


ポインセチアの絵
ダイニングの横の壁には昔描いたポインセチアの絵。


リース
玄関ドアのリース。


この3カ所が毎年のお決まりですが・・・
今年は
輪子ちゃん作、ツリー
○子ちゃん(孫その1)が作った独創的なツリーが仲間入り。

なかなかのアーティストであります。


今年は寒いクリスマスですが、皆様どうぞ暖かくして
素敵なクリスマスをお過ごしください。





ソルトンセサミをめざす!

最近、美容院に行くと必ず話題になるのが、いつ染めるのを
止めるか? ということ。
今、私は香草カラー(ヘナなど自然染料を使ってなるべく髪の負担を
減らしている。つもり)というのをしています。

でもそれももうそろそろ終わりにしようかな・・・と思う今日この頃
であります。
そんな時に見つけたこの雑誌。
なんとタイムリーな!

ku-neru.jpg

そうか、時代はシルバーヘアなのね。(単純な私・笑)

ku-neru2

この雑誌を読んでいると、皆様シルバーヘアを楽しんでいらっしゃる。
顔まわりが明るくなるので着るものの色が変わった、とかお化粧が
変わった、とか。
新しい自分に出会えるのかも・・・!

でもパサついたり、ツヤがないと美しく見えないのでお手入れも大事
なのだそうです。

以前にも書いた覚えがあるのですが、街で見かけた女性がまっ白な
ショートヘアに真っ赤な口紅、セーターも確か赤、黒いパンツを履いて
いたと思います。カッコ良かったな〜。70代くらいだったでしょうか。
白髪がキラキラして。
いつか、ああなりたい!と思ってから10年以上は経ったでしょうか。
とうとう私もそのスタートラインに立つのです。
今からそこを目指さないと急に全部まっ白って訳にはいきませんから。

「途中のごま塩がちょっとね〜」なんて言ってないで、途中経過も
楽しめばいいのだ!

夫が何と言うか少し心配でした。
何しろ私より、私の髪を見る時間が長いのですから。
それで、聞いてみたら意外とあっさり
「いいんじゃない、自然で」という答えがかえってきました。
な〜んだ、そんなもんか。
そりゃそうだよね、自分だってかなりのソルトンセサミなんですから。
(男性はロマンスグレーというの?)
「共白髪」という言葉がありますが、お互いよくここまできたよね、
という感慨もこめて来年から挑戦しましょうか。


池田重子展

お友達とこんな展覧会に行ってまいりました。

池田重子展

池田重子さんって横浜出身だったのですね、知りませんでした。
「横浜で育った私は京都のはんなりよりも粋な感じの江戸趣味を
好みます」と生前おっしゃっていたように、池田コレクションは
確かに装いに池田さんならではの「きっぱり」したところがあって
独特の美意識を感じます。

私的には帯と帯留めにうっとり。
「あー、この帯欲しい!」というのが、何本かありましたし、帯留めも
「今はこういうのないよね〜」というアンティークの素敵なのがいっぱい。
帯留めも凝り出したらきっと大変なことになるんだろうな〜などと
思いながら見ていたら、帯留めを入れる漆のお箱が・・・あー、やっぱり
素敵な帯留めはこういう入れ物に入れるのよねー。と、我が家のネットで
買ったアクリルケースを思い浮かべながら、ため息が出るのでした。

「池田重子・横浜スタイル展」は、横浜そごう美術館で来年1月8日まで。


ご一緒してくださったのは、きもの友、岡田知子さん。
岡田さん、前
グレーの結城紬に藍の帯。

岡田さん、帯前
臙脂の帯締めが効いていますね。
帯飾りは雪だるま君。



私は
八丈織り着物前
八丈織(まるまなこ)のきものに、勝山健史作「衣笠間道」の帯。
帯揚げは鉄御納戸色、帯締めは白練。

そしてこの日デビューのsakurako さんの帯飾り「クリスタルスカル」
sakurako 作クリスタルスカル
スカルの表情がちょっと「おとぼけ」で可愛いでしょ!


八丈織りのきものに、勝山健史帯
お太鼓


おまけ
私、全身
会場入口でニッと笑うの図






醤から手作り!

甜麺醤(テンメンジャン)を作ってみました。

甜麺醤1

材料は八丁味噌:250g 砂糖:125g 酒:150cc 水:100cc
醤油:大さじ1 オリーブオイル:大さじ1 ごま油:大さじ1

家庭にある材料で簡単にできるんです。

1、フライパンにオリーブオイルとごま油以外を投入。
  中火でよく混ぜる。
  混ぜながらオリーブオイルとごま油の順に少しづつ混ぜる。
2、木べらでかき混ぜ、クツクツと沸騰してきたら弱火に落とす。
  絶対に焦がさないこと。
3、クレーターのような大きな泡が出てきたら、煮詰まってきた証拠。
4、とろみがついたら出来上がり。
  (冷蔵庫で約3ヶ月保存可能)

意外と簡単に出来てしまいます。
食効は、記憶力、抗酸化作用、骨粗鬆症の予防、更年期障害の軽減。
私達世代にはどれも必要(笑)

実はこんな本を読んで、これは作らなくては・・・と思った次第。

醤から手作り

このままで野菜やお肉のたれにしても美味しいですが、さらに
これと微塵切りにしたニンニク、生姜とひき肉(合い挽きでも鶏ひき肉
でも好みのもので)を炒めてザージャン(万能肉味噌)を作っても
OKです。オムレツにかけたり、サヤインゲンやカボチャなどと炒めても
美味しいですね〜。

この本には醤の作り方だけではなく、それを使った料理のレシピもいろいろ
載っているので、我が家のマンネリ化した料理にガツンと喝が入りました。

本の「はじめに」に書いてある「健康管理、病気の予防・治療でもっとも
重要なのは『日々の食事』である」という臨床中医学をリードする先生方の
お言葉が身にしみる歳になりました。


Blue sky

今日は歯の治療でした。
歳をとると歯茎が下がってきて被せた歯との間に隙間が出来、そこに
虫歯が出来たのです。
虫歯の治療なんて十何年ぶりです。
今迄もったのを良しとしましょう。

ところで、この歯科を選んだ理由、何だと思います?
それは「空」です。
アハハ、おかしいでしょ?
評判がいいとかいう理由じゃないんです。
治療用の椅子に座ると目の前の大きな窓から空が広がるのです。
ここはビルの17階、椅子の背が倒れるとほとんど空しか目に入らない。
飛行機のコックピットみたい(って、コックピットに入ったことは
ないんですけどね)

スカイ歯科1

離陸準備OKです。(笑)

治療中はもちろんタオルを被せられているので見えないのですが
口をゆすぐ時、型取りして待っている時、ボーッと空を見ていると
苛酷な治療も少しは癒されるというもの。
頭の中で「ブルースカイ」って曲が流れます。
治療中もひたすら、空を飛ぶ自分を思い描いていました。
ブーーーンって。

スカイ歯科2

さて、治療の後はカフェに寄って「柚子ネード」で一息。
柚子の香りとホットな甘さに癒されます。
「頑張ったね私」

柚子ネード








楽園のカンヴァス


楽園のカンバス

貧しい画家が絵の具やカンヴァスを買うお金がなくて、すでに描いてある絵を
つぶしてその上に新しく描くとかいう話はよく聞きますが、まさにそれが核と
なっているこの小説はミステリーとロマン満載で、最後まで目が離せない
展開です。

この原田マハという作家は美術に造詣が深く、自身もニューヨーク近代美術館
に勤めていた経験の持ち主ですから、その目の付けどころはさすがです。
よくある「美術ミステリー」とは違って、登場人物の内面的なものが繊細に
描かれているあたりは女性作家ならでは。
特に画家の描く事に対する情熱の表現は感動的で目頭が熱くなりました。

物語の中にサロン・ドトーヌが出てくることも私にとっては大きな魅力。
現在のサロン・ドトーヌの当時(つまりドランやブラックなどフォービズムや
キュビズムの画家達の活躍の舞台となっていた)の様子などを想像すると
ワクワクしますし、今そこに自分も参加しているという光栄に胸躍る思いです。

折しもタイミング良く、2017年のサロン・ドトーヌの展覧会報告が届き
10月のパリの空の下、シャンゼリゼ通りからコンコルド広場に大パビリオンが
特設され盛大に開催されたサロン・ドトーヌは連日多くの来場者を迎え
成功のうちに幕を閉じた。と記してありました。

中でも来場者のインタビュー記事に
「私はいつも、このサロンに敬意を抱いています。
 アートとは人間の営みであり、アートも人間も最も高潔なものは深奥に宿る
 と思うからです。この会場は一時的なものですが作品の美しさは私の胸に
 残り続けます。」
というものがありました。

さすが芸術の都ですねぇ。アートに対する考え方の深さは、やっぱり日本とは
違うなぁと感じます。
こんな風に毎年楽しみに見に来てくださる方がいらっしゃることは、作家に
とってどれだけ大きな励みになることでしょう。
創立より114年、今尚こうして世界中の作品を集めて行われているサロン・
ドトーヌに天国の先人達も祝福を送ってくれていることでしょう。

さて本の感想に戻りますが、だいたい謎が解けないままに話が終わると
何かスッキリしない後味の悪い気分になるものですが、これは珍しく
解けない謎がロマンティックなベールで物語を包んで、より魅力的なものに
している気がしました。
アートが好きな方もそうでない方も絶対に楽しめる物語です。

おちゃめカフェ

我が町に新しくカフェがオープンしました。
その名も「おちゃめカフェ」
家庭の主婦が何人かで始めたお店のようです。なぜなら土、日がお休み
だから。これは私の推測ですけどね。
もう少し、通って顔を覚えてもらったら聞いてみよっと。
店の清潔な雰囲気のせいか、アットホームなせいか、大きなガラス張りの
せいか、小林聡美さん主演の映画「カモメ食堂」を思い出します。

接客も丁寧。
お母さんの手料理という感じで優しくて暖かいお料理やデザートです。

おちゃめカフェ、ランチ
こちらは日替わりランチ。
日替わりランチの他にパンとスープとチリコンカンのランチもあり、
パンは以前、ブログにも載せた「14区」のバゲット。
この辺りも地元のご近所さんな感じがいいな(笑)

先日は「味噌作りの会」もあったみたいで、次回はぜひ参加したいなぁ
と思いました。

おちゃめカフェ店内
店内

しかも商店街の本屋さんの斜め前にあるので、好きな本を見繕って、
ここに直行、というコースが定番になりそう。

おちゃめ茶とシフォンケーキ
手作りシフォンケーキとおちゃめ茶

他愛無いことですが、主婦にとってはこんな時間が最高に幸せな
ひと時なんです。
さあ、一息ついたら郵便局行って、夕食の買物して・・・
あっという間にもう師走なんですねぇ。