雛納め

あっという間に3月になり、お雛様も終わってしまいました。

昔から雛人形は雨水(うすい・2月19日頃)の日に出し、
啓蟄(けいちつ・3月6日頃)にしまうのが良い。という言い伝え
があるそうですが、なかなかそうもいかないのです。

雛納め


我が家では、出せる日に出す、しまえる日にしまう(笑)という
私の勝手気侭な気分次第。
今年は早々にしまいました。
と言うのも、H君ギャング(1歳2ヶ月の孫)の来襲があると、えらい
ことになってしまうから。
(彼は今、何でもゴミ箱にほおり込むという遊びが楽しいらしい)
お雛様が飾られている間は、H君は長平庵には出入り禁止令が出て
いました。(笑)

ところが、○子ちゃん(3歳10ヶ月の孫)も このお雛様には
近づかないのです。「怖い」と言います。

お雛様

このお雛様は、ちょっと謎でして、私はずっと夫の妹のものだと思って
いたのですが、ある時本人に聞いたら自分のものではない。という返事が
かえってきました。夫もずーっと昔からあった、と言うのです。
義母が生きているうちに聞いておけばよかった。(義母は自分のではないと
言っていたような・・・)
と言う事は夫の祖母のもの?お嫁に来た時に持ってきたのかしら?
だとしたら古いですねぇ、100年以上?
確かに「怖い」かも・・・(笑)

もうだんだんと、ぼんぼりとか小物類も壊れて、残っているのはこの
お内裏様と狛犬(?)だけですが 毎年飾るだけは飾っている、という
訳です。誰のだったのかしら?・・・と思いながら。



真綿紬に津田帯
きものは薄緑の真綿紬。帯は津田千恵子作。
帯留めと帯揚げをピンクにして春の気分をだしてます。


津田さん帯、お太鼓
お太鼓


横向き、真綿紬

寒い寒いと言っても、そこここに春の気配が・・・。
春が近くなると、ウキウキしてきますねぇ。



お知らせ

ホームページのGalleryのページに「京都タロット」大アルカナ22枚
(上から4番目)を加えました。
右側の小さな窓(絵)をクリックすると、中央にカード絵と簡単な
カードの持つ意味が出てきます。
今後「数カードのエース」「人物カード」なども追加してゆく
予定です。
ご興味のある方は、どうぞご覧くださいませ。

ホームページのギャラリー


和田敦・私の沼展

横浜美術館
横浜美術館に行ってまいりました。

お目当ては
和田敦、私の沼1
和田敦(わだあつし)さんの展示と上映会です。
知る人ぞ知る、和田さんは短編アニメーション作家。
イギリスやドイツ、スイスなど海外で多く受賞されてます。

私の沼3

私が和田作品に惹かれる一番の理由は、その「不条理」さでしょうか。
登場する人物、動物はどちらかと言えば癒し系なのに、彼らの説明のつかない
行動といったら・・・。

私の沼2

人間はとかく何にでも「意味」や「理由」を求めようとします。
そして理解出来ない、意味のないものは拒絶しようとする習性があるように
思えます。

でも・・・それって凄く狭いなぁ。
意味のないこと、説明のつかないことって私達の周りに意外に多い。
そもそも意味とか理由って人間がつけてるんじゃないの?
自然界にはそんなものは、ないのかもしれない。
作品を見ていると、そんな風に思えてきます。

私の沼4


和田作品は何も考えず、ボーッとその理不尽な設定や登場者の繰り返される
意味不明な動きを受け入れ、文字通り「理屈抜き」で楽しむのがベストです。
それがふつーに出来たら、脳がもの凄く柔らかくなるかも(笑)

今回は和田さんの解説付きで今までの中から9作品が上映されるという貴重な
イベントでした。何を切っ掛けにしてこの作品が生まれたかとか、儀式が
好きなので同じ繰り返しが多い、とかご本人でなければ語れないことを
いろいろ伺えたのが興味深かったです。



*複数画面で構成するインスタレーション作品「私の沼」の展示は2月28日
 までですが、短編映画の上映会は終了しました。


NOと言える脳

先日、雑誌を読んでいたらフランス人著述家のドミニク・
ローホーさんが興味深いことを書いていました。

「煩わしい義理だけの付き合いを断る。
 エネルギーが奪われるだけの友達からの誘いを断る。
 『NO』を言えるおとなこそ、自由で魅力的」

いかにもフランス人らしい考え方です。
日本人は礼節を重んじる民族だから(だったから?)なかなか
NOは言いにくい。

私の若い頃は「女は父母に従い、夫に従い、老いては子に従い」
なんて言葉がまだあったのですもの。
女って従うばかりなんだなぁ、と納得いかなかった記憶があります。

それでも若い頃は仕事でも、人間関係でも「NO」は言えない性格でした。
仕事の為、夫の為、子供達の為「誰かの為人生」を何十年突っ走って
きたのだろう?
でもそれが私達世代の日本の女の典型であったようにも思います。

今や時代や意識が変わり、女性の立場も随分と変わりました。
そして何より歳を重ねた今、以前のように何にでも「YES」と言って
いたら身体がついてゆけない。

そろそろ「自分を大事に」を一番に考えても良いのではないか。
「NO」を言ってもよいのではないでしょうか・・・。

「NO」はとてもポジティブな言葉。
「NO」はとてもパワフルな言葉。
「NO」が言えれば、大事なときに人にエネルギーをあげられる。

確かにそうですね、自分が疲弊していては、いざという時に力が出せない。
エネルギーを蓄える為には、1人の時間を大事にすることも必要なのかも
しれません。

「NO」と言い慣れていない私の脳。どうも「NO」というのはネガティブに
つながるような気がしてしまう私の脳をこれからはちょっと修正して
新しい感覚で「NO」と言ってみようかな・・・。


満開の梅


とりとめもなく・・・

次女家族の所へ行ってきました。
2週間、活字が読めない、TVから日本語が流れてこない
のは思ったよりも辛いことです。
もちろん、日本から本も持ってゆきましたし、娘のパソコンで友達の
ブログも読んでましたが、それが1日のうちでとっても楽しみな時間でした。

2月のハワイの空
常夏と行っても2月は気温も低く、曇りや雨も多く、朝晩は肌寒く羽織るものが
必要です。

ハワイ、じじ、アレックス、ソフィー
お散歩(ジジとSちゃんと婿の図)



年々感じるのですが(これは別にハワイに限ったことではないのかも
しれませんが・・・)世の中、カジュアルになってきて、ちょっとしたパーティー
でもいつもの普段着と変わらないのはつまらないなぁ、と。

私は娘達が子供の頃から外出の時は「お出掛け服」を着せていたので、その
習慣が引き継がれて、娘達も子供達に「お出掛け服」を着せて出掛けるのは
好ましいと思っています。
ところが、滞在中に娘家族があるパーティーにお呼ばれして、それなりに
お洒落をして(娘は白のワンピース、婿はジャケット、Sちゃんは黄色の
ワンピース)行ったのですが、何と主役の2人がGパン姿でどこにいるのか
分からなかった、とガッカリして帰ってきました。
「華美に」とは言いませんが、何かがあってのパーティーなのですから
やっぱり主役に相応しい服装というものがあるのではないかしら?と
思うのは古いのでしょうか?

日本に帰ってくると日本人は小綺麗にしているなぁ、といつも思います。
四季があって着るものに変化があるせいかもしれませんが。
春には春の、秋には秋の色を着分ける色彩感覚はさすが繊細な日本人ですね。
季節を肌で感じるというのも素敵なことだな〜とつくずく思います。

味もそうです。
ハワイに着いて1週間もすると日本の和食が恋しくなります。
「日本の和食」とわざわざ書くのは、こちらにも和食のお店はあるのですが
何か違う。
出汁? 水のせいか? 素材でしょうか? ともかく違う。
ハワイに行く時の私の荷物の半分は、出汁、味噌、醤油、海苔、胡麻、
梅干し。もちろん、こちらでも売っているのですが、やっぱり何か違う。
出汁と言えば先日、日系のスーパーマーケットに行って驚きました。
茅乃舎の出汁を売っていたのです。それも日本よりも高いお値段で!
コーナーが出来てました。恐るべし茅乃舎ですねぇ。

ちらし寿司
こちらに来ると必ず作るちらし寿司。
Sちゃんはパクパクとよく食べてくれます。


という訳で日本に帰ってくると、やっぱり日本人で良かった・・・と
と思うのであります。日本は美味しいですよ、何でも。
お水でさえも。


出掛ける前には三部咲きだった梅も九部咲きになり、甘い香りで
出迎えてくれました。おまけにうっすら雪化粧。
そうだ、まだ2月だったんですね(笑)

梅に雪


小さい人

3歳の○子ちゃんは、バレエを習っています。
ママ(娘)の話を聞くと絶対に整列しない、人と同じことをしない、
そうで本当に困ってしまう。と言っていました。
「皆んな、蝶々さんになりましょ〜」という先生の声に他のお子さん達は
両手をヒラヒラさせて蝶々になりきっている中、我が孫はカマキリに
なっていたとか。
しかし、これには理由があります。
昨年の夏に○子ちゃんはカマキリを捕まえて観察しました。
その時のことが、あまりに印象に残っていたので思わずカマキリに
なってしまったのです。(と、私は思います)

NHKの「できるかな?」という番組を覚えていますか?
着ぐるみのゴン太君と長身のノッポさんが段ボールやら何やら使って
工作するのです。
あれが好きで娘達とよく見ていました。
そのノッポさんは子供のことを「小さい人」と呼びます。
「小さい人は経験の浅い物事をよく分かっていない存在ではありません。
大人が思うよりもずっとずっと賢い。」

○子ちゃんを見ているとノッポさんの言葉を思い出します。
パパとママが喧嘩すると間に入って仲直りさせようとするし、H君を
うちに預ける時は「すみません、うちの子を宜しくお願いします」と
言います(笑)
彼女なりに、こういう時は何て言うのか一生懸命考えるのですねぇ。

もちろん、そこは3歳ですから我が侭も言うし、H君が自分のおもちゃを
取れば大声で怒鳴ります。その癖、H君のおもちゃは取ります(笑)
でも、小さい人も頑張って生きているのだなぁとつくづく思います。

私は孫の教育のことに口は出しません。
それは娘家族の問題ですから、お婆がしゃしゃり出ることではありません。
向こうが求めてきた時だけ、アドバイスします。
ですが、バレエ教室でのカマキリの話には拍手喝采でした。
「でかした、孫よ。あなたはあなたのままでいいのよ」

これから人と違うことをすると白い目で見られるかもしれない。
それでも自分らしく生きることの大事さを貫いていってほしい。
お婆はいつも○子ちゃんの味方だからね。

親は子供の為と言いながら、実は自分の支配欲や世間への見栄で
ものを言ったり考えていたりする。
これは自分の反省です。
仕事を持ち、2人の幼い子を育てながら毎日が戦いでした。
時間に追われ「早くしなさい」を連発していたと思います。
そんな親に育てられた割には、娘達はのびのびと自分の個性を伸ばして
大人になったと思います。
あっぱれです。

あれから30数年たって再び小さい人達と関わる機会が与えられました。
せいぜい今度は小さい人達とのコミュニケーションを楽しみましょう。
その点「小さい人」と「老人」には共通点がいくつもあるので(笑)
若い頃よりはもっと自然に接することが出来るのかもしれませんねぇ。

子供の椅子



きもの文化と日本

先日の中谷比佐子先生のきもの寺子屋で風水にもお詳しい
先生がおっしゃるのに、今年は一白水星丁酉で水の年なのだそうです。
水は経済を表すそうで、水は溜め込むと淀んで腐りますよね、循環
させないと。
「だから今年は溜め込まないでください」とのお言葉に会場の一同
う〜ん、きものを買う口実が出来た、とにんまり・・・

したかどうかはさておき、今年は経済に意識をもって物事をみて
ください。とおっしゃってました。
そこで思い当たったのが、あの方。
今週金曜日にアメリカ大統領に就任するトランプさん。
彼は歴代の大統領に比べると型破りですが、実業家としてみると
少しは理解出来るのでは?
しかし大統領たるもの理想を掲げてなるものですが、あんまり損得勘定
だけで動かれてもなぁ・・・というのが正直なところですが。
さてさて今年は「えっ?」という事が起きそうな世界情勢ですねぇ。

きもののことも今までただ好きというだけで、あまり経済的観点から
みたことがなかったのですが、こういう本を読んでみました。

きもの文化と日本

「きもの文化と日本」 日経プレミアムシリーズ
経済学者の伊藤元重氏と「きものやまと」の代表取締役会長の矢島孝敏氏
の対話形式で書かれた本です。
「日本人はなぜきものを着なくなったのか?」「ルールは本当に伝統なのか?」
「なぜ、きものは高いのか?」など私たちが疑問に思っていることがズバリ
書かれていて面白かったです。

なかでも古来、きものは自由なもので今のような「しきたり」が出来たのは
ここ40年のことだそうです。確かに私の祖母の時代はきものが普段着でしたから
今よりもっと自由に着てましたもの。(寒けりゃ重ねるし、暑けりゃ脱ぐし)
きものを特別なもの(フォーマル)にしていったのは、売る側の戦略だったり
したのですね。
訪問着を作ったのは三越百貨店だったって知ってました?
大正4年、洋服が流行り出した頃、きものを売らんとする戦略だったのですね。
ところが、結局それが敷居を高くしてしまい、きもの離れの原因にもなったり
した。と、矢嶋さんは指摘します。
矢嶋さんは、ずっときもののファッション化、カジュアル化、アパレル化を
目指してきたパイオニア的存在です。

今の若い人達がゆかたを、いろいろ工夫して着て楽しむ姿を私達世代はもっと
大らかに見てあげなければ、と反省しました。
いつの時代もファッションリーダーは若者たち。
まずはきもの体験(ゆかたが一番手頃ですものね)して、そこから興味を
持ってもらわないと、きものの未来はないのかもしれない。

後は売る側も「伝統」にドーンとあぐらをかいてないで、努力してもらいたい
ものです。これだけ流通が変化したのだから産地と直結で売るとかもっと
コスト削減を真剣に考えてほしいものです。
また正絹あり、銘仙あり、綿あり、ウールあり、ポリエステルあり、もっと自由に
のびやかに。
お誂えあり、レンタルあり、古着あり、と消費者の選択肢を広げて(もちろん
コストを下げてね) これだけ洋服も多様化しているのだから、きものも
旧態然としていては取り残されてしまう。
「今はフォーマルの場でも自分なりのおしゃれをしていけばいい」という
矢嶋さんのお考えには大賛成です。

最後にこれも「きもの寺子屋」での中谷先生のお話で印象に残っているの
ですが、昔、先生がジャーナリスト時代にピエール・カルダンときものの
コラボという企画が持ち上がった時、結局 最終的には実現しなかった。
と言うのもカルダンがきものは布の捨てる部分が2%しかないと知って
(洋服は40%)「私ごときがきもののデザインをするなんて、何とも
おこがましい」と言ったそうです。
彼はきもの文化の素晴らしさに敬意を表したのですね。

作り手も売り手も、きもの文化に誇りをもって、そして継続してゆく道を
探ってゆかなければ。
そして着る私達大人世代は楽しく自由にきものを着て若い人に「ほら、
きものはこんなに美しくて素敵なのよ〜」とお手本をしめさねば、と思った
のでありました。



新年会

新年会と言っても、きもの関係の華やかなものではなく、
仕事関係(きものは私一人)だったので、洋服の中にあっても
違和感のないもの、とスーツきもの江戸小紋を選びました。

江戸小紋に洛風林帯
江戸小紋、万筋に洛風林のふくれ帯。
薄黄色の帯揚げにピンク系の帯締めでちょっと優しさをプラス。
お正月なので扇をさして。

早速、湯文字を装着してみましたが、腰周りの感じは如何でしょう?
自分的にはピシッと気持ちいいです。
腰回り


洛風林、お太鼓
お太鼓


この日は今冬最強の寒気団が入ってきて、関東も雪こそ降りませんでしたが
結構な寒さ。ウールのコート、手袋、ショールで完全防備。
ウールのコート


さて、実際に湯文字を付けて外出というのは初めてで、正直慣れないので
もしズレ落ちたらどうしよう・・・とか、ちょっとドキドキでした。
なにしろ挟んであるだけなので。
でも心配は無用でした。しっかり挟み込めば大丈夫。
ただ寒かったので、裾除けだのなんだのとちょっと腰回りがゴテゴテに(笑)
うーん、この辺の整理が今後の課題でしょうか・・・。



新年会の場所は永田町・黒澤。
和食は見ても美しいのでお料理のご紹介です。

先付け
先付け:大根豆腐 柚子味噌かけ 魚タタキ 食い汁 打ち野菜

八寸
八寸:鯛梅寿司 サーモン奉書巻き 田作り 松笠烏賊木の芽焼き
   射込み掘川牛蒡 福味噌漬け

煮物椀
煮物椀:扇大根含ませ 手羽柔らか煮 一文字人参 菜の花 蕎麦団子

向付け
向付け:本日のお造り あしらい一式

焼き物
焼き物:寒鰤照り焼き 黄味卸し 黒豆松葉 蕗当座煮 酢取り生姜

鉢物
鉢物:鰊親子煮 竹麩 梅人参 友飴 小角パプリカ 木の芽

これに〆はせいろ蕎麦

デザート
デザート:冬みかん ベイクドチーズケーキ






湯文字体験記

中谷比佐子先生の「きもの寺子屋」に参加してまいりました。
着物の生き字引の先生ですが風水にも精通されているので
平成29年年頭に今年はどんな年になるのか興味深く伺って
まいりました。

ですが、今回ブログに書かせて頂くのは、そちらのお話ではなく
最後に実習した「湯文字・胸当て講座」
湯文字の何たるかを全く知らなかった私ですが、「骨盤をしっかり
と固定し、内蔵を安定させ、腰痛を軽減し、着姿を美しく見せて
くれる素晴らしい機能を備えているもの」ということで、あ、これは
今の私に必要なもの!と、ビビッときてしまいました。

と言うのも最近、自分でも骨盤の開きが気になり、本当は自分の
筋肉で締めるべきなのでしょうが、歳と共に筋力も衰え、さりとて
洋のコルセット的なものは苦しくて合わず。
何か良い方法はないものか、と思っていたので実にタイムリーでした。

骨盤図
上図の右側は前傾した骨盤図ですが、私の場合は骨盤が開き
内蔵が落ちてポッコリお腹が出る、というタイプでしょうか。

いずれにしても女性は妊娠出産があるのでどうしても骨盤が
動きやすいのですね。

湯もじ
湯文字

湯文字は昔の女性の下着ですが、このシンプルな形で
体型の変化や保温などを調節していたのでしょうね。
紐を使わず力布でグッと斜め上に持ち上げて(贅肉も)
腰骨の位置で引き締めます。
結ぶということはせず、背中にまわした力布の端を湯文字の
中に入れこみます。これだけ。
始めはちゃんと締め上げるのが難しくて緩んでしまうのです。
しっかし、上手く出来ればこの締り具合の気持ちいいこと。
「これ、洋服で付けられないんですか?」という質問も
出た程でした。

締め付け過ぎず、苦しくない。それでいて骨盤がしっかり
固定される感じで腰回りがスッキリです。
(裾除けは湯文字の上に付けます)

さ〜て、どのくらい練習したら上手く出来るようになるかしら?



この日、着て行ったのは
雨予報だったので英さんの縞の小紋

扇袋帯、帯前
帯でお正月感を出そうと扇柄の袋帯に。
ペパーミントグリーンの帯揚げに金糸の入った白の帯締め。


縞の小紋に扇袋帯
お太鼓




美味しい和食

暮れからお正月にかけて大家族の御三どん、洗濯に追われた私が悲鳴を
あげたので、夫が外に連れ出してくれました。
「今日は外食しよう」
わ〜い、やったー!

来週帰るハワイ組の希望もあって「美味しい和食を」
と言う訳で横浜の「木の花」へ。

コート姿、お店の前で
お店の前には小さな門松が


お正月料理
お正月らしい設えのお料理。この他に煮物、赤出し、ご飯、
香の物、デザートが付きましたが嬉しすぎて写真撮るのも
忘れて完食(笑)ああー、作らなくていいって何て幸せ。

まだ松のうちに2回もきもの着るなんて、今年は飛ばしてますね。
酉年なだけに(笑)
この日はやわらかものにしようと思ったけど、孫付きなので
やっぱり紬で。でもこれ紬でも引き染め小紋なんです。
グレイッシュなピンク紬に西陣帯
グレイッシュなピンクの紬に西陣の織りの帯。
くすんだ赤系の帯締めに黄緑の帯揚げ。


グレージュの紬にフクロウ帯飾り
帯飾りは前回と同じ、フクロウさんです。


グレージュ紬に西陣帯、お太鼓
お太鼓





明けましておめでとうございます

今年も穏やかなお正月を迎えることが出来ました。
今年の目標を一言で表すとしたら「しなやか」でしょうか。
しなやかに生きる1年にしたいです。
若い頃はピンッと突っ張って、何度もポキッと折れてきた気がします。
やっとこの歳になって理想的なのは弾力があって、しなやかにたわむのが
ベストだと思うようになりました。
ポキッと折れるのはシンドイですから(笑)
人間関係も体力的にも心も、しなやかにしていきたいものです。


今年のきもの初めは
お正月のきもの、八草紬
ほっこり紬で。


格子のきもの、前帯
格子の紬きものに、小倉貞右氏のアカンサス帯
くすんだオレンジの帯揚げに若草色の帯締め。


フクロウの帯飾り
帯飾りは酉年ということでフクロウさんです。


格子きものにアカンサス帯
お太鼓



今年も3日にきものが着られました。(たとえ、周りで孫が3人ばたばたして
いようとも!・笑)
今年は何回着られるでしょう? 

本年もどうぞ宜しくお願い申しあげます。