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「本屋の二階」

最近、アマゾンで本を頼むのをやめました。
我が町の小さな本屋さんを応援しようと思って。だって、町に本屋がないなんて
寂しいもの。
時間はかかりますが、本がない時はこちらで注文して届くのを待ちます。
待つのも、また楽し。

この本屋さんが最近、2階を改装して「ワーキング&読書スペース」を
作りました。
その名も「本屋の二階」

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反対側の窓際はこんな感じ。
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P.Cを持ち込んで仕事してもよし、読書してもよし。
ここでコーヒーも飲めますし、自分で持ち込んでも良いのだそうです。

面白いのはここでは「椅子」を買うのです。
つまり登録して会員になると、いつでも好きなときに何時間でもここを利用
できるという訳。

なるほど、良いアイデアですね。

来月から本の試し読みサービスというのも始まって、1階の本屋から3冊まで
本を持ってきて、ここでじっくり読んで、気に入ったら買うこともできる。という
ものです。

まだまだ試行錯誤しているので、これからもいろんなアイデアが出てくると
思います。と、穏やかな笑顔を見せる店主。
3月はプレオープン期間なのでワンコインで利用できるそうです。

いや〜、いい場所ができた。と、本好きの私はさ〜てどういう風に利用しようか、
と今から楽しみ。ん〜、ここでゆっくり手紙を書くのもいいかもね。
家で書けばいいじゃん、というお声が聞こえてきそうですが、家では電話がなったり
宅急便が来たり、夫の「お〜い、お茶」という声が飛んできたり、テレビの音が聞こえて
きたり・・・
ね、主婦の方はお分かりでしょ。
ちょっとした隠れ家、いえ隠れ部屋ですね。
「あれ、ママどこ行っちゃったんだろ?」 という夫の声が聞こえて来そうですが・・・(笑)





「サロン・ドトーヌ 2019」展覧会報告

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昨年10月にパリ、シャンゼリゼ通りで開催された「サロン・ドトーヌ」の
展覧会報告です。

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サロン・ドトーヌは世界中から集まった具象、抽象、写真、立体、ミクストメディア、
環境アート、デッサン、版画、建築、デジタル部門、の年に一度の祭典、
厳正な審査を通過した800点超の作品がシャンゼリゼ=クレマンソー駅から
コンコルド駅まで伸びる広大なパビリオンで多様な個性を開花さた。
具現化された現代アートの多様性、それと同時に構成力が生み出す厳格さと
色彩美の普遍性に来場者は思わず息を呑んだ。
展示ブースの其処此処では、経験豊かな重鎮作家と若い有望作家が、国籍、
年代を問わず、世界共通のテーマである「芸術」について尽きることなく議論し、
フランスの誇る「サロン」文化の健在を象徴する様子が会期を通して見られた。

以上はJIAS(日本国際美術家協会)の展覧会報告より一部、掲載させて頂きました。


今展に出品したのは「嘘を孕んだ真実」です。
サロン・ドトーヌも今年で8年目となります。
こうして毎年、この展覧会に出品出来ますことを光栄に思い、サロン・ドトーヌ審査の皆さま、
JIASの皆様に心より感謝いたします。

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「嘘を孕んだ真実」 ミクストメディア(和紙、墨、アクリル) 30F


最後にドトーヌ絵画部門長より日本作品についてコメントを寄せてくださいましたので
載せさせて頂きます。

「今年も多くの質の高い作品が本サロンに参加してくれた。
日本作品は美しいだけでなく、ディティールへのきめ細かさで際立っている。
仕事への誇り、職人的な忠誠、それが日本的精神性、揺るぎないアイデンティティの
1つであると感じる」 サロン・ドトーヌ絵画部門長 ルフォール・ティエリ


チェスターコート

古いチェスターコートにはしっかりと肩パッドが入っていて
何か肩がトンガって、かっちりし過ぎている。
それが嫌で何年か出番がなく、クロゼットで眠っていたが
とうとう今年は意を決して肩パッドの改良を試みた。

裏地を解くことから始めて肩パッドの綿を減らしながらまた肩に
戻しては調整を繰り返し、今の時代に合った、私の肩に合った
ちょうど良いバランスを見つけるのに結構、時間がかかった。
昔から大きな変化はないから、つまり流行りものではないから
何年たっても着られるのはありがたい。

そもそも何で「チェスター」なのか?
諸説ある中で、チェスター・フィールド伯爵が愛用していたので、
その名がつけられたというのが有力だそうな。

何にせよ数年ぶりでまたこのコートが活躍してくれることになって
嬉しい。

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Gパン、スニーカーの上に羽織ってカジュアルに


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スーツの上に着ればフォーマルにと、応用範囲の広いコートなのです。

直すのにたっぷり半日費やしましたけど、やった甲斐があったと
思えるように、残りの冬をせいぜい着ることにいたしましょう。



サロン・ドトーヌ2020 始動

何とブログを書くのは2ヶ月ぶりなことに、自分でビックリしています。
その間に2019年から2020年になっていました(笑)

今年も宜しくお願いいたします。

昨年10月、パリで開催された「サロン・ドトーヌ」の展覧会報告も届いておりますが
シャンゼリゼ大通りで澄み渡る秋空の下、盛大に開催された模様。
ご報告はまた、後ほど。

さて、月日はあっという間に過ぎ、今年もこの季節になりました。
サロン・ドトーヌ用の作品の審査が始まります。
現在、出品に向けて準備を進めております。

今回の作品はこちら
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「アンコンシャス・バイアス」 縦91×横72.5㎝ ミクストメディア(墨、アクリル、和紙)

日本語で言えば 「無意識の偏見」
自分はかなり偏った考えや偏見のない方だと思っていましたが、ある事があって
自分の思い込みの激しさに愕然とした、その時の気持ちを表したものです。

歳をとると、自分でも気づかないうちに偏った見方をしているものですね。
頭を柔軟にするにはどうしたらいいのかしら・・・?
只今、模索中。
とりあえず、この絵を見たら、そのことを思い出すようにしましょう。



*絵の著作は江田 朋百香にございます。
無断掲載、転用は固くお断りいたします。



絵本は子供だけのもの?

私は絵本が大好きです。
いい大人が絵本なんて・・・という人がいたら「その人は
まだ青くさく大人になっていない証拠」と言ったのは
かの有名なC.S.ルイス。

孫たちのクリスマスプレゼントは絵本と決めているのですが
渡す前に何度も何度も読んで楽しむのはこの私です(笑)
もちろん、汚さないように気をつけて。

そろそろ今年も絵本を探し始める季節になりました。
何しろ孫は4人、男の子、女の子で選ぶものはもちろん違うし、
年齢によっても違います。
さらにハワイに住む孫たちには、わざと日本語の絵本を送ります。
これは娘の希望もあって日本語の勉強になるからです。

さて先日、早くもヒット作を見つけました。
ソフィー・ブラッコール作の「おーい、こちら燈台」という本です。
小さな島の灯台守のお話ですが、とても新鮮な感動を覚えました。
今の子たちは「灯台守」なんて知らないんじゃないかしら。
現代では灯台はみんなコンピューターが管理するので無人です。
でも昔は灯台に人が住んでいて毎日、日誌をつけて・・・晴れた日には
釣り糸を垂らして魚を釣ったり、嵐の日には座礁した船から命がけで人々を
助けたり・・・  毎日がドラマチックです。
その様子が美しい絵と短い文章で綴られています。

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もう一冊は、いもとようこ作の「まいにちがプレゼント」
こちらも可愛い絵と短い文章なのですが内容はとても深い。
哲学的ですらあります。
大人が読んでもんー、そうかぁ そうだよな〜と唸ってしまいます。

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絵本作家って凄いですよね〜。
短い文章で簡潔に、物語を伝えているのですから。
子供がどこまで理解できるのかわかりませんが、きっと心には残ると
思います。
それでいい、絵本ってそういうものですもの。

行ったことのない場所、会ったことのない人たち、想像をはるかに超えた
世界。いろんな価値観、心が自由に飛び回れる空間、美しい色彩。
ゲームに夢中になる前に大人がもっと子供達に絵本を読み聞かせて
欲しいな〜と願う婆であります。


もう1つ、おまけの本は「ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなに
なるまえの詩集」

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題名はえらく長いのですが、これは子供から大人まで幅広い層に読んで
もらいたい本。
詩の楽しさが分かるし、「ぼく」を尋ねてくる少年との会話で詩を紹介しながら、
最後には「ぼく」と少年の関係性が分かるようになっていて、なかなか面白いです。




吉田美保子さんの展示会へ

台風一過の晴天の日、吉田美保子さんの展示会に
行ってまいりました。
場所は南青山のギャラリー、イトノサキ。

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2年半くらい前になるでしょうか、吉田さんとバッグの作家、善林さんの
コラボ作品のバッグを持って伺いました。
これがこのバッグのシリーズの第一号になるんですよ(と、何の意味も
ありませんが自慢してみる。 笑)
会場にはこの子の姉妹も並んでおりました。

素敵な帯や着尺が並ぶ中、ため息をつきつつ拝見しましたが、この日
私が会場に入った途端に心惹かれたのは、真綿の赤系のストール。
日本の色彩で言えば蘇芳色(すおういろ)と今様色(いまよういろ)の間くらい。
このほっこりした暖かい色に一目惚れでした。

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何とラッキーなことに、ストールを買うともれなくストールを入れる袋が
付いてきます。確かにこのままバッグに入れると、糸が引っ掛かったり
しますものね。ナイスアイディアです。

着物でも洋装でも、どちらにも活躍してくれそう。


吉田さんの展示、台風の振り替えで明日15日(火)11:00〜19:00も
展示するそうです。

イトノサキ
港区南青山4-1-5 KFビル2階 TEL03-6721-1358 月曜定休
東京メトロ銀座線「外苑前」より徒歩6分



無花果

今日のおやつはイチジク大福。
我が町の和菓子屋さんの店主の最新作。

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イチジクは丸のままでなく、餡に刻んで練りこんであります。
表面にまぶしてあるのは、ココナッツ。
なんとも絶妙な和洋加減。
甘さが優しくて病みつきになりそう。

店主曰く、10月いっぱいくらいはやろうかなと思ってます。
そー、イチジクは季節ものですものね。
明日も買いに行っちゃおうかな〜❤️


赤いハート

「人生とは時間をかけて自分を愛する旅」
と言ったのは誰だったでしょうか?

子育て、仕事、親の介護と夢中でやってきて自分を
振り返る暇もなかった。
この歳になって、ようやくこの言葉の意味を しみじみ味わうことが
できるようになりました。

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「赤いハート」 和紙に墨、アクリル (個人所有)


よくやってきたよ、頑張ったよ、さあ もうそろそろ自分を一番に
考えていいんだよ。
60を超えると言うことは、終わりに向かって新たな人生に踏み出す
時なのかもしれません。


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「赤いハート・A」 洋紙に墨、アクリル



それなりに身体の不調もあるけれど、それもまた「生きる」と言うこと。
養生しましょう。

赤いハートは 自分へのエール。
自分を愛することを 忘れている人へ、これを見たら思い出せるように・・・。
これが私、こんな私。どんな「私」も愛せるように。



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「赤いハート・B」 和紙に墨、アクリル





Instagram

全くするつもりはなかったのに、ひょんな事からインスタグラムを
始めました。



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ブログと何が違うかと言えば、携帯で撮った写真をそのまますぐ
アップしてお友達とシェア出来る事でしょうか。

何気ない日常を切り取ってアップしています。

インスタの方は写真中心で、言葉はあまり書き込みません。
今の所、限られた友達のみ公開。
というのも、まだよく分かっていないので・・・
やっているうちに段々慣れるかなぁ、と。

やってみると、面白いです。
普段、なかなか会えない友達の近況などが分かって。

世の中、こういう時代なんですね〜。
さて、どこまでついていけるかな〜?

そう言いながらも、綺麗な空模様なんか見ると、ついパチリ!
インスタにアップしたくなります。


いきものがかり

近所の花屋のお兄ちゃんから、スズムシを貰いました。
雄10匹、雌10匹。

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最初は全部、庭に放す予定だったのですが、リィーンリィーンという、あまりにも美しい音色に
うっとり。半分放して、後は暫く飼育してみようかと・・・

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さっそく、スズムシの館を作りました。
新しい環境にビックリしたのか、みんな中央のダンボールの隠れ家に入っちゃい
ましたね。

時を同じくして夫はメダカを貰ってきました。

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魚って死ぬとプッカり水に浮くでしょ、私はどうもあれが苦手で、メダカ担当は
夫です。私はスズムシ担当。
かくして、ジジババは「いきものがかり」となりました。


「1933年の室内装飾」

白金台にある庭園美術館に行ってまいりました。
今は美術展ではなく、この建物の建築や装飾がじっくり観られる展示と
なっています。普段は公開されない部屋や浴室なども観られます。
そう言えば、何度となく来ている美術館ですが、建物そのものや
お部屋をそう言う目で見たのは初めてかも。
いつもはやはり展示品の方に目を取られていましたから。

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ご存知の方も多いと思いますが、ここは旧朝香宮邸でした。
主要な部屋の設計をフランス人装飾家アンリ・ラバンに依頼し、日本側では
宮内省内匠寮の技師、権藤要吉がその設計に取り組みました。
つまり日仏のデザイナー、技師、職人が作り上げたまさに建物そのものが
芸術品です。

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装飾金物、輸入壁紙、漆塗り、照明器具、型板ガラス、タイル・・・と何を
観てもため息しか出ません。
本当にここに人が住んで生活していたの?(まあ人と言っても普通の方達ではないですが)

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この建物と室内装飾の展示は9月23日までです。
都会のオアシスのような庭園美術館、まるでどこかの別荘に避暑に行ったような感覚でした。

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「1933年の室内装飾」 7月20日〜9月23日
午前10時〜午後6時(入館は5時半まで)
休館日:毎月第2・第4水曜日
東京都港区白金台5-21-9 03-5777-8600
入館料は展覧会によって異なります。