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準備万端

今年も日本蜜蜂の分蜂の季節がやってきた。
我が家の巣箱は、残念なことに昨年の猛暑の影響で全滅。
(といっても、2箱しかないのだが)
今年の分蜂に期待したい。
きっとどこからか、飛んできてくれる・・・ハズ。

例によって我が日本蜜蜂の師、渡辺先生の登場。
巣箱の清掃から、周りの環境設定まで すべてお任せ。
すると 早くも偵察蜂を発見!
風にのってフワフワと飛んでいた。
これは「いい感じ」と、期待度倍増の先生と私。
良い場所を見つけた、と早く仲間に知らせておくれ。

お手入れの後、いつも蜜蜂のお話を伺うのが楽しみ。
「古い桜に樹にはウロがあるので、日本蜜蜂は必ず、そのそばに
いるものです」
つまり野生の日本蜜蜂はウロを巣にすることが多いからだ。
もちろん、短い期間ではあるが桜の蜜も集める。
和蜂と桜、なんともしっくりくる関係だ。

蜂蜜の味は、集める蜜によって味が変わる。
桜の蜜から作られた蜂蜜は、どんな味だろう?

西洋蜜蜂は、一度巣箱に棲むと ずっとそこに棲み続けるが
和蜂は何か気に入らなければ(たとえば、午後の日当たりが強いとか、
風当たりが強いとか)作った蜂蜜を持ってさっさとその巣を捨ててしまう。
何ともドライというか、でもこれも生活の知恵で、だからこそ
細々とでも生き抜いてこられたのだろう。
合理的と、言えるかもしれない。

好む蜜も洋蜂は、レンゲやタンポポなどだが、和蜂は地味な花、
ツゲやサカキなど、花が咲いていると気付かないような小さな花を
好む。 食性が全く違うことも、和蜂にとって幸いしてるのかもしれない。

ただ共通の敵は農薬。
なので、田舎の蜂は危機に瀕している。
皮肉なもので、銀座の蜂が元気なのは皇居や浜離宮から蜜を採って
くるから。
どこでもいいから 蜂さん達が元気に飛び回ってくれることを
切に願うばかりだ。

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箱に残っていた巣のかけら。
これで、和ロウソクを作る。


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黒蜜や日本酒などを塗っておいた巣箱。
バーナーであぶると、それらが溶けて
蜂の好きな匂いを発する。

悲しいけど、美味しかった蜂蜜

今年の猛暑は思わぬところにも、被害を及ぼした。
春の分蜂で2番目の巣箱に蜂が入ったと、喜んだのにこの暑さで
巣が落ちてしまい、蜂達は巣を捨ててしまった。

西洋蜜蜂は1度入った巣に、ずーっと棲み続けるが、野生の
日本蜜蜂は 少しでも不具合があれば、さっさと巣を捨てて
新しい所へ移ってしまう。
それが、彼らの生きながらえる術なのだ。

写真は落ちた巣の一部(これ以外はグチャグチャだった)
彼らの置き土産を、悲しみに包まれつつも、ありがたく頂いた。
この猛暑の中を、小さな蜂さん達が一生懸命、集めてきた
貴重な貴重な蜂蜜だ。
お味はもちろん、フレッシュ&スウィーツ。

ところで、3番目の巣箱は今のところ元気。
先日も不届き者の蜘蛛が巣箱のまん前に巣を張り、蜜集めに
出た蜂さんをフンワリキャッチしたのを目撃。
頭で考えるより先に、私の手は蜘蛛の巣を壊して蜂さんを助けていた。
考えてみれば、蜘蛛だって生きてゆかねばならないのだ。
でも、今の私はエコヒイキオバハン。
というのも8月に巣に入った蜂はスタートが遅いので、まだまだ巣が
充実していない。
この夏を持ちこたえられるかどうか・・・?
何とか頑張って欲しいと祈るばかりだ。

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ボコッと盛り上がって
いる中には蜂の子が
いる。その他の所には
蜜がたっぷり!

銀パチ・スウィーツ・ラブ

以前にも書いたが銀座のビルの上で養蜂が行われている。
(銀座蜜蜂プロジェクト)
この暑さにも負けず、銀パチ君達は元気に蜜を集めてきているそうで
、嬉しいことだ。

今年も期間限定の銀座スウィーツのシーズンがきた。
(お知らせが遅くてすみません。もう、後半みたいです)
私も銀パチ君達を応援すべく銀座マツヤで、買ってきた(下写真)
マツヤ以外でも、ホテル西洋銀座のケーキショップ
(03-3535-1111)や、スワンベーカリー銀座店
(03-3543-1066)他、いろんなお店でそれぞれに工夫を
こらした銀パチスウィーツがあるので、銀座に行ったらチェックしてみて。

⑧ 銀パチ君達は西洋蜜蜂、日本蜜蜂、いろいろ種類がいるみたいです。
  集める蜜の好みが違うのでケンカにならないのですねぇ。
  おもに、皇居や浜離宮、街路樹などから蜜を集めます。
  地方の蜂が農薬などで危機的な状況にある中、皮肉にも都会の蜂は
  無農薬の蜜で元気なんです。

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キャンティのレーズンクッキー
ホワイトクリームの中に
練り込まれた蜂蜜とお酒が
絶妙。

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タント・マリーの
マカロン。
枝豆と蜂蜜の2種類入り。






http://www.gin-pachi.jp

嬉しい帰還

先日、2箱ある野生の日本蜜蜂の1箱から蜂が逃去したと
書いたが 実は、この春 3箱めを分蜂に備えて、庭の北側に
設置しておいた。その箱に、いつの間にやら 蜂が入っていたのだ!
春の分蜂に失敗してから、あまりその箱を気にして見てなかったので、
いつ入ったのか定かではないのだが、渡辺先生曰く、1番目の箱に
スムシが大量に発生し、一時どこかで避難していた蜂達が
やはりここが1番良いと3番目の箱に戻ったのではないか・・・という。

それにしても今朝、「アサイチ」で蜂蜜の効用をいろいろ紹介していたのを
見た直後に発見したので、なお嬉しかった。
蜂さんが作る自然の蜂蜜は、本当に人間にいろいろな恩恵をもたらして
くれる。
巣箱を設置するにも、いろいろ条件がある。
出入り口が南を向いているとか、西日があたらないとか、木漏れ日が
あたる位がちょうど良いとか・・・etc。
なかなか好条件の所は少ないだろう。

蜂は手に乗せて「いい子、いい子」出来る訳でもないし、名前を呼んで
飛んでくる訳でもないが、それでも長平庵の庭に棲んでくれているだけで
愛着が湧いてくる。
ましてや、この異常気象や都会の砂漠化が進むなかで、懸命に生きている姿を
見ると、愛おしいとさえ感じる。
前にも書いたように、蜂は環境生物なので蜂が生きられない世界は、いずれ
人間も生きられなくなるということだ。

本当に、本当に微力ではあるが、この小さな生き物が末永く、ここで生きて
ゆける様に私の目の黒いうちは、この庭も長平庵も残してゆかなければ・・・
と、さらに固く決意した夏の朝であった。

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3番目の巣箱。
残念ながら蜂さんは
写ってないが、
元気に蜜集めに
飛び回っている。

逃去

日本蜜蜂の巣箱に異変がおきた。
旅行から戻ってみると、古い巣箱がカラになっていたのだ。
今年の春に分蜂した巣箱は元気(分蜂しててくれて良かった)
さっそく、渡辺先生に見て頂く。

巣箱の場合は3,4年が限界らしい。
だいたい3,4年たつと、その巣箱をすてるのだそうだ。
蜂の数が減るとか、スムシ(蛾の幼虫)の侵害が生ずるとか、
原因はいろいろ考えられる。
でも救いだったのは、全滅したのではなかった事。
なぜそれが分かるかと言うと、蓄えた蜜を持って出ているから。
そう、蜂さん達は、あの小さな体で一匹にどれだけの蜜が持てるか
分からないが、せっせと巣を崩して運んでいったのだ。
さすがです。

こんな事なら、やはり春に蜜を採取すれば良かった。と、思う反面
いやいや、この暑さの中、蜂さん達はきっと、より快適な住みかを
見つけて無事に移住した筈、これで良かったのだと、と思ったり・・
来年の分蜂時期に、またこの巣箱に戻ってくる可能性が高いと、
渡辺先生がおっしゃってくださったので、それに期待しよう。

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日本蜜蜂は、スムシの
被害を受ければ、
抵抗せずに逃去する。
これは、無事だった方の
巣箱。
暑いので巣箱の上に
簾(スダレ)を
日除けにかけている。