オルセーの奇跡

今回の旅のメインイベントであるヴァンヌの展覧会地も無事、訪問出来、
やっとこれから安心してパリの観光が出来る。
娘達は初めてのフランスなので(と言っても、私も30年ぶりだが)
美術館を見たがっていた。
私もオルセー美術館には行きたいと思っていた。
昔の鉄道の駅を美術館として蘇らせたのが1986年のこと。
セーヌ川沿いに佇むオルセーは印象派と呼ばれたモネ、マネ、ドガ、ゴッホと
いった作品はもちろん、1900年、パリ万博に際して造られた建物自体、
素晴らしい。

自然光を採り入れた部屋で、ほんの30センチの近さで生のゴッホやロートレック
が見られるのは何と幸せなことだろう。
学生の頃、油絵を描いていた時に飽きることなく眺めたセザンヌやルノワールの
本物が目の前にあるのだ。これには素直に「感動した」としか言いようがない。

ところで、オルセー美術館見学には大きな奇跡があった。
今回の滞在はホテルではなく、アパルトマンを借りたのだが 初日、食料品を
買いに出た娘達が道に迷った時、親切に教えてくれた青年がラザ。
その彼が勤めている所がオルセーだった!
と、いう訳で私達は日曜の混雑した館内に入るのにも並ぶことなくスイスイ。
館内をよく分かっている彼のお陰で、見たい所を楽しく見る事が出来た。
これを奇跡と言わずに何と言おう。
彼はガボン出身で大学に通いながらオルセーで働くまじめな青年。
歳は27才。パリに来て3年だという。
当たり前のことかもしれないが、こうして日本を出て外国に来るといろんな人が
いるのだな・・・と、つくづく思う。
                            7月4日記

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オルセーの中で、唯一
このレストランだけが
写真OKな場所。
ここで食べた鴨料理は
最高においしかった。
値段も見かけによらず、
リーズナブル。

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