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天才の育て方

特別にクラシックが好きという訳でもなく、詳しいわけでも
ないのですが、クラシックの中で何が一番好きか?と
聞かれたら必ずこう答えます。
「ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第二番」
初めて聴いた時から、あのサビの部分(クラシックではサビと
言わないのか? 笑)が、忘れられず、あれを聞くために
長い曲を聴くのです。な〜んて言ったらラフマニノフさんや
クラシックファンにお叱りを受けそうですが。

で、前々記事でご紹介した、かてぃん、こと角野隼人さんの
ラフマニノフ貼りましたので、お好きな方はどうぞ聴いてみて
ください。(長いので、どうぞお時間のある時に)



前にも書きましたが、角野さんのピアノの音色はとても綺麗で
澄んでますよね。軽やかなのに、曲への想いが指先まで伝わって
それが鍵盤の上で弾けてる感じ。(素人感想ですみません。専門家から
見れば、もっといろいろあるのでしょうが・・・)
どうしたら あんな音が出せるんだろう?と思っていたら、友人が
こんな本を教えてくれました。

IMG_6438.jpg

彼のお母様はピアノの先生で、ご本も出されていたのです。
『「好き」が「才能」を飛躍させる』 
東大在学中に特級グランプリを受賞した息子を育てたお母様ですから
説得力あります。「息子さんの出来がよかったんじゃないの」と
言ってしまえばそれまでですが、角野美智子さんは、コンクール上位入賞者
を延べ100名以上排出したピアノの指導者なのだそうです。

さぞや厳しい練習をされたのだろうと思いきや、ピアノの弾き方よりも
子供の感性を磨くことや練習に「ゲーム感覚」を取り入れたり、例えば
手首を柔らかくするために毛糸巻き競争をしたり、指を付け根から
動かせるようになるために「鈴鳴らし」(手作り)をしたりと、いろいろ創意工夫
されているのが素晴らしいです。そんな一見、ピアノとは関係なさそうな練習が
今の彼のあの音色に繋がっているのかもしれませんね。
(私も子供の頃、こんな先生に出会っていたらピアノを続けられたかも・・・
と、すぐ人のせいにする・笑)

そして何より子供の親として耳が痛かったのは、
「教え始めた頃の私の指導は必要と思うことを教え込んでしまって、生徒自身に
考えさせる余裕を持たせていなかったのだと思います。
私の中にすでにある理想の型に子供をはめ込もうとしていたのです。」

いや〜、親は多かれ少なかれ こういう経験ありますよね。(あれ?私だけ?)

まあ、遠い過去を反省しつつも 今、子供や孫を育てている方たちにシェア
したいです。
子供の才能はどこに隠れているか分からないので、その芽を摘んでしまわない
ように、大人から見てどんなに変なことに興味を持っても、暖かく見守って
あげて欲しいものです。
余談ですがハワイの孫のE君は爬虫類が異常に好きで、娘は気持ち悪がって
いますが、とうとうトカゲを飼う羽目に・・・それが時々、脱走するので、壁に
張り付いた「それ」を籠に戻すのが娘の仕事に・・・(笑)
でも、今に爬虫類博士になるかもしれないので我慢して、と言っときました。

さて、こちらはけいちゃん、こと長谷川圭介さん。
同じラフマニノフをジャズ風にアレンジしています。
んー、この方は作曲やアレンジの才能あり!とおばさんは睨んでいます。



あのラフマニノフをこんなジャズ風に弾けるなんて、こちらもブラボー!
ですね。

コメント

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No title

こんにちは! 難曲ラフマニノフは確か浅田真央さんも選曲していましたよね。子どものころは良さがわからなかったのですが^^; 今聴くと現代音楽への橋渡しのような味わいを感じ趣深いです。クライマックス?のあたりはガーシュインを想像させたりして、なるほどジャズにアレンジしてもクールだなあ、と感心しながら動画拝見しました。

おうおうにして、教えることと、考えさせることが両立しないときってありますよね…私は子どもに何かを教える機会はないのですが、誰に対しても、自分の型の押し売りはしないようにしよう、と思います。

絵美さま

人って子供に対してに限らず、自分が正しいと思うとそれを押し付けようとする傾向がありますよね。なんでそうなってしまうのだろう?(今は特に夫に対して)
だいたい「正しい」って何だろう?いろんな考え方ややり方があっていいはずなのにね。その人のペースってのもあるし。「押し売り」「お節介」おばさんの悪いクセです。(反省)

けいちゃんのジャズアレンジ、ラフマニノフさんもビックリですね(笑)

No title

ラフマニノフって超絶技巧なイメージがあります。
でも繊細ですよねえ。
あ〜、クラシックも聴きに行きたい・・・

香子さま

確かに超絶技巧ですね!私は譜面を見ないでこの長い曲を覚えているのが驚愕です。どういう頭の構造してるんだろ?
コロナが終息したら、角野さんのコンサート聴きに行く!というのが、目下の夢です。

No title

東大生はピアノレッスンの経験者の割合が多いのですが、角野君のお母様はピアノの先生なのですね。
ピティナでグランプリを得たラフマニノフの
Pコン2番の演奏は、素晴らしいですね。
コンクール出身者の傾向として、機械のような早弾きや派手な演奏スタイルの人もいる中、彼の演奏は技術面は勿論、情感溢れるもので、引き込まれます。

けいちゃんのジャズアレンジもいいですね!
ラフマニノフの曲は所々ジャズです。
絵美さんがお書きのように、ガーシュインは
ジャズの名曲も沢山送り出しています。
このお二人も令和のラフマニノフとガーシュインかもしれません。

No title

朋百香さん、両方の演奏聞き比べしました。
どちらも良いです。甲乙つけがたいくらい良いですね!ピアノ&オーケストラの生演奏、ゾクゾクっときました。生の音楽に飢えています。渇望は半端ないです。

セージグリーンさま

「このお二人も令和のラフマニノフとガーシュイン」なるほど〜。さすが音楽通のセージグリーンさんのコメントです。
そーそー、角野さんの弾き方、情感溢れてますよね、きっとそこが好きなんだわ、私。

まるたけさま

ま〜、長いのに皆さん、聴いてくださって嬉しい!(笑)こうして気軽にYouTubeで聴けるのは嬉しいけど、生演奏に勝るものないですよね。おっしゃるように「渇望は半端ないです」

No title

演奏のご紹介 ありがとうございます。
自分ではなかなか探して行かないので 久しぶりに ピアノ曲を聞きました。
この曲 私も好きです。
で やはり 生 にはかないませんよね。
私は お能の囃子と地謡の声に飢えています。
なんがか急に感染者数が減ってきて ほんとかしら、と首をかしげつつ、、、
生の舞台に 飛んでいきたい~。

子育てに関しては、 子に すまなかった、、という思いがたくさん、です。

風子さま

「なんだか急に感染者が減ってきて・・・」
ほんとかしら?と思いますよね。街を歩いている人は減ってないのに・・・
でもこれでワクチンも打てるようになれば、生音楽も夢ではない。いつかきっと・・・

「子に すまなかった」正直なご感想ありがとうございます。右に同じです(笑)

No title

私も仕事してしながらですが、聴かせていただきました。ラフマニノフのこの協奏曲も、とてもドラマ性を感じる曲。角野隼人さんは華のある方ですね。
私が贔屓なのはフォルテピアノ(時代ピアノ)っていうのを演奏する川口成彦さんて方なんですが、それまでなんとなくキザっぽくて苦手だったショパン曲が、フォルテピアノで聴いたらガラリと世界観が変わってしまいました。いつかこの川口さんのショパンを聴いてみたいのですー。
しかし、うちはクラシックはなんせ相方主導でして(笑) 、去年の春は2件コロナでキャンセルになりました。今年の秋には出掛けられるといいなあと思います。
いつかクラシックも一緒に聴きに行きたいですね♪

tomokoさま

川口成彦さんですね、検索してみよ。
時代ピアノっていうのも、初めて知りました。
知らない事いっぱいで、楽しい!
幾つになっても知らない事があるって幸せだな〜。ってか知らない事だらけだけど(笑)
ぜひ、ご一緒しましょう、クラシックコンサート!