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収穫期

最近読んだこの2冊の本は、これからの人生に大いに
参考になるものでした。

1冊目は以前にもブログに書いた群言堂さんのオーナー夫妻の
「仲良し別居のすすめ」(小学館)

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お2人は石見銀山の大森町で、会社を経営しながら徒歩1分という
スープの冷めない距離で仲良し別居をされています。
本にはどういう経緯で別居に至ったか、そのことによって夫婦がどう変化したかが
妻側、夫側から書かれています。

もう1冊は、上の本で知った五木寛之氏の「林住期」(幻冬社)
古代インドでは人生を学生期(がくしょうき)、家住期(かじゅうき)、林住期
(りんじゅうき)遊行期(ゆぎょうき)の4つに分けたそうで、現代で言えば
林住期は50歳から75歳くらいまで。まさに私はその真っ只中であります。

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もちろん、古代と現代では人の寿命も全く違いますが、五木寛之氏は現代の
林住期をを社会人としての務めを終えたあと、すべての人が迎える、もっとも
輝かしい『第三の人生』と解釈されています。
そう考えると人生の晩年もなかなか捨てたもんじゃない、ここまで来てやっと
好きなことをしていいのだとお墨付きを頂いたようで少し、肩が軽くなった気が
します。

これらの本を読んで1番の収穫は、夫婦の距離について考えられたことです。
結婚して41年も経てば、若い頃のような夫婦関係ではもちろんありませんし。
男と女というより、同じ釜の飯を食った戦友、仲間、相棒という感覚でしょうか。
いろいろあったけど、よく乗り越えてここまで来たねぇ。という感じです。

なので一言でいえば「旧友」というのがしっくりくるかな。
夫だと思うとムッとする言動も古い友達だと思うと、まぁいっか〜と許容範囲が
広がります。夫が歳をとってきた(もちろん私も)せいもあると思います。

いつ何が起こるか分からない人生ではありますが、人生の晩年を心穏やかに
暮らしたい。嫉妬、独占欲、支配欲、承認欲・・・そんなドロドロしたものを
すべて手放して、最後に友情、人間愛で繋がれていたら、幸せなことだなぁと
思うこの頃であります。
(もちろん、夫婦は10人10色、いろいろなご夫婦の形があるでしょう。
あくまでもこれは、私の感想ですので悪しからず)


「衰えを傍らに一歩一歩大地を踏みしめながら進みはじめた時こそが
真の人生の収穫期となる」 小川洋子

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コメント

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No title

良い本を読まれましたね。五木さんの本はたぶん図書館で読んだ記憶が。最初の本、なんだか興味があります。どんなご夫婦なのかしら。実は私たち、今日が40年の結婚記念日なんです。そんな日に朋百香さんのこの記事。縁を感じるなあ♥

まるたけさま

結婚記念日、おめでとうございます!
うちは今年41年でしたから、同じようなもんですね。親と暮らした時間より長いのですから不思議なもんです。
そうでしたか、五木さんの本、読まれたんですね、さすがです。
群言堂さんの本は、具体的に例が書かれているので参考になりました。そして幾つになっても夢を持つことの大切さが必要なんだなと。
そしてこのご夫婦の凄いとこは、その夢を実現されていること。

No title

ああ、下の写真の実のカラフルで綺麗なこと!
私好みの色合いだなあ♪
ああ、ワタシもあと半年で結婚40周年です。
惚れた腫れたはもう遠い昔、同居人な感じi-278

香子さま

ね〜、綺麗ですよね、ノブドウの実。
私も大好きな色合いで、この季節はこれを探して散歩するのが楽しみです。

結婚40周年、香子さんも同じ頃なんだ〜。
よく頑張りました!40年。(笑)

No title

野葡萄 美しいです。
うちの庭 あ 敷地にだってあってもいいのじゃないか、と探しているのですが 見当たりません。

仲良し別居 いいなあ
憧れます。
と 書きつつ うちは 仲良しちょい未満 家庭内別居みたいなもんかもしれない、とか、ふと、思いました。

風子さま

あー、ウチもです。夫が足が悪くなってきて階段の昇り降りが危ないので、夫のベッドは1階へ。お陰でイビキから解放されて幸せな安眠生活です。夫婦と言えどもこの歳になったら、寝室は別の方が絶対良いと思います。

野葡萄、え、こんなところに?って所にありますよね。