パリでかぐや姫

新オペラ座で「かぐや姫」を見た。
前衛バレエというのか新感覚で振付けされており、かぐや姫は白いタイツ姿で
所々にスパンコールがついていたが、チュチュさえ着けていない。
オーケストラはなく、太鼓と笙、篳篥、龍笛のみ。
太鼓は日本の鼓童というグループ、雅楽の三人組はやはり日本人でちゃんと装束も
着ており、指揮者より目立つ三段の雛段の中心に座って演奏し、フランス人の拍手喝采を
浴びていた。

舞台中央の大太鼓が月の役割もはたしており、神秘的な雰囲気。
天井から下がる竹や振付の中にも歌舞伎を意識した様な動きがあって興味深かった。
私達日本人は雅楽で聞いているこの笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)
の音色だが、フランス人にはきっと、とても不思議でミステリアスに聞こえたのでは
ないだろうか。因みに日本人でも知ってる人は少ないと思うが、笙は天からさす光、
龍笛は空を舞い立ち昇る龍、篳篥は地にこだまする人の声を表わしているのだそう。
                                      6月30日記
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これは「かぐや姫」の
パンフレット。
最後に姫が月に
帰るシーン。

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