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「ヨシダ、裸でアフリカをゆく」

前記事の続きになるのですが、
この展覧会で本を買いました。
ヨシダ ナギさんが、2009年から2014年までの6年間に
訪れた、アフリカ各地での文字通り体当たり滞在記です。

IMG_3582.jpg

抱腹絶倒あり、うーんと考えさせられる事あり、感動のエピソードあり。
ナギさんの行動力に感心したり、感動したりしながら一気に読んで
しまいました。

アフリカも今、凄い勢いで発展をし始めている。
とナギさんも書いています。
アフリカだけでなく、世界の少数民族が そのうち地球上から消えてゆく
のかもしれません。
彼らが消えてなくなってしまう前に、1つの記録として写真におさめるのが
自分の使命だと。

私の知っている人間なんて本当に、この広い地球上ではほんの少しだけ。
狭い価値観を振りかざして、知ったかぶりをして生きている自分が、
なんてチッポケで、なんておこがましいのだろうと改めて思い知らされた
気がします。
すべては天の配剤とおおらかな気持ちで生きてゆけたらいいなぁ〜と
つくずく思います。
そう言いながらも世界の少数民族がこのままそっと彼らの生活を守って
いけたらといいな〜と、またもやおこがましくも思ってしまうのですが。

本の最後に出てくるナギさんの言葉を
「正直、私には彼らの国や人間一人一人の歴史はわからないけれど、
彼らの力強い目を見ていれば、彼らがどれだけ充実した日々を送っているのか
がよく伝わってくる。とにかくアフリカ人は、お金名誉などの富とは違う、
お金では買えない富を持っている人が多い。」

「お金では買えない富」・・・究極の富ですね。
その富を手に入れるには、心を磨くことだと私は解釈しました。




「ヨシダ、裸でアフリカをゆく」 著者:ヨシダ ナギ 扶桑社



コメント

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こんにちは。前の記事からよみましたが、ともすれば映画かSFの世界かとみまごうビジュアルに驚きました。みな美意識がとても高い、、、!
ナギさんの撮影時の服装が黒一色というのは、何か意味があるのでしょうか。

絵美さま

本当にそうですね。
どの民族も美意識が高くて、その色彩、造形には驚かされます。しかもカメラは初めて、と言いながらその堂々としたモデルっぷりはプロも顔負けですね。
撮影には必ず黒い服という訳でもないみたいです。本を読むとナギさんの持論では、相手と仲良くなろうと思ったら同じ格好をするに限る。
という訳で、裸族のところではナギさんも裸になっています。凄い勇気ですよね。

No title

ヨシダナギさん、ほんの数年前でしたよね?
最初の作品発表するなり一気に話題の人になって雑誌などのメディアでたくさん紹介されてましたが、
まだ写真展見たことがなかったのでこの展覧会、行けるといいなあ。
肚の座り方が違うのでしょうか、肝も太そうな女性ですね、ご本も面白そう!

tomokoさま

写真はご覧のように綺麗ですが、実際そこに滞在するとなると、本当に決死の覚悟です。
何が起こるか分かりませんから。
何せ電気もトイレもない所がほとんどですからね。凄いのはホテルなのに部屋がない!(笑)
部屋があってもエアコンからイグアナが飛び出す! 日本のように安全で清潔な所に暮らす私には理解不能なぶっとび滞在記でした。