「青」について、とめどなく語る

先日、テレビで西洋人と東洋人の「青」の認識の違いというのを
やっていて興味深かった。
西洋人は青から紫の範囲を青と認識するが東洋人は青から緑の範囲を
青とする。
青磁などは、その良い例だ。
青磁というのは透明感のある青緑色の磁器で紀元前14世紀頃の中国が
起源。当時の皇帝に珍重され、この色をした青磁がもっぱら宮廷内で
使用され民間に出回るのを禁じられた為「秘色」とも呼ばれていた。
その後日本にも渡来し、日本では この色が磁器だけでなく染色としても
作られた。藍草の生葉を杵でついて出した汁を銅で媒染するとこの色に
染まるという。

最近、単衣の小紋を誂えたのだが、この「きもの」がまさに青磁色だった。
「飛び柄小紋」といい、青磁色の中にポンポンと白が、まるで蛍のように
浮かんでいる。実に品の良い美しい色だ。
このきものなら、どんな帯でも合せやすそう。
黒だとキリッと締まるし、白っぽい帯なら爽やかにまとまる。
・・・あ、きものの話ではなかった(スミマセン)

マリッジブルー、マタニティーブルーと、西洋ではどうも青は憂鬱を
表わす色らしい。
ピカソにも「青の時代」というのがある。
彼の親友が自殺し、その悲しみから「青の時代」が始まったと言われている。
確かにこの頃の絵は、死者の顔、貧しい人々、盲人、片目の婦人、と暗い
雰囲気のものが多いが、実はピカソが一流に格を上げたのは、この頃だと
言われている。

私にとって「青」は自分の内面に入っていく色だと思っている。
或いは自分の深いところの色。
あなたにとって「青」はどういう色だろうか・・・?
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