客観的に自分をみる

少し前の話ですが受賞のインタビューを受けた時に「お写真も
ぜひ」と言われ、手持ちのスナップでもいいかな、と思ったの
ですが、いや待てよ一応 JIAS(日本国際美術家協会)のサイトの
「大賞受賞インタビュー」に載るのに、いかにも素人っぽい
写真もなんだかなーと思ったわたくし。
フォトグラファー、武藤奈緒美さんにお願いしました。

武藤さんはご自分もきものを着るので、ちょっとした袖の位置とか
襟元なども直してくれて安心です。

この写真を撮った頃はまだ暑いくらいだったので単衣のきもので。

     壷を手に笑う
     白鷹織りのきものにコシノジュンコ帯

武藤さんは自然光を大切にしてらっしゃるので、光が柔らかい感じで
そのせいか表情も柔らかく見えます。
やっぱりプロは違うな〜。

      _立ち姿
      同じく白鷹織りのきものに田中御大の帯

自分を(外見も内面も)客観的にみるというのは難しいです。
鏡に映る時は、正面から見ますしだいたい「いい顔」して見る(笑)
なかなか自分の横顔や「本当の顔」は見れないですね。
今回は横顔や斜め後ろから、とかいろいろ撮って頂いたので、参考に
なりました。例えば、自分では笑っているつもりでも意外と口角が
上がっていなかったり。年齢と共に顔の筋力も衰えていくという
恐ろしい現実。
でも、下がってくるものはしょうがない。取りあえず、笑っていれば
何とかなる、という結論にいたりました。

      横向き
      横向きの方がマリオネットラインとか強調されて
      歳がでますね。


難しいのは自分の内面を冷静にみるという事です。
ある方に教わった方法は大きな金魚鉢の中に日々、右往左往している
自分や家族、友人とかが見えます。もう1人の私が金魚鉢の外から
それをじっと見る姿を想像します。
いわゆる俯瞰するという事でしょうか。
このイメージを頭にえがくと不思議と冷静に自分のことが見られるように
なります。
ああ、あんなことで取り乱してるな〜、こんなことで腹が立つんだ、と。

こうして客観的に見る練習をしてゆけば、いつかもっと冷静に、老いてゆく
外見も落ちてゆく体力も、すべてを穏やかに受け止められる様になるのでは
ないかと期待しているのですが・・・。
まだまだ、ジタバタする私がいます。


私が一番好きな写真はこれです。

後ろ姿

後ろ姿というのは、いろいろな事を物語りますねぇ。




武藤さんのリニューアルしたサイトは私の古いP.Cでは
開けませんでした。サイト名は「むーちょで候」です。
検索してみてください。
ということで、ここにはブログ「むーちょ写真日記」を
載せます。

武藤奈緒美さん・ブログ





コメント

非公開コメント

No title

俯瞰して物事を見る、難しいですね。
その方法、私も少し訓練するようにしようかなと思いました。
朋百香さんは姿勢が良くて羨ましいです。
最期の後姿、私も好きだわー。
ブログ上で拝見する朋百香さん、最近笑顔が多いような・・
見ているこちらも笑顔に。

sognoさま

えー、本当ですか? 嬉しい。歳がいけばいく程、口角を上げないと・・・と思う今日この頃です。だって身体の不具合がいっぱい出てくるでしょ?そういう時こそ口角を上げないとどんどん憂鬱なお婆さんになっちゃいますものね。取りあえず、笑っていれば何とかなる。(笑)

No title

こんにちは! 自然光を大切に…わかります。長平庵のナチュラルかつ歴史を感じさせるたたずまいに、白いお着物がふわっと浮かび、なじんでいくよう、、、美しいです。
>顔の筋力も
そうそう、私の場合、首を横に向けたときの筋が(顎から鎖骨にかけて浮かび上がる)、歳を感じさせるなあーと思いました^^
金魚鉢の例え、私も実践してみようと思います。

No title

さすがですね、場所もいいですし、撮り手もいいし、もちろん被写体もいい!三拍子そろってます。

自分を見る、自分を知るって一番難しいことですよねえ。
いつまでも右往左往するかもですが、渦中をすぎたところで振り返ったときに、
その右往左往ぶりが心に痛いこともあれば、逆に妙に愛おしかったりもして(笑)。
人間ってそこがまた面白いところですね。


絵美さま

この日は曇りだったのですが、そのぐらいの方が光が柔らかくて良かったみたい。
絵美さんはいつも笑顔が自然だから、いいな〜。私もラフターヨガいっぱいやって自然な笑顔に近づきます!

tomokoさま

そうですね、客観的に見ると他愛ないことで怒ったりない泣いたりしている自分が愛おしく思えたりもします。そして自分を許して認めるって大事なことですね、ちょっと難しいけど。

No title

凛としてステキな後ろ姿ですねえ(憧)
他のお写真もサスガの美人さん i-178
写真て自分がいいと思って選ぶのと
人様がその人らしいと選ぶ一枚は
ズレがあるそうなんですが
そこがまた俯瞰的という事なんでしょうかねぇ。

香子さま

そうですね、この後ろ姿は客観的に見て「自分の意志をハッキリ持っている人」に見えます。
実生活ではジタバタしてますが、きっと本当はただジタバタしてみたいのかも(笑)

No title

いずれのお写真も凜として、しかも内面から
にじみ出る魅力を感じます。
歳を重ねて美しい方は、内面も美しいです。
自分自身を知ることは、森羅万象を網羅するのと同じくらい難しいことだと
思います。
大事はなくても、一日を感謝と微笑みをもって終えるように、
日々大切に生きなくては、と思います。
御大のおみ帯、さすがのお見立てというか、、、
オレンジのポイントが利いています。
姿勢と口角、、、意識しなくては!

セージグリーンさま

お褒めの言葉、痛み入ります。
60過ぎてこんなに褒めて頂けるなんて嬉しいかぎり(笑) 私、若い頃は目もつり上がっていたし、口角も下がっていました(不満そうな口)。目尻が下がり、シミもシワもあるけど今の方が好きです。
「一日を感謝と微笑みをもって終える」いいですねぇ、私もさっそく実践いたしましょう。

No title

とても 美しいお写真、、、
私は三番目のものが 好きです。
ふっと力が抜けているような気がして。

客観的 または俯瞰 しすぎるので といってそれが正しいわけでもなく 私もじたばたしていますが、もうここへきますと「あ~もう、どうでもいいや~」とか あっけらかん としてみたい感じもしますです。

風子さま

はい、3番目の写真は一番普段の私に近いのかもしれません。確かに「何にも気にならなく」なったら、楽でしょうが・・・なかなかそこに到達できません(笑) 母は病気で1人で外出出来なくなってからも、私をお供に連れてエステに通う強者でした。そのせいかどうか、死に顔はもの凄く美しかった(身体はボロボロでしたが)その顔が焼き付いているんですね。あの母の娘なんだからって思いが未だに少しあります。