イタリア美術賞展

少し前のことですが、7月末にイタリア美術賞展が無事終了しました。
(会期:2017年6月29日〜7月30日、イタリア、ファヴァーラ市で開催)

イタリア美術賞展1

今回こちらには、昨年夏に日仏展(国立新美術館)に出展した「沈黙」を
出品しました。

イタリア、カタログ

カタログの中
左ページ、右下の作品 NEPU代表作家として出品した「沈黙」

そしてもう1点「兆し」を推薦されて出品したのですが、何とこれが大賞を頂きました。


大賞作品、兆し

私のような墨の抽象画で大賞が頂けるとは思っていなかったので、本当に
驚きました。

海外出品は、もうそろそろやめようか・・・と考えていた矢先、まだ
続けなさいということでしょうか。
それにしても何で私が?と他の受賞者の作品を拝見しながら思ったのですが
ある方に「絵というのは描いた人のエネルギーが込められている」と
言われ、ああそうかと思い至りました。
絵には目で見たその絵の色彩、構図だけでなく目には見えない何かが
描かれているのです。
私の場合はむしろそちらの方が大きいかもしれません。
そして「墨の力」外国の方はそこに、日本の神秘とか魂のようなものを
感じるのかもしれません。
実は墨の凄さを一番感じているのは私自身でして、描けば描く程嵌っていく
ようです。

何の為に描くのか、何を込めて描くのか、これまで以上に重要な意味を
持つことになるのでしょう。
ただそこに一貫してあるのは「解放」、解き放つということです。
私は自分自身を解き放つ為に絵を描いてきたのだと気付きました。
そして見てくださる方にもそれが伝わって共感してもらえたら、こんなに
嬉しいことはありません。

賞を頂くことは本当に嬉しいし励みになりますが、これに一喜一憂する
ことなく、また和紙に向かって新たな気持ちで一歩を踏み出すことに
いたしましょう。

選んでくださったイタリアの皆様、いつも応援してくださる皆様に心から
感謝致します。


コメント

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No title

すばらしい! 大賞おめでとうございます!
だってインパクトありますもん。私も何か、
自分の中にある何かをゆさぶられるような、
勢いをこの絵から感じます。
国境を越えて、感動を与えられることに
心から敬意を表します。
もっともっと、“求められている”と思いますよ~。これからも海外への出品、ぜひ!

絵美さま

ありがとうございます。
”もっと求められている” 嬉しいお言葉です。
確かに昨今の世界情勢を考えると、ARTで交流することは最も平和的な相互理解ですものね。
続けられる限り、頑張ります。

No title

朋百香さん、受賞大変おめでとうございます。
ついに、ついにイタリアでも認められたのね!
こういう話題は、背中がゾクゾクするほど嬉しいものですね。
私たちにも希望と勇気を与えてくれてありがとう~❤



sognoさま

ありがとうございます。
私のようなおばさんが頑張っていることで、もしか誰かに勇気とか希望を与えられたら、こんなに嬉しいことはありませんね。
何よりのお言葉です。こうして皆様にお声をかけて頂くことで私も描く勇気がわいてくるので、感謝するのは本当にこちらの方です。
これからも宜しくお願いします。

No title

すごい×2、おめでとうございますっ v-314 v-424 v-441
頑張ってらっしゃるからステキなご褒美が♪
ぜひぜひこれからも描き続けて下さいまし、
お願いします〜 v-421

香子さま

ありがとうございます×2
あの時も香子さんに、励まして頂きましたものね(笑) これからも墨と和紙で自分にしか表現出来ない絵を追求してゆきます。

No title

おお〜!!大賞受賞、おめでとうございます!
チカラがこもったものかどうかって見る側にも伝わりますよね。
日仏現代美術展を拝見するたびに、差ってわかってしまうものだな〜って思いますもん。
(フランスの油彩画は、でもやっぱり技術の底辺が違うって思わされる良い作品が多いですね)
今後の作品も楽しみにしています♡

No title

おめでとうございます!素晴らしいです!
大きなエネルギーが込められた朋百香さんの絵に、
私はわずかな「抜け感」も感じるんです。
エネルギーでパンパンに膨れ上がった袋にぽちっと小さな穴をあけて、
そこから空気がシューっと漏れていくような、
その緊張と弛緩のバランスに魅力を感じます。
これからもずっと応援しています♪

tomokoさま

ありがとうございます。
頂いたのは嬉しいですが、プレッシャーになったことも事実です。が、深呼吸して私は私の道を行く、それだけですね。(笑)
今年のフランス作品は良かったですね、私も思いました。サロン・ドトーヌの重鎮作家さん達の参加であの会のグレードがグッとアップしているのを感じます。

れいこさま

ありがとうございます。
「抜け感」それこそ私が描きたいものです。
もしそれが感じて頂けたなら嬉しいです。
いろんなモノを取っ払って、もっと風通しが良くなったらいいな〜と思います。
いつも応援、ありがとうございます。

No title

朋百香さま
フランスに続き イタリアでの受賞、おめでとうございます。
素晴らしいですね~感嘆の声をあげています。
絵(だけではありませんが) 作品の力って
そこに作者の想いがどれだけ込められているか、それを感じることができるか たぶん、その技術があるかどうか、なのかなあ、と思っています。
実物を拝見したい です。

風子さま

ありがとうございます。
は〜い、実物は来年4月に京都で個展をいたしますので、その時に見ていただけるかも。
抽象画の場合、どの様に見るか何を見るか、見る人も問われるところが面白いですね。
その反応を見るのが楽しいです。