第18回 日本・フランス現代美術世界展

国立新美術館

8月9日から始まりました日・仏展、なんと初日は37度の今夏最高気温。
フランスやスペインからみえている関係者の皆様には、何ともお気の毒
なことです。
私も昨年は頑張ってきものを着たのですが、この暑さで今年は断念しました。

この日は、昨年1年間の日本やフランスでの展覧会での日本人作家の表彰式が
あり、私も出席いたしました。

表彰会場
表彰式会場

やはり、着物姿の作家さんもチラホラ。
壇上に上がった時は、ああやっぱりきもので来れば良かった、とちょっと後悔。

目録
表彰状と目録

昨年「沈黙」という作品でNEPU賞(新エコールドパリ浮世・絵賞)を頂きまして
今年の表彰式への参加となった訳です。

NEPU賞の副賞は2017年度NEPU代表作家として1年間の国内外での広報。
(第48回イタリア美術賞展への作品招待。今展への作品招待など)
欧州美術クラブホームページにて作家インタビュー、作品紹介など。

皆様から「素敵ね」「凄いわね」「応援してます」と暖かいお言葉を頂き
嬉しい限りなのですが、私自身としては(作家は皆、同じかもしれませんが)
常に「んー、こんなんじゃない」「もっといい絵が(自分が納得のいく)が
描ける筈だ」と心の中に靄が広がり、会場に行く度に展示してある作品を
下ろしたくなる衝動にかられます。
じゃあ何で出展するの?と、言われそうですが、描き上げたときは「うん、
いいかもしれない」と思ってしまうのです。(笑)
その繰り返し。昨日よりも今日、今日より明日は少しは進化したい。
人の心に残る作品を(いや自分の心にかな)描きたいという思いに日々、
産みの苦しみと戦っているのであります。
きっと描き続けている限り、この気持ちは変わらないんだろうなぁ・・・。

ともあれ1年に1度の日本での祭典ですから、ありがたく賞を頂き、
1年ぶりにお目にかかる旧知の作家さんたちと交流しました。
また1年間、頑張りましょう。

お暑い中を会場に足を運んでくださいました皆様、またこれから行こうかしら
とお考えの皆様にも心から御礼申し上げます。
お暑いのでお気をつけて(でも、中は冷え冷えです)

場所:六本木、国立新美術館 3A展示室、入場無料
   会期は20日(日)まで(15日は(火)休館日)です。




コメント

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No title

初日にはありがとうございました m(__)m
あらためまして受賞おめでとうございます!
そして現状に満足せず更に上を目指してる
そのお姿に尊敬と憧れの念が溢れっぱなし i-178
ぬるま湯でふやけている自分に活を入れなきゃ!です i-229

香子さま

こちらこそ、今年一番の暑い日におきものでお越しくださり、感謝でございます。
作家活動はきもので!と、決めた筈なのに早くも挫折した私こそ、きもので通す香子さんは「尊敬と憧れ」の的。来年は頑張ります(笑)

No title

作品を発表するときのキモチと、いざ展示されてからのキモチ、
なんだかわかる気がします〜。
おしまいのない道を歩むのってそのくり返しですよね。
でも、まだまだ進む道があって、まだまだのびしろがあるってことなんだろうなって思います、きっと。

この日37度、銀座でも着物姿は少なかったような気がしましたよ。
でもって、こんな風に思ったのははじめてですが、
着物姿がぜんぜん涼しそうには見えなかった・・・?!
着物を着ると丹田にも気合いが入るのでそうそう倒れることはないかもしれませんが、
消耗の度合いは勘定しておく方がよさそうですよね。
いやあ、それにしても、こんな夏にどうしてオリンピックやりたいのかな、東京って。

tomokoさま

絵でも音楽でも器でも何でも創造する人はきっと同じだと思います。これでいい、と思ったら前に進めませんものね。まだダメだ、こんなんじゃダメだ、今度こそ、とぼやきながらもまた、白い紙に向かう自分がおります。(笑)

No title

残暑お見舞い申し上げます!
明日18日、観に行きます~会場のどのあたりかな、楽しみです。
お書きになられている
「常に「んー、こんなんじゃない」・・・その繰り返し。昨日よりも今日、今日より明日は少しは・・・」のくだり、痛いほどわかります。私はアートの仕事ではないし、コンペの経験もないけれど、何か人生全般に言えることととして、共感しています。

絵美さま

ありがとうございまーす!
土日は結構人がいましたが、明日はもう空いているのではないでしょうか。

そうですね、これは人生全般に言えることですね。仕事でもこれでいいって思ったら進歩がないから、まだまだ、と思うのは良いことかもしれませんね。結構しんどいですが(笑)