湯文字体験記

中谷比佐子先生の「きもの寺子屋」に参加してまいりました。
着物の生き字引の先生ですが風水にも精通されているので
平成29年年頭に今年はどんな年になるのか興味深く伺って
まいりました。

ですが、今回ブログに書かせて頂くのは、そちらのお話ではなく
最後に実習した「湯文字・胸当て講座」
湯文字の何たるかを全く知らなかった私ですが、「骨盤をしっかり
と固定し、内蔵を安定させ、腰痛を軽減し、着姿を美しく見せて
くれる素晴らしい機能を備えているもの」ということで、あ、これは
今の私に必要なもの!と、ビビッときてしまいました。

と言うのも最近、自分でも骨盤の開きが気になり、本当は自分の
筋肉で締めるべきなのでしょうが、歳と共に筋力も衰え、さりとて
洋のコルセット的なものは苦しくて合わず。
何か良い方法はないものか、と思っていたので実にタイムリーでした。

骨盤図
上図の右側は前傾した骨盤図ですが、私の場合は骨盤が開き
内蔵が落ちてポッコリお腹が出る、というタイプでしょうか。

いずれにしても女性は妊娠出産があるのでどうしても骨盤が
動きやすいのですね。

湯もじ
湯文字

湯文字は昔の女性の下着ですが、このシンプルな形で
体型の変化や保温などを調節していたのでしょうね。
紐を使わず力布でグッと斜め上に持ち上げて(贅肉も)
腰骨の位置で引き締めます。
結ぶということはせず、背中にまわした力布の端を湯文字の
中に入れこみます。これだけ。
始めはちゃんと締め上げるのが難しくて緩んでしまうのです。
しっかし、上手く出来ればこの締り具合の気持ちいいこと。
「これ、洋服で付けられないんですか?」という質問も
出た程でした。

締め付け過ぎず、苦しくない。それでいて骨盤がしっかり
固定される感じで腰回りがスッキリです。
(裾除けは湯文字の上に付けます)

さ〜て、どのくらい練習したら上手く出来るようになるかしら?



この日、着て行ったのは
雨予報だったので英さんの縞の小紋

扇袋帯、帯前
帯でお正月感を出そうと扇柄の袋帯に。
ペパーミントグリーンの帯揚げに金糸の入った白の帯締め。


縞の小紋に扇袋帯
お太鼓




コメント

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No title

さすが大ベテランの中谷先生のお教室、いいところを突いていらっしゃいますよね。
湯文字のつけ方、私もむかしイラストで図解を描いたことが二度ほどあります。(どの先生監修のときか忘れちゃいましたが)
あるとき「夏はすっぽんぽんで寝るし、着物着るときは下着付けないの(着付けは私が教えました/笑)。その方が楽だもーん」という半分野生児みたいな女子がいましたので、訊けば素肌にじかに裾よけを付けてると言いましたので、「頼むからせめて湯文字くらいちゃんと付けて〜〜〜!」と、湯文字のつけ方をコピーして彼女に教えましたらさっそく晒で自作してつけていました。
やっぱりタッパがあって腰回りの大きい人なのですが、「すごく具合がいいの!」と愛用してくれました。
中谷先生は下着の上からつけるのでオッケーなのですか?

tomokoさま

なんとも具合の良い湯文字ですが、これをいかに自分流に取り入れてゆくか?がこれからの課題であります。つまりおっしゃる用に冬は例えば湯文字の下に絹のステテコを履くとか(絹は日本の宝で健康に良いので先生は絹を直接肌に着けることを推奨しています) さてこれから試行錯誤が始まります(笑)自分が一番着心地が良くて美しい着付けが出来るか、今年の挑戦です! tomokoさんにもぜひ、着姿のチェックお願いしたいわ〜。

No title

こんにちは、辛夷と申します。
一昨年の春(でしたか?)、コンサートで長平庵に伺った者です。その節は楽しい時間をありがとうございました。
さて中谷先生の湯文字、私はかれこれ8年ほどつけております。夏は絽、春秋は塩瀬羽二重、冬は紅絹の裾よけ長さのもの。これが骨盤やお腹をしめる(これが本当に気持ちよい!のです)のはもちろんのこと、トイレが便利(私は湯文字のおかげでショーツをつけなくなりました)でかつ、下着線を気にしない(特に夏の薄物時)で済みます。また冬の紅絹は本当にあったかです。
月一回の中谷先生の“つれづれ”という勉強会(裂や色など歴史的なことを中心)に伺っていて湯文字を知ったのですが、本当に良いものです。
ぜひ!ご愛用くださいね!

辛夷さま

ご無沙汰しております。
わ〜、嬉しいコメントありがとうございます。こういう長く使ってらっしゃる方から使用感など伺いたかったので、本当嬉しいです。
紅絹、良さげですねー。ぜひ購入せねば。
中谷先生、いろいろな知識をお持ちでお話楽しいですね。また機会があったらお話伺いたいです。

No title

湯文字…きっと良いとは思うんですが
ショーツに馴れた身にはクロッチ部分が無いと
なんとも心もとなく感じて (^-^;;;;
その分、裾除けのサラシで下腹をギュっと持ち上げております。

香子さま

そうそう、裾除けも湯文字と同じ形の力布がついたのがあり、二重にしたら暖かいかとこれも購入いたしました(笑)どんだけ締め上げるんじゃ!って感じですけど、何か下腹を締めるのが快感になりまして(爆)普通に下着付けて湯文字型の裾除けで締めるってのも手ですよね。皆様それぞれご自分に合ったものをお付けになるのが良いのではないでしょうか。

No title

こんにちは! 湯文字って縛ったりしないんですね。確かに慣れないと緩みそうですが、骨盤周りのホールドには良さそう…。腰が反っていると帯も美しくないでしょうしね。私も試してみようかな。
チャコちゃん先生、私、3~4年前に結城のイベントで一度お見かけしましたが、とてもバイタリティがあり、かつチャーミングな方ですよね。

中谷先生・・・

朋百香さま

中谷先生のKOSMOS通信 毎回送っていただき 拝読しています
レッスン受けたいと常々思っているのですが
なかなか出かけられずにおりました
小物などはネットショップで購入しているのですが
湯文字・・・ 実際につけ方レッスン受けないと無理だわ

自分の着心地の良い着付け
そのためには機会を自分で作らなければ・・・と思いました
もっと お着物楽しみたいですもの
新年早々 刺激を頂きましたわ

絵美さま

はい、骨盤にはとても良いと思います。が、香子さんもおっしゃっていたように、クロッチ部分がないのが確かに心もとない(笑)特に冬は寒い感じがして・・・。なにか良い方法がないかと模索中です。
中谷先生、ゆ〜ったり訪問着を着てらして、帯も下腹をぎゅっと締めて上は緩く。さすが長年着てらっしゃる着こなしでした。

sachikoさま

そうでしたか、私はたまたまゑり華さんの「きもの寺子屋」で講義(?)を受けました。きものの知識はもちろんですが、お話が多岐に渡って(風水から経済まで)時間が足りないくらいでした。
きものの世界、まだまだ知らない事がいっぱいで、奥が深いな〜。もっと知りたい、もっと自分のものにしたい、という探究心がむくむくと・・・(笑)