立花英久・塑像展

珍しく山梨の姉が東京に出て来るというので、姉妹3人で
会うことになりました。
例によって「永田町 黒澤」でランチしてから、黒澤の姉が今嵌っている
立花英久さんの塑像展を見に行くことに。

立花さん、塑像展DM 

立花さんの塑像は、最初見た時、何か怖い感じがしました。
でも、ずーっと見ていると、その小さな塑像たちから囁きが聞こえてくるような
気がしました。

それは祈りだったり、ぼそぼそとつぶやいていたり、希望だったり、
悲しみだったり・・・
ともかくそっと側に寄って、その囁きを聞いてみたくなりました。

そして、じーっと見ていると目や鼻や口があるんだか、ないんだか分からない
顔に表情が見えてきて、怖いんだか、可愛いんだか、醜いんだか、美しいんだか
分からないその顔が笑っていたり泣いていたり、一生懸命何かを訴えていたり。
ともかく不思議な世界です。

姉がこの世界の虜になったのが分かるような気がしました。

立花英久、彫刻1 

「人間ってね、傲慢で臆病でおこりんぼで、寂しがりやで、優しくもあり
見栄っ張りでもあり、恐がりで欲張りでどうしょうもない生き物だけど、
でも人間ってね、愛がないと生きられないの」

と、囁かれた気がしました。


姉の持ってる立花さん、 

これは以前の展覧会で姉が連れ帰った塑像。
今度は座っているのが欲しい・・・とは姉の談。
いったい幾つ持つつもりなんだろう・・・?

私は、今回連れて帰りたい子はおりませんでした。
っていうか・・・聞こえちゃったんだよね「まだ、あなたの所へは行かない」って。



立花英久・塑像展 レアリテと僕との間で
7月4日(月)まで
港区南青山6-1-6 パレス青山1階(根津美術館の向いです)



コメント

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No title

こんにちは!
確かに…写真でですがこうして作品を観ていると、何だか内省的になります。これは自分かもしれない、とか、自分の中に、“与える愛”はあるのか、とか、いろいろ…。
仮にうちにあったとして、放っておいたらぼろぼろ崩れてきちゃいそうな気がしてきました。

絵美さま

そうそう、内省的になるんですよね、じーっと見ていると。素朴でありながら、もの凄いメッセージを発している、そんな塑像達でした。この作家さんは、いったいどんな思いでこの子達を作っているのだろうか?と、そちらの方に興味が湧きました。

No title

>最初見た時、何か怖い感じがしました。
でも、ずーっと見ていると、その小さな塑像たちから囁きが聞こえてくるような

あ・・・もちろん感じ方は違うでしょうが、読んでいて、
私の場合は前川秀樹さんの像刻展でやっぱり同じような感じを受けたのでした。
そのときどきで内省するものが違ってくるのでしょうね。
いつか朋百香さんは出会うでしょうか、粗造のひとつに。
いつか私も前川さんの像刻のひとつに出会うかしらん???

tomokoさま

ああ、成る程ね、前川さんの彫刻と通じるところがあるかもしれません。でも、立花さんの方がもっと素朴、というか。こちらは彫刻ではなく、粘土で作ってらっしゃるようです。
出会いは・・・どうかなぁ? また全く違う出会いがあるかもしれませんしね。