前つぼの紅も愛らしく

人は花 はきものは、お身をいかす 器か。
京に培われた「けじめ」は「足元をみる・お大切に」の
言葉にうかがわれます。
用のこころと 秘められた お望み、それぞれの趣きが
あ・うんの呼吸に出会う・・・虹の架け橋。
どうか 麗しい根締めの おみ足においつくしみを
念じまして。

ぎおん「ない藤」で誂えた草履の箱の蓋を開けると、こんな素敵な
ことばが目に飛び込んでくる。
以前にも紹介した「ない藤」は創業して4代を越える老舗のはきもの屋さん。
「その人に合うものしか作らない」をモットーに足型の採寸に始まり
入念な下ごしらえを重ねて手元に届くまでに、時間もかかる。
でも足を入れた瞬間から期待を裏切らない履き心地。
最近、長時間 草履を履く事も多くなったが、普通の草履との差は歴然。
疲れ方が違うのだ。その秘密はふっくらした台にあるのだろうか。
値段もそれなりに高価だが、メンテナンスもしっかりしていて、これは
一生ものだと思う。

6月、いよいよ履物も夏仕様。
畳表草履に白っぽいベージュの花緒で爽やかに、前つぼの紅は「ない藤」さんの
シンボル。ここで、大人の女性の愛らしさを ちょっとのぞかせて、
さて、単衣のきもので涼やかに町へ お出かけしましょうか・・・。

ぎおん「ない藤」 075-541-7110
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