スープの手ほどき

早いものですね、気がつけば もう成人式も終わってました。
こちらは総勢9名(って言うか、生まれたて君はまだ半分か・・・でも
一番手がかかる訳で・・・)
風邪ひきさん、疲労困憊さん、腰痛さん、よりどりみどり(笑)

子供を育てるってこんなに大変だったっけ?
と、遠い昔を思い出してみても、あの頃は無我夢中で(若かったし)
何とかやってきちゃったんですねぇ。

そんな頑張る娘達に送るのは、愛情たっぷりのスープ。
この本、買っといて良かったです。辰巳芳子さんの「スープの手ほどき」
辰巳さんのお料理はどれも手間隙かかるんです。
でも確かに苦労した分、いえそれ以上に人を元気にさせるスープ。
そして、出汁の大切さを痛感しました。
昆布、鰹節、しいたけ、梅干し、煮干し、日本の風土が生み育てた
素晴らしい食品。
日本人に生まれて良かった〜。


スープの手ほどき
「スープの手ほどき」 和の部 辰巳芳子 文芸春秋


では、シンプルな「玄米スープ」の作り方を

材料:炒った無農薬有機栽培玄米・・・カップ2分の1
    天然昆布・・・5センチ角2〜3枚
    梅干し・・・1個
    水・・・カップ5

つくり方 玄米を炒る(時間のない人は市販の炒り玄米を)
    1、玄米は洗って30分ほど水につけ、ざるに上げ、6時間ほどおく。
    2、厚手の平鍋を熱し、玄米を入れる。全開を10とするなら6ほどの
      火力で、米の中心部に熱を通し、米をふくらませるつもりで加熱。
      ピチピチという米のはぜる音を聞くようになったら火力を3に落とす
      木べらで全体を混ぜながら、香ばしく全体が小麦色になるまで
      20分ほど炒る。きつね色では炒りすぎ。

      炒り玄米を煎じる
    3、ほうろうのポットに玄米と昆布、梅干し、水を入れて火にかける。
      最初は中火、煮立ったらふたをずらし、火を落としてふつふつと
      30分ほど炊く。煮出す限界を見極めるため、煎汁と玄米を
      味わう。玄米に味が残っていれば、煮出し方がたりない。
    4、火を止めたら、こし器ですぐにこす。こした煎汁を温めた別器に
      移しすすめる。


日頃、手抜きの早く出来るものばかり作っていると、たまには時間をかけて
作るのも良いものです。
この玄米スープ、元気な人には物足りないかもしれません。
でも、疲れた身体を芯から温めてくれます。
頑張っている自分へも「愛」をあげましょう。
熱々をすすると・・・美味しさが染み入ります。
辰巳先生、ありがとう。


「生きぬかねばならなかった道筋にあるものは、不思議に目立つ
 もの、大げさなもの、美々しいものではない。
 玄米スープもまた、そのもののひとつ。離乳期から臨終にいたる
 まで、私たちを守る煎汁である。」 辰巳芳子







コメント

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命のスープ

お嬢様への素晴らしいプレゼントですね。
辰巳さんが結核の療養から戻られ、料理の道に進まれた経緯を知ったとき、この方の揺るぎない信念と厳しい料理のレセピが腑に落ちたものでした。
この一さじでこちらに留まるか、あちら側に落ちてしまうか、、、命を養うスープを私も心を込めて作れるようでありたいと思います。

そうそう、お正月料理で使ったいつもより上等の鰹節や焼きあごを冷凍しておき、
松が取れた頃に焼き海苔やごまを加えて、自家製錦松梅?を作りました。
「これからタンパク源としての海洋資源が枯渇してゆくことを考えると、出汁は非常に大事」と辰巳さんが語っていらしたのを聞いたとき、この方は料理家と言うよりは社会思想家なのだと思ったことでした。
尊敬する女性の一人です。

セージグリーンさま
お料理の本なのに、生きることの基本のきを教わっている気がします。そうは言っても、毎日辰巳先生のお料理は作れないのが現状。せめて「何かの時」に作る様心がけています。
というか「何かの時」に食べたくなる、と言うのが正しいかな。
社会思想家、うまいことおっしゃいますね。まさにその通りですね。日本の未来がどうなってゆくのか・・・「食べること」にその鍵があるように思います。

「命のスープ」テレビで拝見して こういう全般にわたって
 きちりとした生活があることに 深い感慨を覚えました。
なかなか実践はできませんが、それを娘さんたちに伝授している 朋百香さんは 素敵なお母さまですね。

話がずれるかも、ですが、お米で長いこと生きてきた日本人には 玄米とこぶと梅干しって 身体が きゅうっと吸い込むのかもしれない、とか思います。

風子さま
いえいえ伝授なんて、そんな大層なもんじゃありません(笑)ただ、体調の悪い時に何が良いかって考えると、こういうものになってしまします。やっぱり日本の風土に合った食べ物が日本人には、一番パワーをくれるのでしょうね。

「身体がきゅうっと吸い込む」はい、おっしゃる通りです。何と言うか細胞のひとつひとつが、喜んでいる感じがします。
本当に素朴な味なんですけどね・・・。

こんにちは! ああ、レシピを眺めているだけで、身体に滋養がめぐりそう・・・。炒り玄米というのがまた、香ばしいのでしょうね。
寒い時期にはスープが一番。うちでもポトフをよくつくります。
家族みんなであったまる、冬ならではの愛情のひとコマですね。

絵美さま
そうですねぇ、冬にはやっぱりスープか鍋ですね。今年は暖かくてちょっと出遅れましたが、この所の冷え込みで、やっと鍋本番です。
コトコト、グツグツというあの音もご馳走のうち。
ポトフ、まだやってないなぁ。明日はけんちん汁にするか、ポトフにするか、迷うところです。

ご挨拶 遅くなりまして〜
今年も宜しくでございますm(_ _)m

アッ・・・ 一緒のご本です
バタバタと忙しなかった昨年は1度も作りませんでした
そんな時こそ 体も心も欲していたかもしれませんね

ゆっくりと愛情込めて作るスープ
疲れた体や心にも 染み込む優しいスープ

日曜日にでも作ろうかしら〜

sachikoさま
こちらこそ、宜しくお願いいたします。
そうですか、持ってらっしゃるんですね、この本。なかなか普段は作れませんが、今日は意を決して「けんちん汁」を作りました。いや〜、いつも作るのとは倍以上、時間がかかりますが、それでも家族の「美味しい」の一言で報われるのです(笑)

おお!一家総勢9名が揃ったところは壮観ですね!

>風邪ひきさん、疲労困憊さん、腰痛さん、よりどりみどり(笑)

一家のための家事もサポートも本当に大変なことでしょう。
みなさん、その後は回復されましたでしょうか。お見舞い申します。
あったかいスープの効果もですが、お母さんがこしらえたものが
みんなを支えてるのですよねえ。
朋百香さんもどうぞお疲れが溜まりませんように。ほぐしほぐし♪


tomokoさま
いや〜、もう強化合宿ですね(笑) Sさんのお陰で乗り切れている、という。それでも後になってみれば、あの時は大変だったねぇ、と笑い話になっていることでしょう。
あと2週間ちょっと、頑張ります。