浮世・絵賞

パリから嬉しい知らせが届いたのは、クリスマスイヴのことでした。
「第29回 パリ国際サロン」に出品した「no excuse」が、「浮世・絵賞」を
受賞したのです。
これは「新エコール ドパリ浮世・絵美術家協会」 Nouvelle Ecole de
Paris UKIYO-E (略称NEPU) の賞で、パリ国際サロン会長のアムビーユ氏
が発案した日本とフランスが共に活動する、かつてない美術運動体です。

その設立目的は「東洋の日本を代表する21世紀的美術運動の意、
現代ジャポニズム旋風」の主体となり、フランスに流れを創ることを目的と
します。浮世絵のDNA線上に存る日本画壇の伝承者、並びに有志群との
協働がフランス画壇への刺激になり、相乗効果をうみ、次世代の美術
活動家の担い手となる事を目指し、フランスに新しい風を起こす事を
目指します。」(欧州美術クラブ広報より)

と、いう訳でこの「浮世・絵賞」の副賞はNEPUの公認作家として1年間
国内外に広報されるのだそうです。
これは大変、名誉なことで嬉しいことですが、反面これから自分が何を
目指し、それをどの様に描いてゆくか、を自分の中でもっと明確にクリアに
していかねば、と緊張感を覚えるところでもあります。

この「no excuse」は、今までの複雑な色の重なりや和紙のコラージュを
極力少なくして、シンプルに和紙に墨で(絵の具も使いますが)表現して
ゆこうと決めた、その第一号の作品ですから それが賞を頂けたという事は
方向性が間違ってなかった、と大きく背中を押された感じです。

これからも気負う事なく、いつも通りに、でもしっかりと地に足をつけ、
抽象画という方法で自分の中の「日本の美」を追求してゆきたいと思います。


no excuse
「no excuse」 縦65,5㎝×横97,2㎝ 種別:ミクストメディア




コメント

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おめでとうございますっっ!
素晴らしいニュースにこちらも嬉しくなりました。
いい年の瀬になりましたねえ v-424

香子さま
ありがとうございます。香子さんには、いつも8月の展覧会にお越し頂いて、感謝しております。来年はまた違った作品になっていると思います。
60からの新しい出発ってとこですかね(笑)
気張らずに頑張ります。

朋百香さん、受賞おめでとうございます!!
同世代の活躍は大変刺激になります。
来年はまた新たな展開が繰り広げられそうですね。
楽しみにしています♪

おめでとうございます!
今年の夏に初めて直に作品を拝見し、繊細さと力強さを併せ持ったその絵に感動しました。

芸術の世界の方たちは、「自己の表現」と「他者からの評価」の折り合いをどうつけているんだろうと、
いつも不思議に思っています。
未知の世界~

来年からの新しい朋百香さんの作品、楽しみにしています♪

sognoさま
ありがとうございます。もう止めようか・・・なんて考えることもあるのですが、こうして認めて頂けるとやっぱり嬉しいものですね。それに、精神的に辛い時とか何度も絵を描くことで助けられましたし。私にはやっぱり必要なことなのかな、と思います。幾つになってもその歳に合った表現の仕方はあると思うので、それなりに頑張ってみます。

れいうささま
ありがとうございます。
人様のことは分かりませんが、私の場合はまず「自己表現」で「他者の評価」は後からついてくるものだと思っています。10人の人がいれば、好みもいろいろで、その中の1人でも、「なんか分からないけどいいわ」言ってもらえたら、もうそれで嬉しいことです。特に抽象画は観る人の想像力が必要ですし、心を柔軟にして、それこそ「ゆっくり」観て欲しいですね。未知の世界を楽しんでくださ〜い。

この度の受賞、おめでとうございます。
夏にはお里帰り展示になるのでしょうか?
結局今年は観にうかがえずじまいでしたが、この受賞作、拝見したいものです。
来年は飛躍の年ですね、きっと。どうぞますますのご活躍を!
あ、でも、ゆっくりとあくまでご自分のペースで、ですよね。(^ ^)b

tomokoさま
ありがとうございます。ああ、そうですね、夏の六本木にはこれを出品しますかね。締め切りギリギリで描いて、墨が乾かず、tomokoさんに「どうしたらいい?」ってお電話したことが思い出されます。描いてる時間よりも、ドライヤーを当ててる時間の方が長かった・・・。(笑)

朋百香さま
受賞 おめでとうございます。
こころからお祝い申し上げます。
じつは抽象画ってよくわからないのですが、PCの
画面でしか見たことが無いのに失礼かもしれませんが、
朋百香さんの絵は こちらになにか想像させるものが
あっていいなあと拝見していました。
実物を見ることができる機会があるといいなあ、と
思っています。

すばらしい賞、受賞おめでとうございます。
日本と西欧の両方のエスプリを感じる作品。
新しい門出を力強くそして優しく応援するような作品。。。と勝手に感じております。来夏、またそっと拝見に行きますね。
来年、飛躍される朋百香さんを思いうかべ、他人事ながら感激しております。
ご活躍祈っております。

風子さま
ありがとうございます。実は私も抽象画ってよく分からないのです(笑) 若い頃には全く興味がありませんでした。が、歳をとって何だか分からないものを描く楽しみを覚えました。意図せずに動く墨の様子など見ていて楽しいです。「私はこうしたかったのに、あなたはそうくるのね」みたいな・・・。予想に反する完成が今はスリリングで面白いです。

とうこさま
ありがとうございます。そうそう今夏も(こっそり)観に来てくださったのでしたね。純粋に和紙と墨という和の素材を使って、でもどこかに現代のモダンも取り入れて、というのがモットーなので、それを感じて頂けたなら嬉しいです。
2月にはまたすぐサロン・ドトーヌの審査準備も始まるので、のんびりしたお正月はなさそうですが、好きなことが出来るのは幸せですね!取りあえず、ごちゃごちゃなアトリエだけは年内に片付けます(笑)

こんにちは! 素晴らしい~おめでとうございます!
今まで、美術史とは授業や書物で習うものでしたが、
今まさに、新しい美術の歴史がつくられ、動いているのを
感じてぞくぞくしています。
現代ジャポニズムという新ジャンルが周知されるといいなあ、
代表作家名に、朋百香さんの名前が、なんて素敵ではないですか!

絵美さま
ありがとうございます。そんな風に言って頂けると恐縮してしまいますが、洋の東西を問わず、絵画の世界も新しい何かを模索してゆかないとマンネリ化していってしまうのでしょうね。何の世界でも同じでしょうが、守りに入ったら進歩はないですから。
とは言え、これからも私はただ自分の描きたいものを描いてゆくだけですけどね。(笑)

受賞おめでとうございます!!
自分の進む方向を見定めてチャレンジして、
ちゃんと結果を出せるなんて本当にスゴイです!!
まだまだ進化したい私も、たくさん勇気をいただいて嬉しい♪
良い年明けになりましたね(^^)

櫻子さま
ありがとうございます。「ちゃんと結果を出せる」なんてとんでもないです。私はただ好きなことを続けているだけですから。
でも認めて頂けるのは嬉しいですけど・・・。
来年も自分のペースでボチボチ頑張ります。