タロット「世の不条理か、相対性理論か?」

前回タロットのことを書いたのは、今年の2月だったのにはビックリ。
あれから、8ヶ月もたってしまったのですねぇ(反省)

さて人物カード、「勾玉の局」については、雪女をモデルに
したものである事は前回のタロットのカテゴリで説明済みなので、
今回は「勾玉の帝」
これは絵を見れば一目瞭然。 浦島太郎がモデルとなっている。

浦島太郎の話は、未だによく分からない。
なぜ乙姫は、玉手箱をお土産にくれたのか・・・?
いじめられている亀を助け、竜宮城に連れていかれ、盛大な接待を
受けるが地上に戻れば知り合いはすでになく、玉手箱を開ければ
老人になってしまう。
つまり亀を助けたのにも関わらず、良い思いをしたのは竜宮城に
いた間だけ、後は孤独な別世界に放り出される過酷な運命。

このおとぎ話はいったい何を伝えたいのか?
良い行いをしても、良いことが返ってくるとは限らないというこの世の
不条理を現しているのか?

「ウラシマ効果」というのをご存知だろうか?
物理学者アインシュタインの相対性理論によれば、運動している物体の
経過時間は静止している物体の経過時間に比べて相対的に遅くなる。
日常的には分からないが光速に近づくと顕著になる。
その為 光速に近い速度の宇宙船にのって宇宙旅行して帰還すると
地上では宇宙船の何倍もの時間が経過しており、宇宙船の乗組員は
さながら浦島太郎の様相を呈することから、日本ではこの効果のことを
ウラシマ効果と呼ぶ。(ウィキペディアより)

と、言う事は浦島さん、海の底の竜宮城だと思っていた所は実は
異星だったりして?

ともかく、このカードでは、このお話の一番見せ場(?)である煙を
浴びて白髪になる姿を描いた。
さて、タロットでこのカードをひいてしまったら、これをどう解釈するんで
しょうねぇ、ミケさん?


   雪女と浦島
   タロット人物カード「勾玉の局」と「勾玉の帝」





*絵の著作権は朋百香にございます。
  無断掲載、転写は固く禁じます。










コメント

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光と時間の相対性におけるウラシマ的な話はSFではおなじみですよね。
でも現実を生きる自分はいま、共に年をかさねてゆける友だちや相方がいるってなんていいのかしらん・・・としきりに思うようになりました。
浦島太郎はだから、帰ってきたあと、可哀想にねえ。
でも、松林の中ほどにある網小屋に、もしかしたらひそかに浦島のことを想いつづけていた女性がおばあさんになっても待っている・・・のかも・・・?!(妄想中)

tomokoさま
「浦島のことを想いつづけるお婆さん」いいわ〜、
その妄想(笑)tomokoさん、優しいのね。
男性なんて寂しがりなのに、爺さんに
なって1人じゃ、あまりにも惨めですものねぇ。
でも浦島は竜宮城でそうとう良い思いをしたそうなので、
人生の良い部分を使い果たしちゃったのかもね。
陽を使い果たしたので、後は陰だけ?くー、厳し〜。

玉手箱の中に入っていたのは
浦島太郎が地上で過ごしていたであろう時間なのでは?
はからずも竜宮城に来てしまったので、乙姫サマは
その大事であろう時間を箱に詰めてお返ししただけなのです。
乙姫サマは異界の方なので人間がそのくいらいの時間で
それほどまでに老いるのを知らなかったんですよ。
…な〜んて思ったんですが (^-^;;

香子さま
おおー、これまた素晴らしい解釈ですね。
なる程「時間を箱に詰めてお返しする」って、なんかロマンチック。
まあ、返された方はそうも言ってられないですが・・・(笑)
こうやっていろいろ考えると楽しいですね!

人生 夢まぼろしの如し、、、煙となって 消え果てる。
な~んて。

この絵のウラシマさん(小さくて判然としないのですが)、
それでも 煙の中に乙姫さまを見ているのですね~、
なんだか いいですね (^v^)

なんて私の感想はともかく 二枚の絵、とってもきれいです。
実物 拝見したいものです。
そして タロットとして 占って欲しいな、と。

風子さま
はい、私もタロット完成したら占ってもらいたいです(笑)
占いってあまり信じないんですが、カードを自分で選ぶ訳ですから、
潜在意識というか、迷っている時等の指針にはなりますよね。
実は今、最後の1枚を描いているところなんです。
全部で78枚。ここまで5年かかりました。
頂上は見えているのですが、最後のきついところに差しかかってますー(汗)
あともう一息、頑張ります。