気仙沼ニッティング

「世界中のひとが、お客様に。
日本だけでなく、世界中のひとに求められるものをつくっていく。
東北の気仙沼(Kesennuma)という地名が素敵で高品質なニット商品を
生み育てる場所として、世界にしられていきますように。

夢は大きいのですが、まだまだ未熟で小さな会社です。
でもチャレンジする気持ちはあまるほどあります。
応援してくれる仲間も たくさん見てくれます。
視線は高く遠くに、気仙沼の港から船出します。

                      株式会社 気仙沼ニッテイング
                      代表 御手洗瑞子」

2016年6月に、ほぼ日刊イトイ新聞で震災支援プロジェクトとして
始まり、2013年6月に株式会社として独立した。
以前から気になっていた私は、先日南青山のTOBICHIで、この会社の
ニットの展示会があるというので行ってきました。
応援したいと思っても、さすがにニットの場合は色や風合いを実際に
見て触って確かめたいもの。
それにお値段も正直、お高いのです。

最初、セーターにこの値段!と、思ったのですが・・・考えてみると、
フィッシャーマンズ・セーターの本場アイルランドのアラン諸島まで行って
オリジナルの毛糸を作ることから始め(つまり羊を選ぶことから
初めてる!のです) 紡績、撚子(ねんし)、染色に拘りデザインした
セーターを気仙沼のお母さん達がひと編み、ひと編み、震災からの
復興を願って編んでいる、と思うと決して「高い」の一言では現せない
皆んなの想いを買うのだな・・・と思いました。
そこに買う側の「応援したい」という気持ちも入る訳です。


店内1
「エチュード」が展示されている店内



小さな展示会場に並べられているのは「エチュード」というプルオーバー
のセーターのみ。
奥の壁には注文してから編む「MM01」が飾られ、入り口の所には新作
「リズム-A」(10月販売予定)がお披露目されてました。


       フィッシャーマンセーター
       受注生産の「MM01」

たった1種類のエチュードですが、手にとってみると編み手さんによって
手触り、風合いが違っていて驚きました。
同じセーターでもこんなに違うものか・・・と。
だから選ぶのに時間がかかってしまいました。
自分に合う一番しっくりくる子を連れて帰りたかったので。
売り子さんも気仙沼の方達で迷って着たり脱いだりを繰り返す私に
親切にアドバイスをくれました。

そして納得のいく1枚は「きょうこさん」が編んだ「冬の海」という色の
セーターです。
セーターには1枚1枚、編んだ人の名前のタグが付いています。
それを見るとグッと愛着が湧きます。
しっかりと目が揃って編んであるけど、どこか優しい暖かさがあります。
きっと、きょうこさんはしっかり者だけど優しい人なんだろうな〜と、
勝手に妄想しています。(笑)
気仙沼の冬の海の色だそうです(春の海はもっと明るい青でした)
東北の海の潮騒が聞こえてきそうな青でした。


       エチュード着姿
       私が選んだ「冬の海」
       大切にずーっと長く着たいと思います。


気仙沼ニッティング 展示販売会
会期:2014年9月20日〜25日まで
時間:平日11:00〜19:00 土日祝 11:00〜20:00
場所:HOBONICHIのTOBICHI 港区南青山4-25-14

気仙沼ニッティングのサイト






コメント

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気仙沼ニッティング・・・ずっと、メール会員になっているのですが、展示会がほとんど東京のため、まだ出会えていません。
とても丁寧に編みこまれていると聞いております。
朋百香さんのところにお嫁に行ったセーターは幸せですね。ずっと慈しんで着てくださるのだもの。

とうこさま
おおー、そうでしたか。私は最近知って、そして運良く青山の
展示があって実物が見られたのでラッキーでした。
今はいかにも「新品」ですが、着込んでいったらきっともっと
身体にそってなじんでくれるだろうなぁ〜と楽しみです。
きものと同じ感覚ですね。

私も気仙沼ニッティング、ずっと気になってましたけど
さすがに簡単に手が出せる値段ではないのと、
さいわいまだ自分好みのデザインがないおかげで
指をくわえて眺めるにとどまっています。
でも朋百香さんが買ってくれて、なんか嬉すごくしい〜!!
この冬も私はusedのアイルランド産フィッシャーニットを
可愛がることにします〜♡

tomokoさま
何かよく分かんないけど嬉し〜って言われて、私も嬉し〜(笑)
お高いですよね〜、でもその分、元とれるように長〜く着ます。
昔はそうだったんだと思うんですよね、良いものを大事に長く使う。
いつから早い、安い、使い捨ての時代になっちゃったんでしょう?
tomokoさんのあのフィッシャーマンズも長く愛着をもって着れそう。
寒くなったらセーター、見せっこしましょ(って、子供みたい・笑)

朋百香さん、私からも御礼を言わせてください。
朝イチで気持ちがほこほこ温かいニュースです。

細身のジーンズに白シャツの衿を出して、
漆の大ぶりのペンダント・・・・・なーーんて、勝手な
イメージを膨らませています(笑)

三陸の海もいつか見に来て下さい。
そして絵にしてください。







sognoさま
好きなものを買って、お礼言われちゃった!(笑)
でも素敵なことですよね、今や株式会社になっちゃったんだから。
こうして少しづつ、自分の力で復興してゆくことが一番望ましい
ことなんだろうなぁ〜と思います。
三陸の海、いつか行ってみたいですね。

セーター、こちらに来てから気にいるものに出会えなくなってます。
純毛の良いセーターだとお値段もすごくて・・・・
ですから、この気仙沼ニッティングのセーター、決して高過ぎはしないんだと思います。
支援につながるのであれば、尚更ですよね。
選ばれた「冬の海」、じっくりと落ち着いた良いお色・・・・
うっとり拝見しました。

りらさま
そうなんですよね、本当に良いセーターは「高い」です(笑)
でもこれ、10年着たとすると・・・て、考えると1年で何千円
だからそんなでもないかなって。
あれ、これお婆さんになっても似合うかな?(笑)
っていうか、これが似合うお婆さんになろう・・・。

こんにちは! 羊さんから選ぶなんて、こだわりの極みですね。着尺でも、織った人の名前が証紙の横についていることがありますが、編んだ人の名前がわかると愛着も2倍、3倍になることでしょう。選ばれたブルー、深みと透明感がともなっていて良いお色、冬が楽しみになる一枚ですね。

絵美さま
このセーターを編んだきょうこさん、震災前は海産物を販売する
ご商売をしていたそうです。震災後は家でボーッとしてしまうので、
昔やっていた編み物を勉強しなおしてセーターを編み始めたそうです。
自分が編んだセーターを誰かが気に入って大事に着てくれてるって
知ったらきっと嬉しいと思うんですよね。だから冬になったら、お手紙を
書こうかな・・・て。
春の海もよかったんですが、ちょっと緑がかった青の冬の海の方が
シックリきました。

多くの人の思いと物語を編み込んだ、貴重なセーターなんですね。
思い切り気に入ったものを買うことで被災地の支援になるなんて、何よりのことで
はありませんか。
お色も朋百香さまのお好みのアクアブルー、、、白いアンクルパンツに白いスニーカーもお似合いだろうなぁと、、、楽しく想像しております。

セージグリーンさま
ものの価値って何だろうって考えた時に、そのものに
どれだけ想いが詰まっているかではないか?と、
思いました。特に希望や夢を含んだものには大きな
価値がありますよね。良い買い物をしたと思います。