いよっ!音羽屋

寒〜いとある夕べ、Y子さんのお誘いで音羽屋さんの新年会へ。
今までいろいろな新年会にお邪魔したが、梨園のは初めてで
興味津津。

尾上菊五郎さんといえば、私世代には菊之助、新之助、辰之助と
元祖三之助と言われていた時代を思いだす。
菊之助さんは、今の尾上菊五郎さん、新之助さんは昨年亡くなった
市川團十郎さん、辰之助さんは(初代尾上辰之助)残念ながら、
40歳の若さでこの世を去ったが、当時あまり歌舞伎に興味の
なかった私でさえ知っているのだから、やや元気のなかった昭和の
歌舞伎が息を吹き返したのは、この3人のお陰、とまでは言わないが
若い女性ファン獲得に一役買ったのは事実。

今やその息子達が活躍する時代になったのだから、そりゃあこっちも
歳とった訳だわ。

菊五郎さんの奥様は女優の富司純子さん。
これまた私世代にパッと頭に浮かぶのは「緋牡丹お龍」
女博打打ちなのに、なぜか品の良い色気と凛とした美しさが思い
だされる。

そのお嬢さんが寺島しのぶさんだという事は知ってますよ、私だって。
でもそのご主人がフランス人とは知らなかった。
眞秀(まほろ)ちゃんという男の子がいて、やっとこさ歩く(たぶん
1歳ちょっとくらい?)その姿の可愛いこと。

そして今の菊之助さんが(しのぶさんの弟)ご結婚なさって、つい
最近男子が生まれた事も知ってます。
私事ですが、うちの婿どののお兄さんと菊之助さんが同級生なんです。
って、どうでもよい話なんですけど、少しは親近感がわくじゃあ、
ありませんか。

という訳で壇上に立つ8名(正確には6人と2ベビー)の音羽屋ファミリー
の姿を見られたのは、昨年訃報の多かった梨園なだけに、子孫繁栄の図を
目の当たりにして、なんともおめでたい、幸せな気分になれた。

余興はこれまたおめでたい新之助さんと音羽屋一門の三番叟。
黒紋付袴姿で日本男子の美しいことよ。と、思っていたら次は、ササッと
洋服に着替えてダンスタイム。
一番若い方がブレイクダンスまで・・・おお、若いって凄い。
(実はこの日の昼も次の日も舞台があるんですって)

大女優、富司純子さんが眞秀ちゃんの手をひいて歩く姿は、もうどこから
見ても優しいおばあちゃま。(女優さんの顔ではありませんでした)
美しい訪問着がシワになっても、ぜんぜん気にせず眞秀ちゃんを抱っこする
しのぶママ。
生まれて2ヶ月の和史君を抱く菊之助夫人、新米ママの瓔子(ようこ)さん。
少々、お疲れの菊五郎おじいちゃまは、〆の挨拶が短過ぎて、見かねた
純子夫人が助け舟をだす始末。
そ〜んなアットホームな音羽屋ファミリーを見ていたら、何だか心がポッと
暖かくなったのでした。


この日、ご一緒したY子さんと
宴が終わった後の会場
宴が終わった会場をバックに

由紀子さん、お太鼓鳳凰
Y子さん、お祖母様の丸帯を仕立て直した袋帯と
若い時に作ったという訪問着で。
今はあまり見られない古典の鳳凰柄が渋いお色で
素敵です。


母、訪問着、帯、北村武氏
私は母の訪問着を仕立て直したもの。
菊五郎さん、菊之助さんに因んで菊柄。

母黒訪問着
すそ模様

北村武資氏の班飾り
帯は北村武資氏の班飾り





おみやげ
帰りに頂いたお土産は
紅白のお饅頭でした〜♪






コメント

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歌舞伎の世界の新年会・・・すごい!雲の上の世界ですが、和やかなのですね。
お二人のお召し物も素敵。おそらく今では創ることが出来ないようなお品。眼福でございました。お二人のお着物の地色がとても優しい感じ。(朋百香さんの黒の地色が柔らかい黒・・・素敵)柄の色合いも・・・もう、じーん!ときちゃいます。拝見できて幸せv-238ありがとうございました。

とうこさま
いえいえ、そんな風におっしゃられるとこちらこそ
ありがとうございます。
Y子さんの帯といい、母の付け下げといい、昔のものは
今では出せない雰囲気といいますか、何かがありますねぇ。
付け下げは本当に生地がしっかりしていて、お直しを
お願いした山本さんも「針を通すのが大変だった」と
おっしゃってました。そんな布に細かい刺繍がして
あるのですから、昔の手仕事というのは凄いものだな、
と改めて感動しました。
大切に着てゆきたいと思います。

寒い夜にお付き合いくださりありがとうございました。
菊之助さん率いる三番叟、音羽屋一門の安定感 頼もしい限り。
去年から登場した眞秀クン、黒羽織&袴姿で純子おばあちゃまに手を引かれ、堂々としたものでしたね。初々しい瓔子さんの腕の中で眠る和史くんが舞台に立つ姿、ぜひ一緒に見に行きましょうゾ(^_-)
黒地のお着物いいなー、北村さんの帯がバッチリ決まってかっこ良かったです♪
この訪問着、色かけして長く着たいと思っているのですが、やはりリスク高いかしらね。

「ああいうおばあちゃんになりたい」っておっしゃってましたが、朋百香さんこそ純子さんに負けないステキなおばあちゃま☆

眞秀ちゃん、かわいいですよね〜
ハーフの歌舞伎役者が誕生するでしょうか?
菊ちゃんちも男の子ですしね〜
楽しみですね〜♪

お二人のお着物は晴やかな場に相応しくて、本当にステキ!

yukkkoさま
素敵な新年会にお誘い頂き、ありがとうございました。
梨園というと、もっと違う感じを想像していましたが、
思いがけずスター家族の「普通のお顔」が拝見出来て、すっかり
親近感が湧いてしまいました。
眞秀ちゃんが歌舞伎の世界に入ったら、初のハーフ役者ですね。
和史ちゃんは、考えたらうちの○子ちゃんと同級生でした。
若い世代が続いてゆくという事は、未来があって嬉しいことです。
また、歌舞伎ご一緒してくださ〜い。

櫻子さま
芸能ニュースに疎い私ですが、音羽屋さんについては
しっかり把握しました。 瓔子さんが、吉右衛門さんの
四女だってことも知ってますよ〜(笑)
しかし、皆さんちゃんと男の子を産んで偉い!
続く家系ってのは、ご先祖様がちゃんとお計らいくださって
いるんですかねぇ。(うちなんか女系だからダメです〜)

あでやかなお姿!

こんな華やかなお席にも堂々と、しかもあでやかなお二人、まるで梨園の奥様みたいです。朋百香様のお召し物、高台寺蒔絵を思わせるようなお柄ですね。華やかでありながら、ちゃんと朋百香らしいすっきり感も感じられて、さすがです。
音羽屋さんのご繁栄を、お祈りいたします。

おお〜、すごい×2♪
そしてお二方ともステキですね☆

和史クンはまだ2ヶ月だからお留守番かと思いました。
ファンの為のパーティーですものね、さすがだわ〜☆

セージグリーンさま
確か母が今の私くらいに仕立てた着物だと記憶して
います。私もこれが似合う歳になったという事ですね(笑)
派手だった母にしては、地味な方だと思います。
きんきらした金でなく、いぶしたような落ち着いた金糸の
刺繍と白グレーの濃淡の鳥さんがお気に入りです。
ほんと、他所のことながら、お幸せそうなご家族を拝見すると
こちらまでハッピーになってきます。
ますますのご繁栄をお祈りしたいですね。

香子さま
そーなんです。まさかbabyのお顔が見れるとは
思いませんでした〜。皆さん、大喝采でしたよ。
音羽屋さん、さすがファンを大切になさいますね〜。
眞秀ちゃんも最初はちゃんと、小さな紋付袴姿で。
その小ささと大きなローランお父さんの対比が面白かった。
大きなお山にちょこんと乗ったお人形みたいでした(笑)

わーい、レポ楽しみにお待ちしていました☆
音羽屋さん、ホントにサービス精神満点ですね。
こうしたファミリーが和気藹藹の様子を見ていると、
梨園という特別な世界の人々、というのではなく、
普遍的な一家族の愛に、心和みます。

お二方のお着物もため息もの! Yさんの丸帯、やはり昔の
ものは写真でも高級感、重厚感が素晴らしいですね。
朋百香さんの武資帯も、さりげなくとも存在感があって、
この場にぴったり。眼福です。

絵美さま
ほんとにその通り。「何か特別な家族」という概念がとれて
親近感が湧いちゃいましたー。応援したくなります。

Y子さんの帯、素敵でした。ああいうものは、だんだん作れなく
なってくるんでしょうね。
私のはご存知のとおり、今の作家さんですが古典を継承しつつも
現代的な要素も取り入れて、派手ではないけど存在感はある
使い易い1本です。結構、締めてますね、これ。

私もルポ、楽しみにしていました♬
会場の晴れがましい様子が伝わってくるようです。
いやあ〜しかし音羽屋さん、安泰ですねえ〜!!羨ましいほどです。
って私は播磨屋さんの贔屓である以外はなんらカンケーない身ですけども(笑)。
お二人それぞれの晴れ着姿、キマってますね。
お好みもお似合いになるものもよくわかっていらっしゃって素敵っ!
私も喪中があけたら晴れがましいお着物着たあ〜〜〜いっ!(笑)

tomokoさま
いや〜、みーちゃんはーちゃん目線のルポですみません(てへっ)
基本的には芸能ニュースに疎いもんで・・・。
特に梨園の親戚関係は複雑ですねぇ。Y子さんに色々教えて頂き
ましたぁ。

晴れ着、そうでした。今年初めてのきものでした。
新年会に黒というのもどうかと思ったんですけど、母の付け下げが
着たくて・・・。念願叶って満足ですー。

っきゃー!羨ましい~!!っと、音羽屋贔屓(とはとても言えない今の私なのですが、気持ちだけでも。あ、播磨屋さんも大好きです。)としましては、思わずモニターの前で身をよじっております。

お二人のお姿がまた華やかでステキですねぇ。
黒地のお着物って華やかなんだよなぁと改めて感じました。

2月には新装なった歌舞伎座に行く予定を立ててまして、久々の「白波五人男」本当に楽しみです。

りらさま
おお、そうでしたか、音羽屋さんご贔屓。私も今回
アットホームなファミリーを拝見してファンになって
しまいました〜。

黒地といっても、日本の黒は本当にいろいろあるんだなぁ
と、感心してしまいます。
写真では分かり難いですが、この黒、なかなか暖かみが
あって私は好きです。地紋に松葉が散ってるんですよ。
それこそ30年以上前のものですが、古さを感じません。
そこがきものの凄いところですねぇ。

「白波五人男」さぞ美しい舞台でしょうね〜。
私はその昼の部の方に行きまーす。