職人さんの温もり

前回のアッシュペーフランス繋がりです。

そもそも きものにハマった大きな理由の1つには靴の問題が
あった。若い頃、尖ったハイヒールを履いてOLをしていた頃、
見事に外反母趾となり、以来ウン10年、靴に関しては悩みの
尽きない人生であった。
どうしても洋服の正装となるとハイヒールを履かなければ
ならないが、これがもう苦痛で苦痛で、出掛けても早く家に
帰りたくなってしまう。

それがきものを着て草履を履いた時の、あの気持ち良さ。
何時間履いていても どこも痛くならない(そりゃそうだ、
どこも当たる所がないのだから)

それからグーッと きものにハマっていったのは言うまでもなく、
今に至るのだが このところの猛暑にさすがにきものでお出かけも
辛い。夏はどうしても、きものの回数が減ってしまう。

前置きが長くなってしまったが・・・



先日、久々のアッシュペーフランスで、出会ってしまった靴がある。
1日履いても、どこも痛くならない靴。


ローファー2
白のローファー。このフィット感がたまらない。


「Rocco.P」(ロッコ・ピー)というイタリアの職人さんの手作りの靴。
皮が柔らかく底が薄いのに、長時間履いても足の裏も痛くならない。
今の靴底というのは、ほとんどが接着剤で貼ってあるそうだが、
これは一針一針縫ってあるので、通気性も良いのだとか。

それより何より、履き心地の良さ。
履いていて楽しいと思った靴は何十年ぶりだろう。
これはもう感動もの。




職人さんと言えば、もう一点。
数年前に銀座のショウウィンドウに飾ってあったバッグに一目惚れし
珍しく衝動買いしてしまったが、聞けばこれがイタリア、サルディーニャ
地方伝統の手織りの布だとか。


バッグ1
ブランド名は「Antonello」(アントネッロ)


バッグ2
中の布地もお洒落


こうしてみると、やっぱり「職人さんもの」に惹かれてしまう私。
人の手で作ったものは、どこか優しさや暖かみがある。
使い込む程に味も出て、愛着も湧いてくる。
修理がきくのも、良い点だ。



Rocco.P   イタリア、マルケ地方で1991年にロッコ兄弟が立ち上げた
       ブランド。ボロネーゼ製法やグッドイヤー製法などを駆使し
       上質で個性的な靴を創り出している。


Antonello  イタリア、サルディーニャ島にルーツを持つアントネッロ・
       テッドが手がけるイギリスのバッグレーベル。
       使用される素材は数百年に渡って継承されてきたサルディニア
       伝統の手織り布で、今もサルディニアの女性達が島に自生する
       植物で染織したオーガニックウールと再生コットンを丹念に
       織り上げている。




コメント

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先週2日続けてパンプスを履いていて
どうにもしんどい思いをしました。
あぁ、いいですねえ白のローファー♪
若い頃からおしゃれとは無縁でブランドはトンと分かりませんが
(なので下の記事のお店の名前さえ?で失礼しました)
この靴に食指が動きました〜 (^-^)/

薄くてクッションがなくて疲れやすい足で、
幅も狭いので合う靴がありません。
パンプスなんて絶対無理(履かないけど)。
カッコイイ靴はもれなくアウトです(^^;
一日履いてもどこも痛くならない靴なんて、
この世にあるとは思いませんでした(笑)
バッグもかわいくてツボです。
久しぶりに、お店を覗いてみたくなりました♪

私のうん十年前の初めてのアッシュベーフランスは横浜でした。毎年一個ずつ凝ったバッグを自分のご褒美に?買っていました。
一ひねりしているものが好きです。

香子さま
私も知りませんよ〜、どちらのブランドも(笑)
買ってからネットで調べてみたんです。
どちらもメジャーではない(失礼)、どちらかと言うと
「知る人ぞ知る」というやつではないですかね。
でもこの靴は足に問題ありの方にはお奨めです。
黒も欲しいな〜なんて、思っちゃってますぅ。

櫻子さま
私も! もう痛くない靴は「どた靴」くらいだろうと思って
ましたから。
恐ろしい事にロッコ・Pの秋の受注会をやるというお知らせが
ありました。んー、黒とかベージュとか欲しいかも・・・

それにしても欲望は尽きず・・・
暫く洋服や靴には見向きもしなかった私でしたが。
これで秋になれば、またきものになるんだから、ここは
グッと我慢すべきか・・・?

あ、バッグはHPフランスじゃないんです。
買ったの、だいぶ前だしね。



とうこさま
おお、とうこさん、あなたも・・・。
私もHPフランスで JAMAN PUECHのバッグにハマった時期が
ありました〜。未だに使ってますけどね。
すっかり忘れていたのに、久々に行って HP熱が再燃しそうで
怖いです。

靴は私も悩みの種です。
ヒールのあるもの、重たいものは股関節の故障でまったく駄目になってしまっていて・・・
なのに、こちらではヒールが無いと固いペッタンコのバレエシューズのようなものか、細い紐のサンダルばかりで~。

このシューズ、履き心地が良い上に見た目もとってもお洒落で素敵ですねぇ。
職人技・・・・普段触れることが無くなっていることを思い出さされました。

りらさま
そーなんですよ、外反母趾用の靴なんて見られないのが
多いでしょ。ちょっと履き難いですよね。
その点、これはまだ許せるかな・・・?

外国では、なおの事ヒールの靴が正装だから、大変ですね。
あ、だからりらさんもお出掛けには「きもの」なのでしょうか?
きものの方が外国の方も喜んでくださるでしょ。
そちらでは、珍しいですものね。