タロット・人物カード

タロット78枚のうち、人物カードは16枚。
トランプのジャック、クィーン、キングの様にそれぞれの
スートに「姫」「彦」「局」「帝」がある。(ミケさん命名)

大アルカナカード22枚が、ほとんど神々のカードで
あるのに対して こちらは人間が主役である。
なので、私は生きている人の姿、一喜一憂する人、
右往左往する人。
神が縦の動きなら 人は横の動きとでも言おうか
そんな人間らしさを描きたいと思った。

最初に描いたのは「剣の姫」と「剣の彦」
「剣の姫」は舞子さんがモデルだ。
ただし、扇ではなく剣を持つ舞子。
これは、友人が「温泉卓球芸者」という大友昇平氏の
イラストを見せてくれた時、パンクな芸者さんが卓球を
する姿に「あ、これっ!」と、インスパイアされたもの。

何かマンネリ化してきたな〜と、思っていた時だったので 
どこかにナンセンスさが欲しかった。
たぶん、この時代にはあり得ない絵柄だろう。
しかし、この絵を見るといろいろと物語が浮かんでくる
のではないだろうか・・・?

「時は幕末、彼女は恋人を新撰組から逃がそうと必死で
刀を取ったのかもしれない・・・。」
妄想は見る人の自由。
いろんな物語を想像してほしい。


タロット、人物カード


「剣の彦」は一目瞭然。
牛若丸と弁慶だ。もちろん、「彦」は牛若丸のこと。
義経の数奇な運命は、ここでは考えず 月夜に弁慶の
長刀をヒラリとかわす若きウシワカの姿を美しく描いて
みたかった。
人の縁の不思議を思いながら。


こんな感じで人物カードはスタートした。
大アルカナの様に、シンボリックな制約がない分、自由に
楽しんで描いている。



*絵の著作権は朋百香にございます。
 無断掲載、転写は固く禁じます。



コメント

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こんにちは! おお! 今までのタロットカードと雰囲気が全然違って、また趣深いものですね。
萌黄の着物と赤の襦袢が目に鮮やかで、夜、一体何が…!?と
想像がふくらみます。あ、舞妓に姿を変えた女刺客…なんてどうかな(笑)

絵美さま
はいー、今回の人物カードはいろんな意味で動きのある
カードにしたいので、昔の浮世絵からポーズを取ったり
昔話の一コマを描いたりと、バラエティにとんだものに
したいと思っています。
女刺客ですか、斬新ですね。
そうやって見る人にストーリーを考えてもらえたら、より
楽しいですね。あるいは、自分に置き換えるとか・・・
「今、自分が切り捨てたいものは何か?」とかね。

おおおお!
あの「温泉卓球芸者」が、こぉんな華やかながらも凛とした舞妓さんになるとは!!
二枚とも、赤の利かせ方がドキッとするほど艶っぽいですねぇ。
タロットカードも元の意味に、こうしてミケさんの思惑と朋百香さんの作品への思いなどが加味されて、一層魅惑的になっている感じがします。

Shoheiさんと言えば・・・・・
最近この地のブルワリーで彼の作品の一枚をラベルにしたビールが売り出されたんですよ。
早速一本買いに行って来ました。

りらさま
「剣の姫」が誕生したのは、りらさんのお陰ですー。
なかなかShoheiさんのようには、枠を飛び出せない私ですが
それでも少しづつ、そして自分らしさも失わずに面白いカードに
していけたら・・・と思います。

おお、Shoheiさんのラベル、さぞ斬新なことでしょうね。
今度、アップしてくださ〜い。

思わず私も、おおおお〜!!(笑)
まるで『キルビル』の世界のようです。
あ、布袋さんのしびれるギターサウンド「仁義なき戦い』が流れてきそう。

カードと関係ないんですけど、五条大橋の場面に触れるたび、私、20代のころ、
牛若丸の格好してみたくてたまんなかったのを思い出します。
私、きっと似合う!と自分で思ってました。自意識過剰人間ですので〜(笑)

tomokoさま
アハハ、面白〜い! tomokoさんのウシワカ、きっと似合うと
思うわぁ。
私もね、一度芸者さんの格好がしたくて、京都で娘と
やったのよ(娘は舞子さんでした)
あまりにハマって、そのままお座敷に行ける、と言われ
ましたぁ(笑)
人ってみんな、何かしら変身願望ってあるわよね。