瑠璃の会

昨日まで夏日だ ったのに今日は爽やかな気候になり
絶好のきもの日和。
神社の下で、イタリアンを食べ、アルゼンチンタンゴを聴く、
しかもドレスコードはきもの、という何ともユニークな会に
行ってきた。

主催者はきもの染色家、佐藤節子氏。
毎年恒例の「瑠璃の会」だ。


佐藤先生と
佐藤先生と絵美さんと


きもの美女60名(くらいいらしたかしら?)ときもの男性も
少数参加で神楽坂の神社の境内地下のホールで行われた。

初めての参加だったがアルゼンチンタンゴの「インフィニート・パトス」
というグループ、テノール・大川信之氏、ピアノ・安田裕樹氏、
バンドネオン・平田耕治氏、バイオリン・那須亜紀子氏の4人組には
圧倒された。
もの凄い迫力でアルゼンチンの情熱がほとばしる歌と演奏だった。
と言っても普段はそれぞれ別々に活動している彼ら、
時々こうして4人でユニットを組むのだとか。
偶然にもこの4人が同じ干支で(年齢は違います)それも猪突猛進する
ヤツだというから面白い。

曲目は懐かしい「ジェラシー」や「ラ・クンパルシータ」「懐かしの
ブエノスアイレス」など、ランチを挟んで全部で16曲くらいあっただろうか、
ビアソラやガルデルの有名な曲を次々と。

アルゼンチンタンゴの80%くらいは、飲んだくれた男が自分を捨てた女の
愚痴を言う、或は「俺はあいつを刺してやる」という物騒な内容のもの
なのだそうで、確かに演奏曲の中にも「ナイフで一突き」という
題名があった。

男性8割、女性が2割くらいしかいなかった移民が増えた時代に、いつも
女性をめぐって男性の対立が激しかったらしい。
そんな時代背景から生まれた心の叫びみたいな歌が流行るのはもっともな
ことだ。
興味深いアルゼンチンのお話をしてくださったのは、バンドネオン演奏者の
平田耕治さん。
10代で1人アルゼンチンに渡り、ご本人曰く死にそうになりながら
バンドネオンの勉強をしたのだとか。

日本でも馴染みの少ないバンドネオンという楽器のどこに惹かれ、
アルゼンチンに渡ってまでそれをやろうという強い情熱を持ったのは
なぜだろう?
素朴な疑問が浮かんだがお聞きする機会がなかった。
次回、またお目にかかれたらぜひ伺ってみたい。

アンコールに応えての3曲の中に私の大好きな「リベルタンゴ」と
「トゥーランドット」があって、もう最高に盛り上がった。
もちろん、会場の皆様も。
音楽は素晴らしく、お食事も美味しく、皆様の着物姿も拝見出来て
至福の時を過ごさせて頂きました。
佐藤先生、佐藤ファミリーの皆様、ありがとうございました。


さて、ご一緒した絵美さんの帯ときものは

お太鼓2

もちろん、佐藤先生のもの。
「小鳥帯」いつもブログで拝見していたが、生小鳥ちゃんは
初めて。優しく可愛い感じが絵美さんにピッタリ。


お太鼓3

Tさんは、とても珍しい羅のおきものをお召しで
(初めて見た!)
帯も今はもう亡くなった作家さんのものだとか、
荒々しい波が大胆な色彩で印象的。



疋田くずし

この日の私は(めでたく)疋田くずしデビュー。
(遠目には無地の白茶に見えますが・・・)
帯は城間栄順氏の紅型。
季節に合ったナイスチョイスと、自画自賛。
気候ときものがピッタリ合うと気持ちが良い
ものです。


お太鼓1
お太鼓






佐藤先生の工房のH.P
今回の会の様子は「瑠璃の会」過去開催のレポートに詳しく載ってます。


絵美さんのブログ「えみごのみ」








  

コメント

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わぁ〜、みなさまお宝帯だわ、ステキ♪
佐藤先生は紗袷ですね。
あぁ、ワタシの紗袷は洗い張りから戻ったばかり。。。
来シーズンまでには組み立てしなきゃ(苦笑)

わ〜すごいきれいな水色の帯!
紅型ならではの水色では?と想像します〜♪
柄ゆきも朋百香さんらしいチョイス。飛び降りた甲斐があるってもの。
念願かなってよかったですネ!

香子さま
さすが香子さん、紗袷をお持ちとは・・・
私なんて最近知ったんです、紗袷。
アハハ、こういうところで初心者がばれますね。
しかし、組み立て出来るとこが凄い。

tomokoさま
はいー、沖縄の海を思いおこさせる色ですよね。
もう大好きです、この色。
見ていて飽きないし、締めていて気持ち良いしで
これは飛び降りがいのある1本でしたぁ。

ふわぁー、ウットリ!

一見シンプルで懐の深い疋田崩くずしのお着物、よくお似合いですね。私も大好きな色柄です。そして、垂涎のおみ帯も時を得て、さらに生き生きとした彩りを放っていますね。朋百香様のところにお嫁に来て、きっと帯冥利?に尽きることでしょう。

こんにちは! 先日はご一緒できて嬉しかったです。
音楽やお料理は勿論のこと、テーブル内でのおしゃべりも盛り上がって、楽しいひとときでしたね。
紅型の強めの青が、来たる夏を思わせて、とても清々しく感じました。
この翌日、文楽で心中ものを観まして、どこかタンゴの曲想と共通するものを感じました。
あー、洋の東西問わず、またいつの時代でも、男ってもんは弱いなーなんて感想を抱いた私です(笑)。

セージグリーンさま
まあ、そんなにお褒め頂いて光栄ですー。
この疋田くずしは帯でいかようにもなるお利口さんだと
思います。年齢いってもずーっと着れそうですしね。
帯はもうこれ、一目惚れです。
沖縄の海のような青さがお気に入りで、この季節、
ヘビロテになりそうですね。

絵美さま
ありがとうございましたぁ。
素敵な会でしたね。
ほんと、男と女というのはどこの国でも昔も今ずーっと変わらないのでしょうね。
男の人は幾つになっても、「男の子」なんですねぇ(笑)
文楽もあれ以来、ご縁がありませんが一度 見てみたいです。

帯の青が空気にあっていて 素敵。というのも、多分、その日近くにいました--。本当に近かったかも・・・。
他の方々も垂涎の帯・・・。いいわア。
アルゼンチンタンゴも好きだな。自分がスタイル良くなった気分で車の中で聴いています。

とうこさま
えー、こちらにいらしたのぉ?
あの日は暑くなく気持ちの良い日でしたね。
おきものだったのですか?

アルゼンチンタンゴ、情熱的でいいですよね。
でも歌の内容がそんなだったなんて知らなかった(笑)

いい音楽と 美味しい食事と 美しいきものと そして、同じ趣味の方たちとの語らい。
いいなあ、、、この会、いつか参加したいと思っています。

飛び降りてしまったのは この帯だったのでしょうか。
美しいです~~~~
皐月が終わり 水の季節がもうすぐやってくる頃、そんな今、
を感じます。
それに帯の形もぴたっと決まっています。
どうしたらこんなきれいになるのかしら。。。

皆さまの佇まい、眼福でございますぅ。

風子さま
そーです、これがキヨブタ帯です(笑)
帯芯のせいでしょうか、形が決まって締め易いんですよね。

この会はお奨めです。気取らないし、佐藤先生のお人柄で
しょうかね、アットホームな感じで。
きものに関しても、うるさい事は一切ないので、この日も
季節の狭間、袷の方も単の方も皆さんそれぞれに
楽しんで着てらっしゃいましたよ。

本当に!!
なんと綺麗な色の帯~♪とうっとり眺めました。
柄も軽快なリズムを感じるようです。
もしかして、このお着物が以前仰っていた「小紋」でしょうか?
品があって、帯によって表情が変わる、そういう面白さもあるお着物ですねぇ。

楽しい雰囲気が皆さんの装い+笑顔から伝わってくるようです~。

りらさま
ねー、キレイな色ですよね。
一目惚れする気持ち、分かっていただけるでしょ?
私には珍しくハデな帯ですが、夏にむかってこの位
インパクトあってもいいかな・・・と。
そーです、このきものです。疋田くずしの小紋。
こういう会とかに行く様になると小紋は便利ですよね。
単の小紋、これで2枚になりましたぁ(笑)