しめこのうさうさ

何年前からか、ずーっと箪笥の奥で眠っていた「ウサコ」
いつ買ったか、何の為に買ったのか、とんと覚えておりませぬ。

うさこ1

赤い紐が付いてはいるものの先は切れて結べませぬ。
それに、いい歳をして赤い紐は似合いませぬ。
えっ?、還暦用に?
いえいえ まだ ちっと早すぎます。


そうだ!

櫻子さんに頼んで帯飾りに作り直してもらおう。
櫻子さんの帯飾りは以前から欲しかったし、ウサコも生きるし
一石二鳥だ。

と、言う訳でお願いした「ウサコ」が生まれ変わって戻ってきた。


ウサコ中

うーん、シックで私好みのウサコになった。
櫻子さん、ありがとう!



どんな帯にしようかな?
西陣の織りの帯に合わせてみると、こんな感じに

帯とうさこ


ところで歌舞伎「法界坊」で、今は亡き勘三郎さんの
「しめたぞしめた、しめこのうーさうさ」というセリフが
ずーっと頭の隅に残っている。
たぶん、勘三郎さんの最後に見た姿が法界坊だったから
だろうか?。
色気のある役者さんだったなぁ・・・。

「しめこのうさぎ」「しめこのうさうさ」は昔からある言葉遊びで
物事が思いどおりに運んだ時に言う洒落で「うまくいった」の意。
「しめた」に兎を「絞める」をかけているのだそうな。

まさに「ウサコ」は私の思い通りになり「しめこのうさうさ」
そのものだが、これを見る度に勘三郎さん演じる悪い奴だが
どこか憎めない、あの法界坊の姿を思い出しそうで
ちょっと切なくもある。


今度、歌舞伎座に行く時には「しめこのうさうさ」を帯に
挟んで、勘三郎さんを偲びましょうか・・・。



櫻子さんのブログ









コメント

非公開コメント

なんとおされな提げものに生まれ変わって、うさこサンもさぞお喜び♪
やんや〜、やんや〜♪

勘三郎さんの法界坊、今となってみれば、あの芝居、
(私はそれより古い勘三郎さんのお父さんのや
今の吉右衛門さんのがいっとう好きなんですが)
他の誰にもマネできるものじゃァなかったネって思います。
月日の経つのは本当に早いですね。

tomokoさま
ありがとうございますぅ〜。
思えば櫻子さんと出会えたのも絶妙のタイミングでした。
その後、すぐにウサコが出てきたのですから。
たぶん、これも作家さんが作ったのではなかったかと
思うのですが・・・。

勘三郎さんのお父さんもなかなかでしたね〜。
やっぱりDNAですかね。
勘三郎さん、同い年なもんですから応援してたんですよ。
まさかこんなに早く逝っちゃうとはね。
もう一度、生舞台が見たかったな〜。

おぉ、シックでかわいい〜♪
また色合いがこれからの季節にぴったりですよね。
付けられたお姿を拝見するのがまた楽しみです (^-^)v

ありがとうございました♪

新ウサコちゃん、気に入っていただけたみたいで良かったです!
ぜひぜひ歌舞伎座に連れて行ってくださいませ。
私もようやく次回の歌舞伎座は着物で行けまする(^^;

最後に拝見した勘三郎さんは昨年5月の平成中村座でした。
昼の部の「め組の喧嘩」の浜松町辰五郎、
夜の部の「髪結新三」ともに初役とは思えず、
これから勘三郎さんの当たり役になると思っていましたのに、
今年の5月の歌舞伎座にはいないなんて切ないですねぇ。。。

香子さま
ですよね〜、さすが櫻子さんです。
大人のちょっとくすんだ色が絶妙です。
ほら、私オータムだったでしょ、ピッタリですよね。
デブーが楽しみです。

櫻子さま
はいー、もう大のお気に入りですー。
こちらこそ、ありがとうございましたぁ。

そうですか、平成中村座、いつでも行けると思っている
うちにこんな事になってしまいました。
人の人生なんて儚いものですね〜。
生きてるうちに、いっぱいやりたい事やって、食べたいもの
食べて、辛いことすら味わいたいと思います。
それが生きてるって事ですものね。

「しめこのうさぎ」久しぶりに聞きました。
私は三輪明宏のライブで曲(私の銀巴里)に入る前の一人芝居みたいな部分で聞いたのが印象に残ってます。
面白い言葉ですよねぇ。

うさちゃん、しっかり蘇って素敵です~!!

りらさま
本当ですね。「兎を絞める」というのはちょっと
可哀想な物言いですが、あのおどけた調子で何度も何度も
言われると自然と頭に残ってしまいます。
へぇ〜、三輪さんのライブですか・・・?
どんな感じだったのかしら? 三輪さんなだけにやっぱり
シャンソンな感じ?(笑)