「うん、いいんじゃない」

絵を描いていて一番難しいと思うのは最後のところ。
どこで「終わり」とするかだ。
集中して描けば描く程、どこで筆を置くのか
分からなくなってくる。
抽象画の場合はなおさらだ。
描こうと思えばいくらでも描き込める。
この辺か・・・と思った時に最後は必ず主人に見てもらう。
主人は絵に関しては、全くの素人だ。
だが私にとっては「うん、いいんじゃない」という彼の
一言がfinishの合図となる。

今夏、国立新美術館で開催される「第14回 日本、
フランス現代美術世界展」の締め切りが迫ってきた。
今年は推薦部門で大型サイズの特別枠を頂いたので
頑張って60号作品を製作中。
ほぼ仕上がったのだが、例によって最後の「うん、
いいんじゃない」の一言で完成をみることになるだろう。

すでに完成している1点と合わせて2点、出品予定。
これらを梱包して送り出せば、今年の前半はやっと
一息つける。


ひまわり
製作中の60号作品(部分)


第14回日本・フランス現代美術世界展
会期:2013年8月7日(水)〜8月18日(日)
会場:六本木・国立新美術館(3A展示室)
主催:JIAS日本国際美術家協会
協催:欧州美術クラブ
後援:在日フランス大使館


ポスター2
展覧会ポスター


今年もフランス、サロン・ド・トーヌ会長ノエル・コレ氏も
来日、フランス画壇作家をはじめ、スペイン、アメリカからも
多数の作品が展覧される。

日本にいながらにしてサロン・ド・トーヌの重鎮作家の作品が
見られるのはラッキーだ。
願わくば、去年のような猛暑にならず盛夏のきものでレセプションに
参加したいものだ。






コメント

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こんにちは! 名高い美術展で推薦枠をとれるなんて、凄いなあ…。
新国立で拝見できるのを楽しみにしています。
盛夏のど真ん中なのですねー。でもこんなときにお着物って
すごくオシャレ!

私には、絵を描く機会は皆無といってもいいので、
想像でしかないのですが、
制作を続けるほどに、60号なら60号の枠の中に
自分がわーっと入り込んでしまい、精神的に閉じ込められるような
感覚があるのでしょうか…。
ご主人の「うん、いいんじゃない」は
そこから抜け出て、客観的に自分の作品を観られるようになる
合図のようなものなのかな、と思いました。

わあーー。行きます、行きます。這ってでも行きます!!
私には全く描くという才能がないので、鑑賞させていただくことで、幸せを分けていただくの。
旦那様の、一言・・・素敵な最後の魔法ですね。

絵美さま
2年前位までは、この展覧会は1月だったんですよ。
だから余裕で袷のきもので参加だったのですが、六本木
に移ってから真夏になっちゃって・・・去年は、
ワンピースでレセプションに出ましたが、キリッと
夏きもので参加された作家さんがいらして、カッコ良かったですね〜。
今年は頑張れるかな?

「客観的に作品を観る合図」上手い事をおっしゃい
ますね。そうなのかもしれません。
なまじ絵のことが分かる人にあーだこーだ言われる
より、主人の素朴な(?)感想は私も素直に聞けます。

とうこさま
えー、遠くからおいでくださるのですかぁ?
まあ、東京におついでがある時にでもお出かけください。
8月は暑いですからご無理なさいませんように。

そう、普段はあまり主人の言う事を聞かない私ですが(笑)
この最後の「〆」は恒例になりました。

おお、これは油絵でしょうか?

朋百香さま♪

夏に展示会ってなんだかな~ですよね。
夫の所属している書道展も夏でしたが、昨年は出かけることも憚れるような猛暑で、あれでは観行く人もちょっと困りものです。
とはいえ夏着物って着物の醍醐味のようなところがあるので、それもまた着物好きには堪らないのですよね。あの透け感が・・(涎)
今年はこの調子で行くと昨年ほどは暑くはならないのでしょうか?
朋百香さんも、是非夏着物で出席してください。
私も涼しかったら着物で行こうかしら?

わぁ、ステキステキ!!
ぜひ拝見させていただきます!

煮詰まった時にしばらく寝かせると見えてくるものがありますが、
締切があるものはそうもいきませんものね。
ある意味、スイッチのような貴重な一言だと思います。
ご主人様は感性の豊かな方なんですね。

いろいろお忙しい中での制作、がんばってください!
制作のおしまいのあたりでご主人にお見せする感じ、なんか分かります。
うちもおんなじ(笑)。
たまに「どうかなあ、さっきの方がよかった」なんて返事が返ってくると、
こちらはムキになって言い訳してしまうコトもありますし、
あらそう、じゃあ直すか、な〜んて素直に従ってみたり・・・。
朋百香さんも私も、お互い、どこかで
相方に信頼を寄せているからなんだろうだな〜って思うのですが、いかがですか?(笑)

straycatさま
これは油絵ではありません。
一言に言えば、ミクストメディアと言うのでしょうか、
和紙に墨、アクリル、和紙のコラージュなどをしています。
海外の展覧会に出すようになってから、自分の中でかなり
「和」というものに拘るようになりました。

本当ですね、夏の展覧会はちょっと・・・と思う反面、
こんな事でもないと夏のきもの、着ないかも。
暑いさなか、日傘をさして涼しげに歩く女性を見ると、
カッコイイな〜と、思いますが、自分が着るとなると、
気合いが必要(笑)です。

櫻子さま
アハハ、感性豊かというか・・・テキトーに言ってたりも
するんですが(なにしろ、狼オジサンなので)
でも時々、鋭いんですね。そこは無邪気な子供と同じ感性
かも・・・ずばり確信をつく、と言うか。
そういう意味では「観る側」の主人の感想は貴重です。
「描く側」の独りよがりにならない為にも。

tomokoさま
アハー、そうなんだやっぱりtomokoさんもやまちゃんに
聞くのですね。身近でいつも見ていてくれる人に聞くのが
一番、安心ですよね。
そうか〜、信頼しているのか・・・そう言われてみれば
そうかも。そんな風に考えたこと、なかった。

今年も楽しみにしてます〜 (^-^)/
外は暑くても美術館の中はほんのり涼しくて過ごし易い空間でした。
そしてたっぷりの見応えある作品群! 
今年は向日葵でしょうか? 昨年の「矛盾を抱えた天使」も良かったです。
(すみません、タイトルうろ覚え… (^-^;; )

香子さま
そうですね、中に入ってしまえば、あの空間は天井も
高くて気持ち良い所なのですが、問題は行くまでです。
今年はきもので行けるかなぁ・・・。
(タイトル、合ってますよ〜)

せっかく日本で開催されるのに~、遠い・・・・
米国の作家も参加するとのこと、こちらでもやってくれないでしょうかしら?
あ・・・もし開催されるとしてもNYとかSFとかでしょうね。

ご主人様とのやりとり、良いですねぇ。
深いところで信頼しあってらっしゃるんだなぁ・・・と感じました。

りらさま
そうなんでしょうか・・・結婚して33年も経つと
お互い空気みたいな存在で、ことさら信頼とかって
考えたこともありませんが・・・まあ、そうなので
しょうねぇ。他の人に聞く気にもなりませんし。

欧州美術クラブっていうくらいなので、ヨーロッパか
日本なのですね、今までの開催が。
そう、いつかアメリカで開催される日がくるのかしら?
アメリカ人の作家さん、少ないです。