お直しも楽し

きものを着るようになると「お直し」をするようになる。
洋服も直す事もあるが、形が立体的である為、必ずしも
思ったようにはならない事も多い。
その点、きものは平面で、しかも形が決まっているので
よほどサイズが違わない限り、お直しに失敗する事は
少ないと思う。

長〜いこと、箪笥で眠っていた義父の大島。
亡くなってから20年近くたつだろうか、このまま眠らせて
おくのはもったいない、と山本きもの工房さんにお願いして
道中着に仕立て直していただいた。


道中着2

これがまあ、大ヒット。
一重仕立てで軽く、雨よけ、風よけにピッタリ。
小さくたたんでも皺にならないし、持ち運びも便利。
先日も昼間は気温が高かったが夕方、急に寒くなった時に
重宝した。


るーぷ

山本さん、拘りのループ紐。道中着の中をぐるっと身体に
廻して紐穴を通って右脇で結ぶ。
とても身体にフィットするので着姿もスッキリ。

数年ぶりに、また活躍の時を得て 大島も喜んでいるだろう。



もう1枚のお直しは、きもの友から頂いた大島の羽織。
私は裄が長くて、だいたい頂き物はここを直さなくてはならない。
が、裄を出すにも限度というものがある。
今回は伸ばしただけでは間に合わなかったので、残布を使って
何と接いだのだ。
これまた、山本さんの腕の見せどころ。
うまい具合に接いでくださって、ちょっと見ても分からない。
これが出来るのも きものならではか。

羽織

泥大島の羽織。
何とも軽くて着やすいこと。



おまけ
さて、この羽織に付けた羽織紐は

弁慶

sakurakoさん制作のその名も「弁慶」
一目惚れして注文した次第。
(思った通り、ピッタリだったわぁ)

sakurakoさんの作品は山本きもの工房さんで扱ってます。


ただ、買って着るだけではない「お直し」も楽しきものライフ。
手間隙かけて、多少のお金もかかるが、古いものを大切にするって
心が豊かになるような気がする。

お義父さん、sさん、山本さん、sakurakoさんに感謝です。
それぞれ、楽しく蘇りましたー。





コメント

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そうなんです〜♪
ワタシなどは新しく誂えるより、お下がりや頂き物をお直しするのが多いです。
サイズがSよりのMなのでお直ししないで着られるモノも多いんですけどね(笑)
今仕立て中のも義母箪笥にあった黄八丈を洗い張りして染み抜きして
染みが取れないから色掛けして…と、ちょっと後悔しつつもチクチクしてます。
受け継いだのは処分できないですもんね i-229

香子さま
ですよね〜、きもの初心者だった私も、先輩方の
ご指南よろしく、早数年がたち、頂きもの、お誂えと
なかなかきものも充実してまいりました。
そろそろ誂えることよりも、今あるものを大切に、
と思う今日この頃ではありますが・・・。

黄八丈ですか、良いですね〜。
チクチク完成したら、ぜひアップを。

4月とはいえ、今日のような肌寒さには
やっぱり風を防ぐ羽織ものや道中着が要りますよね〜。
義父さまの大島、よみがえって何よりでした。
裄の接ぎは現代人のお着物にもっとあってもいいと思うのですよ。
演芸でも三味線漫談の小円歌さん(女性です)がやはり裄がおありなので、
高座着でも接ぎを入れてお召しです。
まあ、そのぶんだけ仕立てに上手さが求められますが、
その点、山本さんのところは間違いがないので安心してお願いできますね。

tomokoさま
そうです! もっと接ぎがあって良いと思います。
だってぜんぜん違和感ないですよ、この羽織。
まあ、おっしゃる通り、山本さんの腕が良いのでしょうが・・・。

わぁ、大島の道中着と羽織いいですね〜
私も母の長着やいただいた羽織を洗い張りに出してます。
単衣にしようか、色を掛けようか…といろいろ思案中。

羽織紐、ご紹介いただいてありがとうございます!
お召しになった姿もいずれ拝見したいわ〜♪

櫻子さま
はいー、この所の寒の戻りというのでしょうか、
大島の羽織、重宝しています。
羽織紐、娘に「素敵」と言われましたよー。
着姿は次回に。

こんばんは。
こちらのもののようにいい品ではありませんが大島をコートに
して重宝しています。
きものはあれやこれやできるのが楽しいですね、といっても
おいそれとはできませんが、、、

大島もですが羽裏と羽織紐にも目が吸い寄せられてしまいました。とっても素敵です。

風子さま

そうですね、きものは洋服直すよりお金かかるかも。
でも、時間もかかるので、その間にヘソクリを・・・
結構、ヘソクリ上手な私です。(笑)

素敵でしょ? この羽織紐。
sakurrkoさん、そのうちネットショップも再開すると
思うので、またお知らせしますね〜。
帯留めも作ってらっしゃるのですよ。