帯の進化を西陣に見る

今回、この久米島紬に山本さんがお奨めの帯は
京都西陣のもの。
昨年末のブログにも書いたが西陣というと錦とか
唐織り、を想像してしまう私は古かった。

「えーっ、これが西陣?」という斬新な帯の数々。
きもの同様、帯も進化しているのだ。


帯5
久米島紬にこんな白い帯をすると、とても
モダンな感じに。


帯1
こちらは格子の紬に色はシックだが小花が
並んだような可愛い帯。


一見、刺繍したように見えるが、もちろん西陣さんと
いえば「織り」
すべてこれ、織られているのだからビックリ。


帯2
帯7
帯4



糸のポチポチが何とも可愛いのと、その色彩感覚には
まいってしまうのだが、写真ではなかなか こういう
微妙なニュアンスカラーを写すのは難しい。

やはりこういうものは実際に手に取って、その軽さ、風合い
色彩を感じて頂かないと・・・。


帯3


この帯を織っている方は何と80代のお爺ちゃまなのだそう。
きもの友と「そのお爺ちゃまに会ってみたい!」と
盛りあがった。
このセンス、絶対若い方だと思っていたのだが・・・
「色彩感覚は若いですが、この熟練の織りは50年60年と
経験を積んだ人でないと織れないんです」と、メーカーさん。
ごもっともです。

着手のほうも昔の感覚でこれは紬用、これは訪問着用、
などという固定観念は捨て、もっと新しい帯ときものの
関係を考えていったら使える用途も広がるし、さらに
きものを着る楽しみが増えるのではないだろうか。






コメント

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こんにちは! 大人可愛い帯がたくさんで眼福でした! 一番上の、泥染めの久米島と合わせるとホント、互いに引き立てあいますよね。
どこからこうしたデザインの発想が出てくるのか…織手のおじいちゃまに一度お話を伺いたいものです。

絵美さま
本当ですね、お爺ちゃまはどこからこの発想が出たので
しょう? やっぱり織りの神様がおろしてくださったの
ですかね・・・。ふとしたある瞬間に、「あ、これはこう
しよう!」て閃くことあるでしょ、あれって絶対上から
おりてきてるんだと思う。
どんどん変化してるから、同じものは二度と作らないのだとか、
そう聞くと1本、買っておくべきだったかな?・・・なんて
思ったりして(笑)

こんにちは。
明け方の雪で長平庵のお庭もまた薄化粧で清白に輝いているのかしら?と思いを馳せております。
先日はありがとうございました。織り手さんのお話は伺うことができませんでしたが、反物や帯をゆっくり拝見しながら、朋百香さんや山本さんとのおしゃべり、楽しかったです(*^_^*)
西陣の帯、思いとどまられたのですね。同じものは二度と....心揺さぶられるフレーズですね〜

yukikoさま
こちらこそ、ありがとうございました。
今朝カーテンを明けたら、小雪が舞っていてビックリ。
でもすぐに日が差してきました。
会期中も良いお天気で良かったです。
「心揺さぶられるフレーズ」にも負けず、なんとか
踏みとどまり(笑)ました。

朋百香さま
先日はバタバタとお邪魔してしまって申し訳ありませんでした。
織り手さんのお話を聞けなかったのは残念ですが、山本さんからもためになるお話を聞けましたし、間近に見る経緯絣の久米島の力強さにうっとりでした。やっぱり受け継がれてきたものは違いますね。どうぞ朋百香さんもお疲れが出ませんように、またどこかでご一緒できますよう。

straycatさま
先日はありがとうございました。
なかなかきものも奥が深くて産地のことなど
知れば知る程、興味がわくし その技術の
素晴らしさや作り手の想いに愛着も湧いてきます。
楽しい5日間でした。
またお目にっかりましょう。

朋百香さま、先日は慌ただしく失礼しました。もう、素敵な空間と朋百香さんの美しさと、山本さんのプロなお話に舞い上がってしまい、私、何をしていたのでしょう状態でした。泥染を持っているのですが、今織られているのは、都会にも映える泥染でそちらに手を伸ばしたくて思いとどまるのに必死でした(笑)
糸が出来、織るまでのお話を伺い、本当愛おしい気持ちでいっぱいになりました。
ありがとうございました。

とうこさま
いつもブログでのやり取り、やっとお目にかかれて
嬉しかったです。遠いところをありがとうございました。
本当、その布がどういう風に織られているか、どんな方が
織っているか知ると、なおいっそう愛おしくなりますよね。
また、何かの機会にお目にかかりましょう。