「きもの着つけ体験会」

娘の友達に「きものの着方を教えてください」といわれ「いいわよ」と
気軽に返事をしたものの、自分で着るのと着方を教えるのは大違い。
裾よけが何か、帯揚げが何かも分からない若い人たちにきものの
「いろは」から教えるのは思ったよりも大変だった。
でも、さすがに皆さん「大和撫子」
きもの姿はそれぞれに美しく、おしとやかにみえる。

きものを着るというのは洋服とは全く違い、日本人の精神を勉強する事の
ように思えた。洋服は猫背になろうが、足を組もうが身体の動きにそって
どうとでもなる。ところが、きものは帯があるので猫背になりにくいし、
なってもとてもみっともない。裾がはだけてしまうので、足も組めない。
きものをカッコ良く着こなすには、まずは姿勢が大切。
以外に腹筋、背筋を使うのだ。
正座から立ち上がる時も、きものは上下運動。キレイに立ち、座るのも
スクワット運動よりキツイかも。

「きものの時は丹田を意識して」と、言ったらキョトンとされた。
丹田とはオヘソの下3センチくらいのところ。
「丹田に力を入れると健康と勇気を得る」と言われるところ。
常に力を入れている訳にもいかないが、意識するだけでもお腹が引っ込んで
背すじが伸びる。背すじの伸びた凛とした姿は洋服、きものにかかわらず、
美しい。と、いう訳できものは姿勢を良くするには打って付けなのだ。

皆さん、慣れないきもので四苦八苦していたが、それでも「また、次回も
宜しくお願いします」ということばが聞けたのは嬉しかった。
微力ではあるが、彼女たちが日本の伝統的な民族衣装であるきものを
「今」の感覚でさっそうと着こなせるようになるまで、お手伝いしたい。
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