額で遊ぶ

海外の展覧会などに出展する絵の額は、だいたい装飾のない棒縁と
決まっているのがほとんどだが(重くなると、運搬費用も嵩むので)
この絵はそれ用に描いたものではないので、額で遊んでみた。

絵の題名は「門出」 縦75センチ、横52センチ。
私の絵としては比較的小さい方だ。
なんで「門出」なの? と、聞かれても ふと頭に浮かんだ言葉を
そのまま付けただけ。
強いて言えば、金彩や銀の箔なども使っているので、金銀の
おめでたい感じだから、門出を祝う気持ちを絵にした、という
感じだろうか。

どちらかと言えば個性的な額縁なのだが、これを選んだ理由は
絵の延長線上、つまり絵の続きみたいで面白いかな・・・と、
思ったからだ。
実際 もっと金色が強かったのだが、少し鈍くする為に上から
絵の具を塗ってみた。
つまり額も描いてしまったという訳。
でもそれによって、さらに絵と額の一体感が生まれ、これは
成功だったのでは・・・と、思うのだが如何でしょう?


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絵のみははこちら


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額に入れた感じ


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額のアップです




*絵の著作権はすべて朋百香にございます。
 無断使用、転載はかたく禁じます。








コメント

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わあ、もろ、私の好みです。(すみません。描いた方に感想がうまく言えませんが、”好き!!”って感じです)額もとても引き立てていて、素敵です。
額って大事ですね。先日、学生さんたちの作品展を観に行き、額の色で損しているなあと思ったものがありました。
人間も、最終的には本質ですが、清潔で似合う服装をしている方は、いいなあと思いますもの。気を付けようと思うこのごろです。

こんにちは! 幻想的な作品、そして重厚感のある額ですね。金を鈍く塗った部分が、「門出」の晴れがましさにあえて、未来への重さを加えているような印象を受けました。
日本画などにある古裂を用いた額を眺めるのも私、好きです☆ 絵を邪魔せず一体感を出す額を選ぶのって難しそうですが、これもアートの一部ですよね。
季節のせいか、こちらの絵を見てエミール・ノルデを思い出しました。朋百香さんのこの絵も、ノルデの色彩も、日本の風景にはなかなかないですよね。

鏡面的な配置ではないんですけど、
湖に光が降って来た感じで幻想的ですね。
額が湖を取り巻く森みたいな印象を受けました。
意外と額って大事ですよね ((-_-))ウンウン

素敵な額ですねぇ・・・・
絵にピッタリマッチして、風格が増しますね。

ホント、絵って額縁によってまったく印象が変わるんdねすよねぇ。
こちらでは絵を飾ることがごく普通ですから、額縁屋さんがあちこちにあるんです。
でも、良い素材を揃えた上手なお店はお値段も良くて・・・それなりな所のはすぐに歪んでしまったりするんですよ。

額によって絵は本当に表情が変わりますよね。
ここ数年観た展覧会の中では、(個人的には)新国立美術館でやった「モディリアーニ」展の額が秀逸でした。
それにしても、本当に朋百香さんの絵、この2年ほどしか知りませんが本当に変化しましたね!
その解放の度合いに目を見開いています〜!

とうこさま
そうですか、好みですか、ありがとうございます。
率直なご感想で嬉しいです。絵って結局、好きか嫌いか、自分の部屋に
合うか合わないかです。
自分が描いたものに共感してくださる方がいるだけで、嬉しくなります。

絵美さま
ごめんなさい、勉強不足で。エミール・ノルデという画家は知りません。
意識してないのですが、ブルーが好きみたいでブルーの絵、多いかも。
おっしゃる通り、額選び、難しいですが ピッタリ合った時は凄く
嬉しいです。

香子さま
「額が湖を取り巻く森」 おお、なんて素敵な表現でしょう!
そう言われれば、森の木の枝みたいにも見えますね。
見てくださる方がいろんな風に感じてくださるのが楽しいです。
ありがとうございます。

りらさま
そうですね、私もハワイで額が安かったので何枚か作り
ましたけど、やっぱり日本製の方がしっかりしていますね。
長い目でみたら、日本製の方がいいと思いました。
絵に対する感覚が違いますものね、インテリアの一部というか。
お国によっていろいろ違うものですね〜。

tomokoさま
プロの方にそう言って頂くと嬉しいです。
この歳になってやっと「解放」されました(笑)
でもこれも私にとっては自然の流れだと思っています。
シドとの出会いも大きいかな・・・。

「額」本当に大事ですが、凝り出したらこれまたキリがない。
むしろ「棒縁」って決まっていた方が楽だし、お金もかかりません。
フランスの展覧会が棒縁で良かった!(笑)