エソラゴト

秋の日はつるべ落とし、昼間暖かくても日が落ちると
急に気温が下がり、冷たい風にのってキンモクセイが
香ってくると、あー本当に秋になったのだと、
あの気違いじみた夏が遠い昔のことの様に思われるから
不思議なものだ。
きものも単から袷へ。

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黒地の大島に白地にグレーぼかしの塩瀬の帯。
上半身だけ見ると無地の様だが、裾と片袖には
帯状の刺繍がある。


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お太鼓はこんな感じ。
写真の都合上、裾の模様を上にあげてます。



さて、向かった先は銀座の靖山画廊。
2年ぶりの塩崎顕さんの個展会場へ。
頂いたご案内状から、不在のことは分かっていたが
私の都合がつかず、今日になってしまった。
お目にかかれず残念(恒例のツーショットが
撮りたかったのに・・・)

2年前にも書いたが、塩崎さんは日本の諺や格言から
着想を得、解釈に遊び心を重ねた独自の世界観が
素晴らしい。
題材や手法は古典的ながら「新しい日本画」の魅力も
加わって塩崎ワールドが広がる。


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DMの作品は鬼に金棒(門前の虎)と(後門の狼)
恐ろしい虎や狼を悠然と手なずける鬼達の表情が
ユーモラス。



塩崎 顕 展 エソラゴト
10月22日(月)〜11月3日(土)
11:00〜19:00
靖山画廊
中央区銀座5-14-16 銀座アビタシオン1階
tel 03-3546-7356
靖山画廊ホームページ






コメント

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ステキでございます♪
朋百香さんのお召し物も塩崎さんの絵も (^-^)b
こちらの大島は付け下げなんですかね?
帯もとっても好みです☆

こんにちは。こちらの大島、以前ブログで着姿を拝見しましたが、とてもお似合いですよね。帯のグレーにぼかしというのも、秋のどこか寂しげな気分を出してくれるように思います。
塩崎さんのことはすみません、よく存じ上げないのですが、DMの絵を見ますと、実在しない(というか生身を見たことがない)のに、とても血の通った、皮膚の温かそうな感じがします。こうしたモチーフは、冷たい彫像でしか見たことないので、新鮮です。

香子さま
ありがとうございます。
やっぱり柄の位置からすると付け下げなのかしら?
帯は姉からのお下がりです。
芯が柔らかくて、ちょっと締めにくいのですが、グレーぼかしが
(写真では分かりにくいですが)いい感じで私も好きな帯の1本
です。芯の固さって難しいですね、固すぎても柔かすぎても
締めにくいし。

絵美さま
塩崎さんは、新進気鋭の日本画の若手作家さんです。
諺や格言から生まれた作品は、とてもユーモラスで私は好きです。
古い題材なのに、新しい感じがするところも。

このきもの、去年は着なかったかも・・・。
この間、憲法黒の記事を書いたら急に黒が着たくなって・・・。
もちろん、大島ですから憲法黒ではないですが。
黒といっても真っ黒でなく、暖かみがあるので好きです。

すてき・・・

スラリとした朋百香さんにきれいなお色の横段の柄、お似合いでしょうねぇ。
帯の柄の色や調子がお着物の柄に合わせたかのようにビッタリ!
着物の取り合わせって、人柄が出ますねぇ。

諺を絵に・・・面白そうです~!
私、時々諺とか格言とかを言うのですが「婆さんみたいだわ」と思われているようです。てへへへ

りらさま
私も! 娘達が小さい頃から、諺などを言っていたので「何それ」と
言いながらもうちの子達は、年のわりには諺とか知ってるかも。
昔の人って、なる程な〜って思う事をユーモアを交えてうまく言いますよね。

このきものは、きもの熱発症の頃だから もう何年前になるのかしら?
主人と京都の問屋さんに行った時「これはもうお値打ちどすえ」と、
言われて買ってもらったものです。問屋さんだけに確かにお安かったです。
きものって買った時の事も良い思い出ですね。