タロット・数カード

タロットの大アルカナカード(アルカナとは秘伝という意味)22枚が
完成し、今は小アルカナの制作に入っている。
小アルカナというのはトランプのハート、クローバー、ダイヤ、
スペードの様に「剣」「勾玉」「鏡」「稲穂」の4つのスートに
分かれ、それぞれが1から10までの数カード40枚と、
1つのスートにつき4枚の人物カード、これはトランプのジャック、
クィーン、キングを想像していただくと分かり易いが、タロットでは
一絵柄多いので計16枚となる。

数カードは描くというよりデザインするといった感じ。
和のタロットらしさを出したくて、和紙や古布、千代紙などを使い
それぞれのスートらしさを工夫した。
中でも勾玉の背景に使ったのは義母が何十年と溜めてきた着物の布。
着物や羽織の裏地など、それは綺麗にしまってあった。
もの凄い量の布の中から選ぶ作業は大変というよりも、ワクワクして
楽しかった。
義母に感謝である。

和紙にしても日本にはこんなにいろいろな美しい紙があったのか・・・
と、再認識。
室町千代紙、京千代紙、板染め紙、破り継紙、などなど 
これまた選ぶだけでも大変な時間を費やしてしまう。

そんな事に時間をかけて、今の時代とは逆行するような手間ひま
かかる作業を重ねていると、だんだん自分が職人のような気分に
なってくる。


ところで私が絵師なら版画工房アーティーさんは、さしずめ刷り師と
いったところだろうか。
現代の刷り師は最新のP.Cを使ってデータを作る。
アーティーさんなしでは美しいデータは出来ない。
私の納得がゆくまで根気よく付き合ってくれるアーティーさんも
また、拘りの職人魂の持ち主だろう。

時代を越えて使う道具は大きく変わっても、職人魂というDNAは
脈々と私達の中に流れているのかもしれない。
そして、そんな風に作られたものはどこか人を惹き付ける魅力を
持っているのではないだろうか?
「早く、早く!」と逸る気持ちを押さえて、1枚1枚に心を
こめながら丁寧に作る。
そうやってこのカード達は作られている。


IMG_0471.jpg
数カードの一部






コメント

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こんにちは! ふむう、タロットって「秘伝」がいっぱいなのですね。
お義母さまの遺された布はまさに宝物ですね。布に囲まれれる自分…想像するだけで私もハッピーな気分に☆
世の中どんどんデジタル化していますが、人の手や感性はこうした作品づくりにはなくてはならないもの。まさに職人であり、アーティストですね。その良さはいつまでも残っていってほしいものです。

お加減はいかがですか。お大事になさってくださいね。

不思議

毎回、朋百香さんの描かれるタロットカードを拝見すると不思議な気持ちになります。
世の不思議に道をつける(ではないでしょうか?)カードですもの、不思議が漂うのも当たり前のことかも・・・などと思いながら拝見しています。

勾玉が宙に舞っているようですねぇ。

りらさま
まあ、ありがとうございます。
タロットの世界は不思議の国(異界)ですから、そこへお連れできたら
ミケさんと私はもう大満足です(笑)
早く実際に使ってみたいです。
描いていたってシンクロがおきるのですから、これで占ったら凄いですよ〜(って、また自画自賛ですみませんです)

Re: タイトルなし

絵美さま
ありがとうございます。
へへへ、なんか手前味噌みたいでお恥ずかしいですが,
でも本当に時間かかってます、このカード。すでに3年めに入ってますから
 もうそろそろ仕上げたいな〜という気持ちと、いやいやここまで
丁寧にやってきたんだからこのペースでという気持ちで
揺れる毎日です。なにしろ78枚、考えるとゾーッとするので(笑)
モチベーションをいかに下げずに頑張れるか・・・それにはこうして
皆様に知って頂く事、そして 応援して頂く、それが頼りです。
絵美さんにもきものの端切れ、貸して頂きましたものね〜。
そんな事が励みになってここまでこれました。
ご協力くださった皆様には本当に感謝です。
あと30数枚でしょうか・・・頑張ります。

いよいよ完成ですね~

朋百香さま

タロット・・・ 全然知識がなかったのですが
朋百香さんの絵に魅せられ 奥の深いものなのだなぁ・・・
古来から現在への宇宙空間 不思議な世界

ミケさんと朋百香さんの絵が融合され 
更に不思議な次元にいざなわれる気がします

後 少し・・・楽しみに拝見できるのは嬉しいのですが
どうぞ お疲れになりませんように





sachikoさま
ありがとうございます。お優しい応援のお言葉、なによりの励みになります。
自分の身体とよく相談しながら無理せずに、頑張りたいと思います。