打ち込む!

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打つ男が好きだ。
もちろん、打つのは太鼓。
8人の男がひたすら太鼓を打つ一時間半。
坂東玉三郎・演出の鼓童の「打男」を観てきた。

何が素晴らしいって太鼓はもちろんだが、彼らの筋肉に感動した。
全身全霊で叩くからこそ、この筋肉が出来上がったのだろう。
観ているうちに太鼓と肉体が一体化して見えてきた。

「太鼓は生き物から作られた魂の入った神聖なる楽器。
 そこに自分の言葉と心を打ち込んで音魂として万物に響き届けてくれる。
 まっすぐに妥協なく、心のままに打て」
と、鼓童代表の見留知弘さんがおっしゃるとおり。

太古の昔からきっと人は棒を持ち、石や木を叩いてきたに違いない。
そして そのリズムに思わず身体が動きだし、踊り始めた・・・
のではないか?

つまり、もっとも原始的で素朴なこの楽器は人のDNAレベルで振動するから
私達の魂を揺さぶるのだ。

パリ・シャトレ座の凱旋公演である「打男』は観る価値、二重丸。
(7月7日にも神奈川KAATホールで公演あり)

玉三郎さんの演出もさすが。
野性味溢れる鼓童に都会的なお洒落感とユーモアも振りかけて
超一流のエンターテイメントに仕上げている。

最後の2、3秒だろうか カーテンコールに舞台の袖に登場した玉様。
やっぱりそれだけで舞台がぐっと引き締まるから 一流の人というのは
凄いものだ。

鼓童ホームページ



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ご一緒した きもの友、絵美さんと


★FB2
絵美さんの帯は涼しそうなアクアリウム帯。
優しい色めが彼女の雰囲気にぴったり。





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私のきものは、縞の夏塩沢
小川郁子さんの江戸切子の帯留めが
効いてる(かな?)


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帯は帆と波で涼しげに










コメント

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おみ帯、水ものの柄が好きな私には垂涎ものですう〜!!地色もよさげですねえ。
鼓童、私は未体験なのですが、ひと打ちごとに、着物の布に響きが感じられましたでしょうか?また機会がありましたらお誘いください〜。
(ミッドタウン、来週なかばになりましたら行けそうな日がわかる予定です)

tomokoさま
ありがとうございます。これは姉にもらった帯で「ぎおん斉藤」のものです。
私も地色が好きで、このきものに締めるとああ、夏ーって感じで嬉しくなります。
夏は暑いけど夏きものの良さって やっぱりありますよね〜。

こんにちは! 先日は楽しかったです☆ 冒頭の「打つ男が好き」で爆笑しちゃいましたよ。
30年前に高校の授業の一環で観たときには、佐渡の伝統芸能色がとても強かったのですが(それもまた良かったですが)、今やホントに、世界に通用するエンターテイメント性を備えて、ちょっぴりお笑いのセンスもあって、キラキラしていました。
朋百香さんの帯、トラッドでありながらモダンで、さらりとした夏塩沢によく映えていましたね。さりげない銀糸もステキ。私もまったくテイストは違いますが、同じ「水」つながり。嬉しいです。

絵美さま
どうも太鼓というとみょーに、アドレナリン出ちゃうんです(笑)
打つ男はかっこいいですね〜。と言うか絵美さんがおっしゃっていたように、
あの筋肉少しでいいから欲しいです。
洋服よりきものの方が腹筋、背筋使いますものね。

帯、お褒めに預かって嬉しいです。
私も好きな帯の一本です。洋服では絶対に着ない色ですが帯だと違和感なく
締められる和装マジックですね。

素敵!

大人の夏帯ですねぇ。
しゃれていながら突出はせず、本当に素敵です。
お二人が並ぶと、それぞれがお似合いになるものを上手に選んでらっしゃる感じがして、そういうのも着物同志のお出かけは楽しみですよねぇ。

どちらかと言えば筋肉は苦手なのですが、無理は増強をしていない自然の筋肉は美しいですねぇ。

りらさま
そうですね、個性って面白いですね。自分では選ばないきものや帯でも
人が纏っているのを拝見するといいなぁ〜って思いますもの。
纏う楽しみと見る楽しみ、どちらも満足出来て、やっぱりきものって
いいですね。