THE GREATEST STEVIE WONDER

ある夜、下の娘が見ていたテレビから懐かしい曲が
流れてきた。
思わず私もテレビの前へ。

それはスティーヴィー・ワンダーの「LATELY」(レイトリー)だった。
「アメリカン・アイドル」というその番組は全米から勝ち抜いてきた
13名の男女がトップの座を目指して競い合うもので、その日は
男性がスティーヴィー・ワンダー、女性がホイットニー・ヒューストン
の曲の中から自分に合ったものを選んで歌うという趣向だった。

まあ、それにしてもアメリカの層の厚さを感じずにはいられない。
まだ10代、20代の彼ら、本当に歌がうまい。
それだけでなくスティーヴィーやホイットニーの曲をまるで自分の
もののように歌ってしまう、そのアレンジ力の凄さ。
どこかの国のお顔がカワイイ、数が多いアイドルの歌唱力とは
比べ物にならない。

中でも私のお気に入りは、フィリップという青年。
アウトサイダーな彼はGパンにTシャツにギターを持って独特の歌い方で
「SUPERSTITION](迷信)を見事に歌っていた。
彼のその姿は往年のスティーヴ・マックィーンを彷彿とさせる。

私の好みはともかく、ステーヴィー・ワンダ―が初めてレコードを
出してから(そう、当時はレコードだったのです) 35年たっているのに
彼の曲は少しも古さを感じさせない。
かつて彼が「自分を違ったレベルに連れて行ってくれるものを作るのが
好きなんだ。そうすれば何回も何回も聴いて、そのたびに何か特別な
ものを発見できるだろう」と、言っていたとおり それは時間も空間も
越えて今に至っている。

そして、当時私が繰り返し聴いていた彼の曲を子供の頃、訳もわからず
聴いていた娘達が「私、この曲好きだ」と言わせる程、そのメロディーは
細胞レベルで記憶されている。
音楽とは凄いものだと思った。

あまりの懐かしさに、さっそくCDを買ってきてしまった。
「ISN'T SHE LOVELY]「UPTIGHT」「YOU ARE THE SUNSHINE OF MY LIFE」
「PART-TIME LOVER」「OVERJOYED」「MY CHERIE AMOUR」
彼のヒット曲をあげたらきりがないが、当時の自分や時代なども思い出しながら
このところ、毎日のように聴いている。


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コメント

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青春の頃

すいれん様、

あぁ、このCD、私も持っています。青春の一こまです、私もよく聞きました。今でもよく聞きますし、大好きなアーティストの一人です。どの曲も、メロディー、歌詞も好きでスティービーワンダーの曲が流れると足が立ち止まり、つい聞きほれてしまいますね。

ルリ子さま
まあ、ここにもファンがいらした! 嬉しいです。あの頃は、スティーヴィー・ワンダーが出す曲出す曲はみんなヒットして、ヒットするのがあたりまえみたいになっていましたが、考えてみたら凄い事ですよね。やっぱり、The Greatest STEVIE WONDER です。

ふっふっふ・・・

私も、ファンとまでは行きませんが「いつも耳にしてたなぁ」世代です。
米人ミュージシャンの人気度って日本とこちらではちょっと温度差があったりするのですが、スティーヴィーについてはこちらでも尊敬を受けている大御所といった感じです。
こちらの若い子達の自己表現は本当にオリジナリティ溢れていて、カッコいいんです~。
さすがは自由の国!と感じます。

りらさま
本当にそうですね~。才能があれば、若くても認めてくれますものね~。どうもその辺が日本は今一な気がします。音楽に限らず、科学者でも職人でも、もっと庇護してあげないと日本の宝が流出してしまうし、伝統が廃れてしまいますよね。と、おばさんのぼやきが始まってしまいました。ごめんなさい。

こんにちは! 私は20代のころ、スティービーの曲をバンドで演奏していましたよ☆ マイシェリーアムールも。涙を届けて(原題は失念)もよくやりました。
最近になって、小学生のころ偶然耳によく入っていた、ラムゼイ・ルイスの曲と再会したのですが、その曲もスティービーがラムゼイにプレゼントしたものでした。
意識しているいないにかかわらず、彼の曲は私たち世代の心に溶け込んでいるのかも知れませんね。

絵美さま
わ~、そうなんですね~、カッコイイ! スティービーの曲って歌うにしても演奏するにしても難しくありません? まあ、音楽オンチの私にはどれも、聴いてる分には良いのですが難しく思えるので演奏出来るなんて「凄い!」としか言いようがありません。名曲というのは、本当にずーっと残るものなのですね。

すいれんさんもスティーヴィーお好きなんですね!
僕もスティーヴィー・ファンです。(…というか、キライな人なんているのでしょうか)
我が家も母がファンなので僕で2世代目のファンとなります。70年代の代表作群ももちろん文句ナシですが、05年の『A Time To Love』も名曲揃いなのでぜひおすすめします。愛娘アイシャとのデュエットも聴けますよ。

560mgさま
そうか・・・愛しいアイシャももう大人になっているのですね~。そりゃそうですよね、あれから何年たつのかしら? ぜひ「A TIME TO LOVE]買って、デュエット聴きます!