長平庵の床の間・啓蟄も過ぎて・・・

二十四節気でいうところの啓蟄も過ぎたのに、今日はみぞれ降る
真冬のような一日。

啓蟄とは3月5日ころのこと。
地中で冬ごもりしていた虫が早春の光で温もった土から
這い出してくる頃。
ここでいう虫とは昆虫だけでなく、ヘビやカエルなどの
地中で冬を越す生きものをさすそうな。
地中から顔を出したカエルがブルッと身ぶるいして また穴の
中に戻りそうな今日のお天気。


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せめて長平庵の床の間は春色で飾ってみた。



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お軸は小谷野順子氏作。
菜の花を思わせる黄色はタイシルク、黒地に花柄の布は
古いインドのサリーからとったもの。



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器は京風の四季の花々が描かれたお水差。








コメント

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お寒うございます~。
あ~この記事を読みながら、むかし杉並区に住んでいたころ、3月の冷たい雨が降る晩、道の真ん中で寒さで動けなくなっていたアカガエルを見つけたのを思い出しました~。
冬眠から冷めて前日の暖かさで出てきたんでしょうかね、手のひらにのせると痩せてるのがわかりました。
すでにあちこちひかれた姿をいくつも見ていたので、これも車にひかれちゃ可哀想と、そっと道の脇の植え込みに移しましたけど、ちゃんと生き延びて子孫を残しててくれたらいいな~。
・・・って10年以上も前の話ですけどね(笑)。

こんにちは。お軸の布はどことなくエキゾティックでモダンですね。黄色とのコントラストが見事です。
早く生き物たちが活き活きと動き出すくらい、温かくなってほしいですね。

tomokoさま
tomokoさんらしい優しいエピソードですね。
このお話に出てくるカエルちゃんは可愛いけど、うちにもいるんですよガマが・・・大きくてのそーっとしたヤツが。あまり、お目にかかりたくありません(笑)

絵美さま
黄色って元気になれる色ですね。気分もパーっと。
生きものもさることながら、寒いの嫌いな私が一番待ち望んでいます。それでも遅い梅がやっと、七分咲きくらいになりました。

初めて!

こんなにドキッとするビビットな掛け軸を拝見しました。
天地の分量もちょっと変わっているのですね?
春というのは、こんな風にドキッとさせられるような強烈な部分も含んだものなんだなぁ・・・と、思い知らされました。
嬉しい衝撃♪
純和風なはずのお水差しの華やかさが自然にマッチしていて、なんだか不思議な気がします。

りらさま
お軸の作家、小谷野順子氏の作品は彼女が布好きなこともあり、アジアで集めてきた布など使うので、なかなか斬新です。
意外な組み合わせや、アジアンな感じ、私は好きです。
おっしゃる通り、京風な水差しに合う所も不思議ですよね。