長平庵の床の間・雨水

二十四節気の2月19日頃。
このころになると、寒さがほんの少し和らぐのが感じられる
という時期なのだが、今年は本当に寒い。

厳しい冬の間降っていた雪が雨に変わり、川や池に厚く
張っていた氷も溶けて水になってゆくことから「雨水」
というらしいいが、氷が溶けるどころか 各地で大雪が
降っている。
異常気象で だんだん暦に当てはまらなくなってくるのか?
地球が変化を遂げようとしているのか?

仏教でいうところの「無常」
変わらぬものは、何もない。
私たちはただ この変化を受け入れるしかない。

それでもいつか春は来る。
梅の蕾も日に日に、膨らんできた。
水仙も早咲きのものが咲き始めた。
春はもうそこまでだ。


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長平庵の床の間


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お軸は、小谷野順子氏のもの。
彼女は軸装家だが、これは書も彼女のもの。
数年前に「花鳥風月」展をやった時にお願いして書いて
頂いたもの。古代文字の「鳥」が、なんとも愛らしい。


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いつもは、和水仙を活けるのだが 今回は珍しく洋水仙を
活けてみた。別に違和感なく思えるが・・・。




コメント

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こんにちは。2月でもこのころになると、少しは三寒四温の兆しが見えてきても、と思うのですが、相変わらず寒いですね・・・。
そんな中「花鳥風月」のお軸はどことなく愛嬌があり、軽やかで、鳥さんも可愛くて、春を運んできてくれるよう。
水仙もまったく違和感などありませんよね。むしろ洋水仙の方が、お軸の力とつりあっているように思いました。

絵美さま
おっしゃる通り、バランスって大事ですよね。この作家さんはまだ若いのでやっぱりお軸からも若さや新しいエネルギーを感じます。だから洋水仙の方が似合うのかも。古~いお軸だとやっぱり枯れてきて、あんまりお花が華やかだと合いません。面白いものですね。

日本の美しさ

無常・・・・虚無とはまたちょっと違った決意のような感じを受けました。
何かあるとすぐにジタバタしてしまう私ですが、ちょっとこの言葉を噛み締めてみようと思います。

床の間の設えなど、なかなか目にする機会の無い暮らしの中、すいれんさんのブログは目も心も表れるような気がします。
いつもありがとうございます。

いい書ですねえ。「花鳥風月」はつい雅に傾きがちに思うんですが、この書は遊び心といいますか、野遊びのような風趣が感じられますね。
あ~早くあったかくなってくれないかなあ~。野遊びに出かけたくなりました♬

りらさま
変わらないものはないと分かっていても、その変化についていけなかったり、不安になったりするものですよね。私もジタバタしてしまう口です。幾つ歳をかさねれば・・・いえいえ歳は関係ないのかもしれませんね~。
悟るのは無理でも、もう少し 日々起きる様々なことを受け流せるようになりたいものです。

tomokoさま
どちらかというと、こういう書の方が好きかも・・・。見ていてなんか楽しくなります。
本当に暖かい春が待ちどおしいですね~。