春立つ

二十四節気では2月4日は立春。
旧暦では この日がお正月。
文字どおり「春立つ」時節で 寒さも峠を越えてこれから
春に向かう・・・と、言いたいところだが 今年は春が
遠い感じ。
は~るよ来い、は~やく来い~と 歌いたい気分だ。

とはいえ、寒い寒いとコタツで丸くなってもいられない。
昨日は山本きもの工房さんへ行ってきた。
義父の大島のアンサンブル、ながい事 箪笥の肥しになって
いたものを道中着に作り直していただき、その仮縫いに。

男物なので細かい柄ゆきが地味といえば地味だが、私は
こいうい感じ好きだ。
(道中着については完成してから詳しくアップします。
例によって山本さんならではの工夫がいっぱい)

さてこの日のきものは、焦げ茶の八草紬に 私にしては
とてもとても珍しい赤系の帯。
冨田潤氏の八寸の帯だが購入してからずーっと締めてなかった。
冨田さんの帯は好きだし 締めやすいが、赤というのに抵抗が
あった。

それなら何で買ったの?と、言われそうだが、「たまには・・・」
という気分になる時ってあるでしょ?

赤が嫌いな訳ではない。
しかも この赤はさすが冨田さん、なかなか複雑な色彩だ。
焦げ茶の紬と よく合っている。
問題は私に似合っているかどうかだが・・・?
正直、自分ではよく分からない。
人に聞いて「あんまり・・・」とか言われると、もう締めたくなくなる
ような気がして怖いから聞けない。

ともあれ、寒い季節にやはり暖色というのは目に暖かい。
体感的にも温かいような感じがするから色というは、不思議なものだ。


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ほっこり八草紬は暖かい。
帯揚げも帯締めも茶系で


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お太鼓のたれのストライプが効いている。



コメント

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うふ♬ もうぜ~んぜんイケてるではありませんか~!焦茶色との相性バッチリですね。
無地on無地(もちろんただの無地ではなく)と思って後ろを見ると、まあ、たれが効いててステキ!
きっとすいれんさんのお顔にもほんのり紅が差して、お似合いだったのではと思います♬

こんにちは。いいですねぇ、赤でも橙に転んだ控えめな大人の赤、実りの色のようにお見受けしました。
山本きもの工房、私も行きたいのですがなかなか…祖母の能登上布を仕立てたいのですが。道中着、工夫のお披露目を楽しみにしていますね!

tomokoさま
ありがとうございます。持つべきものは、きもの友ですね(笑)
そう、私らしくない色でも、私らしくどうどうと着れば 私らしくなるのかもしれません(ややこしくてすみません)。

絵美さま
「実りの色」いつもながら素敵な表現、ありがとうございます。
もしかすると「赤」というから抵抗あるのかも・・・「実りの色」と呼ぶことにします。

例のおばあ様の能登上布ですね~、お仕立てが楽しみですね。
でも山本さんは危険地帯です。どうぞお気をつけあそばしまして・・・。

大人の装い

すいれん様、

とっても洗練された大人の装い、素敵ですね。すいれんさんらしいコーディネート、いつもすっきりされていて見習いたいものです。

危険地帯! うーん、よく分かります。 危険、とわかりつつ惹かれて覗いてみるのがまた着物の危険なかつ魅力なところなのですよね。

ルリ子さま
ありがとうございます。お褒め頂いて嬉しいです。皆さまにいろいろご意見頂いて、ああそうか・・・こういう色もOKなのか・・・と、ちょっと安心いたしました(笑)
人のことは よく分かるのに、自分のことととなると難しいものです。

ところで、山本さんは「良いものを少しお安く」が、危ないところでして 洋服に比べたらやっぱりきものはお高いですよね。
でもそれだけ手間暇かかっているのだから仕方ないと納得してしまうのが、これまた危険なところです。