冬至

今日は旧暦の冬至。
1年でいちばん 昼が短い日。
昔の人は、小豆粥を食べ 柚子湯に入って冬に備えた。

陰陽でいうと 陰が最も極まる日。
明日からは、日一日と日が長くなり闇から光へ向かう。
敏感な人は体調が悪かったり、何となく気分が重いと感じて
いたのでは?

しかしそれも今日まで。
明日からは確実に春に向かって季節はすすむ。
先人はこれを「一陽来福」と呼び、幸福に転じる日として
迎えたという。

我が庭でも もう水仙が芽を出し始め、春の兆しが
そこここに現れる。

もちろん本格的な寒さはこれからが本番だが、昔の人は
1年を24に分けて季節の変わり目を二十四節気で表した。
さらにそれを3つに区分して、季節の風物を言葉で表したのが
七十二候。
なんというきめの細かい分け方だろう。

たとえば、「乃東生」(なつかれくさしょうず)
12月22日から26日ごろ。
乃東とは、冬に芽吹き夏になると花が枯れて黒くなる「うつぼぐさ」
のこと。
冬になって力を弱めた太陽が冬至を境に すこしづつ再生してゆく
様と、草木が枯れる冬に芽を吹き始める乃東の姿が、春への希望を
もたらしてくれる。という意味。
なんと美しい表現なのだろう。

季節感を大切にし暮らしの中に取り入れて生活してきた古き良き
時代に思いを馳せながら、さて 我が家も今夜は柚子湯に浸かって
ゆっくりと身体をあたためよう。
日本人に生まれてきて 良かったなぁ~。


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