答えのない現実

今年は日本人にとって本当に大変な年だった。
そして今も多くの人が「危険と安全」の狭間で疑問を抱えたまま
生きている。
○○ベクレルと言われたって危険なのか安全なのか 正直、
分からない。

たとえゼロベクレルと確認されても 農薬漬け、遺伝子組み換えの
野菜を食べるのか?
それとも30ベクレルでも無農薬の野菜を食べるのか?
いったいどちらが安心なのか 誰に正しい判断ができるというのだろう?

こうした答えの出ないストレスに日々 苛まれながら今を生きる
私達は まず「それを認める」ことから始めるしかないのだろう。
つまり、正しい答えなんてない、という事を。

ただ不安ばかりを増大させるよりも 目の前の事実と向き合って
自分が選択してゆく覚悟をもたねばならない。

日本人は「yes」「no」をハッキリ言わない。と、よく言われるが、
それもまた生きる知恵なのかもしれない。
「曖昧」というのは、決して悪いことではないと最近は思うように
なった。

所詮、人間は白黒つけられない「曖昧」の中で生きているのだから。
「矛盾」というホコとタテを手にしてさすらう戦士。
それでも明日を信じて生きてゆく、きっとそれが人間というものなのだ。

どんな状況の中でも人は笑う強さがある。
それは人間に与えられた一番素敵な贈り物。
何だか「スマイル」の歌詞みたいになってきたが、こんな時代だからこそ
笑顔を忘れずに、誰かを「とりあえずの敵」にせずに この答えのない
現実と向き合ってゆこうと思う。


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