美と芸術の極み

特別に舞踊が好き・・・という訳ではないが、この人が踊るとなると 
やっぱり見たくなってしまう「坂東玉三郎 特別舞踊公演」
「傾城」「藤娘」「楊貴妃」、三人の美女を舞う玉三郎ならではの
美の世界。

踊りに詳しくない私は不謹慎にも あのカツラにあの衣裳で何キロ
あるのだろう・・・?とか、あの身体の柔らかさをどうやって保って
いるのだろう・・・?などと ついあらぬ方向に思いを馳せてしまうが、
それでもいつの間にか すっかりその美しいしなやかな動きに心を
奪われて 最後は一流というのは「やっぱり凄い」の一言に尽きるのである。

うっとりする身のこなし、観客の心をつかむカリスマ性、そのオ―ラの
大きさは歌舞伎界でも突出しているが、華やかな表舞台であればある程、
芸に一生を捧げる見えない部分の努力や苦労を思わずにはいられない。
「天才とは一割の才能と九割の努力」という言葉がピッタリな人だと思う。

性別も年齢も超越した「玉三郎」という世界は、見れば見る程 不思議な
そして「また見たい」と思わせてくれる桃源郷である。


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コメント

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ピンクがお似合い

こんにちは。パンフレットの写真を拝見するに、玉三郎さんって(私の記憶にあるより)小顔!? なおさら鬘の重さが気になります(笑)。
ご年齢は正確には存じ上げませんが、ピンク系の衣装がお似合いというのもすごいですね。やはり努力の賜物なのでしょうね。

絵美さま
確か60はいってると思いますよ(間違ってたらごめんなさい)
いくら芸が素晴らしくても、同じ年代の役者さんたちの首回りがタプタプしている中で、この美しさを保っているというのは ちょっと神がかり的です。ご自分に厳しいのでしょうね~。最後、舞台の右手、左手、中央と丁寧にお辞儀をするのですが、その色っぽいこと・・・。ゾクッとしました。