午後の妄想

清野恵理子さんの「きもの熱」に藍の格子柄の木綿の単衣に、インカの
鳥の文様を織った茶のすくいの帯を合わせた根津后方子さん(根津美術館
館長夫人)の写真が載っている。

これを見た時から いつか木綿の単衣を・・・と、思っているが、なかなか
「あ、これ」というものに出合わない。

先日、アトリエ(長平庵)に遊びに来た きもの友達が着ていたのが
弓浜紬に、自分でかがったという暖かなオレンジの地に古代戦車の柄が
ユニークな八寸の帯。

「ああ、やっぱり木綿の単衣、欲しい」

彼女を見て「木綿の単衣欲しい病」再発。
洋服で言えば ジーンズ感覚とでもいうのか、気取らない 何気ない
普段着のカッコ良さに憧れる。

まだ、きものを着て絵を描いたことはないが、木綿ならいけるかも。
和紙と墨ときものか・・・んー、クール。
と、早くも その三点が頭の中でビジュアル化された。

誰だったかしら・・・ニューヨーク在住の女流画家が、キャンバスの前で
きもの姿で写っていた。
あれ、あれ、ああいうのをカメラマンの武藤女子に撮ってもらおうっと・・・。

爽やかな秋風が入る画室で、楽しい妄想にふける午後であった。





111006_104245[1]

その日は当然、私もきものでお迎え。
ゆうな染めの久米島紬に 島仲由美子さんのグンボウの帯。
大好きな沖縄コンビ。

このきものは、やさしい。
本当に優しく包んでくれる。
着れば着るほど、癒されるきものだなぁ~と、実感。
こういうところが、洋服とは全く違う。
きものとは 不思議なものだ。



コメント

非公開コメント

ニューヨークで着物を着たアーティストというと、今は青山にお住まいに美術家(墨によるアート)の篠田桃紅さんを思い出します。ニューヨークへ行っていた若き時代にもお着物姿でした。
杉村春子さん、武原はんさん、鶴見和子さん、沢村貞子さん、そして篠田桃紅さんは、私の憧れだった五大着物人の方々です。
その中で唯一今もご存命の篠田桃紅さん。お元気だったころ、テレビや雑誌で拝見するごとに、ざっくりと格好良く低めに名古屋帯を締め、いつでもどこでもお出かけ先はもちろん、制作時もいつもお着物でした。たもとをそっと抑えながら墨を刷り、紙にむかう姿は本当に端正で美しかったです。すいれんさんもいつかそんな風になるかもしれませんですね。

やっぱり

こんにちは! お洋服でも藍染がよくお似合いになるすいれんさん、藍染の着物も絶対お似合いになると思います!(私の勝手な好みとしては、あんまり絵絣が大きくなくてクールな感じがベターのような)
ぜひ妄想でなく、現実のものにしてくださーい☆

tomokoさま
そーなんだぁ~、篠田桃紅さん・・・そうだったかもしれません。随分前のことなので、しかも後ろ姿でしたし。
とにかく、カッコ良かったです。

tomokoさんの五大着物人、そうそうたるメンバーですねぇ。

絵美さま
はーい、妄想では終わらせませ~ん(笑)

イメージ浮かんでまいります

すいれんさま

キリッと素敵なすいれんさんの佇まい・・・ 即、浮かんでまいりましたわv-415
楽しみですね~e-266

sachikoさま
ありがとうございます、 素晴らしいお褒めのお言葉。ですが、最近、おばさん化というより おじさん化している私。
このままではいけないと・・・。
いつも女性らしいsachikoさんの爪の垢でも 頂きたいくらいです。