一瞬を切りとる魔法

作品には必ず作家自身が反映される。
音楽でも絵でも文章でも、そして写真でも。

娘の結納の時の写真が出来上がってきた。
カメラマンは武藤奈緒美さん。
以前、友達の岡田知子さんのブログで武藤さんの写真を見た時から
彼女の作品には惹かれていた。

一言でいうと「優しい」のだ。
キザな言い方かもしれないが、そこに「愛」を感じる。

客観的に見て(見れているのか分からないが)そこに、写っている
二家族は愛に溢れていた。
もちろん「結納」という おめでたい席での写真ということも
あるだろう。

若い主役の二人は キラキラしていた。
日本が今、大変な状況であっても、未来もまだまだ経済も政治も
課題がいっぱいあるにしても・・・そんなことは、何とかなる!
と、思わせてくれるようなオ―ラを放って、その笑顔は「幸せ」を
周囲に振りまく。

最初の父親同士の口上くらいだろうか、結納らしかったのは。
主人がこれだけは絶対忘れてはいけない「幾久しく」という言葉を
見事に忘れてくれて、「昨夜の練習は何だったの?」と、言いたい気持ちを
グッと笑顔でこらえた。

でも写真には そんな心模様は微塵も写らず、皆が終始笑顔で二人を
心から祝う感じが伝わってくる。
これは流石だと思う。
ひとえに武藤さんのシャッターチャンスの良さ、センスだと思う。

婿殿も出来上がった写真を見て
「あれ、俺こんな優しい顔だったっけ?」と、驚いていた。
彼も前日 遅くまで仕事があって大変だったのだ。
たぶん、寝不足だった筈。
でもやっぱり そんな様子は写真からは分からない。

被写体が持っている さまざまな「想い」に優しく、暖かくオブラートを
かけて彼女はシャッターをきるのだと思う。
ただの写真が「作品」になる瞬間だ。
その人の一番良い表情、あるいは自然な表情の「一瞬を切りとる魔法使い」
と、呼びたい。



110721_113355[1]
プライベートな写真なので
お見せ出来ないのが残念。
せめてこれ1枚。
婿殿の顔をお花で
隠して。




武藤さんのウェブサイト「む―ちょで候」

コメント

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結納、無事にすんで何よりでした。武藤さんの写真も好評のようで、それも何よりです。
今後とも、武藤奈緒美嬢をどうぞよろしくお願い申します~。

おめでとうございます。。。

お嬢さまの後ろ姿から幸せオーラが・・・e-266
お結納の日に 心惹かれる写真家の方に撮っていただくこと思い付かれたすいれんさん
素敵なお母さまですわ

ご主人様 「勿体ないな~ まだ早いよ もう暫く家にいたら・・・ 」
心の中でつぶやいていらしたので 練習したこともお忘れになったのかも(笑)

花嫁のお母さま たくさんたくさん思いを込めてお嬢様の思い出の引き出しいっぱいになさってくださいませ。。。

心よりお祝い申し上げます。

tomokoさま
はい、本当に武藤さん、ご紹介頂いて感謝です。娘もすっかりファンになりました。

sachikoさま
ありがとうございます。
結納なんて面倒と思っておりましたが、やっぱりこうして一つ一つ、終わらせてゆくことで、心のけじめもついてゆくものなのですね~。

おめでとうございます!
お嬢様の後ろ姿が、幸せを語っています。そのおすそ分けをいただいた気分です。ありがたいことです。

カメラマンさんって、ホント個性があるんですよね。私も仕事柄、よくわかります。人物を撮る人と、物を撮る人、風景を撮る人でも全然違いますしね・・・。素晴らしいカメラマン(カメラ嬢?)との出合い、良かったですね。

絵美さま
そーなんです。誰に見せても優しい表情で、良く撮れてる、と、言われます。うちの女性達は皆、どちらかというと強いので、武藤さんに紗をかけて頂いてちょうど良い感じですぅ(笑)