シデナ・ワーク

スターポエッツギャラリーにて、今年もシデナ・マリ―クラークの
ワークショップが開かれた。
前回、シデナ・ワークを受けたのは2年前になる。
今回は、クリエイターコースに参加。
参加人数4名。 シデナさんと通訳の友恵さんを含めて6名。

私を含めて3名は絵を描く人達だったが、異色のところで1名、
フンドシの作家さんがいらした。
今、フンドシが秘かなブームだと聞いたことがある。
私のヨガの先生も愛用者だ。
ゴムで締め付けないので、身体に良いのだとか。
男性用はもちろんだが、彼女は女性用の可愛いフンドシも作る。

さて「アーティストは常に人からどう見られるか、という事を
気にかけながらも 一方では自分の描きたいもの、あるいは作りたいものを
追求してゆく。という相反する二つの思いを抱えている」
というシデナさんの言葉から始まったワーク。
ほとんどの作家が、このバランスをとりながらオリジナルの作品を
作ってゆくのだ。

この二つのどちらにも偏らず、かつ人の評価に惑わされることなく、
「自分を信じて」作品を作ること。
これがすべてだと彼は言う。
その為の一つのツールとしては「瞑想」すること。
やはり、ブレていては、自分を信じきれない。
自分を信じられないという事は、人も信じられないという事だ。

アーティストとして聞いているつもりだったが、何だか人生の心得を
教わったみたいだった。

しばし、瞑想の後は いくつかの実技を行った。
一つ一つ書くと長くなるので 印象に残った一つを紹介しよう。

自分の気に入った「石」を持ち、近くの公園へ行って パステルで
スケッチ。
「石」というのはスターポエッツコレクトで扱っている、それは美しい
数々の石の中から気に入ったものを借りて、それを左手に持ち、
その石のエネルギーを感じながら、右手でスケッチするという試みだ。

これは初めての経験で、最初 左手の石が邪魔に感じたりしたが、
描き進めるうちに すっかり石と同化していたのには驚いた。
シデナさんからは、右脳と左脳を両方使って描くよう指示があったが
そんなことも 途中から忘れていた気がする。

私が描いたのは公園の中の木々。
午後の光を受けて針葉樹の下でしたスケッチは至福の時だった。
時折、パラパラと葉が落ちてきて まるで木と一緒に絵を描いている
気分だった。
「時には自然の中で描くことも必要だ」と言った彼の言葉の意味が
よく分かる。
自分も自然の一部だという事が、体感出来た。

いつもながら 物静かで優しい眼差しのシデナさん。
どんな所にも(町の中でもバスルームでも)クリエイティブな
ヒントがあると教えてくれた。
それをキャッチ出来るかどうかは、自分のアンテナにかかっている。
常に心をニュートラルにして、いろいろなものを見て聞いて
吸収して、アートにも人生にも応用してゆこう・・・と、思う。

日々の忙しさに自分を見失いかけていた私に、エネルギーをシェアして
くださったシデナさん、友恵さん、他のメンバーの皆様に心から
感謝です。





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公園で描いた
スケッチ














シデナさんのホームページ

スターポエッツコレクトのホームページ

コメント

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面白そうなワークですね。すいれんさんの体験感想を読んでいて、なんとなく感じるものがありました。もっともこちらは体験していないので、イメージするだけなんですけども。
忙しさの中で自分を見失いかけていた、ってコトありますよね。あるがままの自然と一体になって自分を取り戻した感謝が、ふわりとこちらにまで伝わるような記事でした。・・・不思議なカンジ。

tomokoさま
シデナさんのワーク、いつも目から鱗です。きっと彼は、生活そのものがアートであり、瞑想なんですね。あんな風に生きたいなぁ~と、思います。