タロット「カモ」

弐拾番絵札「カモ」が完成した。
ヤタガラスに化身して神武天皇を導いたとされる
加茂建角身命(カモタケツグミノミコト)のカモ、加茂川、鴨、
上加茂神社、下加茂神社と、とても京都的なネーミングだ。
今回は分かりやすく、番いの鴨を描いた。

美しい空、山、湖。
この素晴らしい日本の自然を守り続けたいという願いも込めた。
もちろん、その中にミケさんのプロットから「丹塗りの矢」や
ヤタガラスならぬ 「からす天狗」など、この絵札のシンボル達も
ふんだんに盛り込んで。
丹塗りの矢には、ちょっとエロティックな伝説があるが、おおらかな
大和民族の性を表わしていて、面白い。(とはいえ、ちょっと絵には
描けないので、興味のある方は「丹塗りの矢」で、検索してみてください)

西洋タロットで20番というと、審判、啓示、再生、治癒、家族、等という
意味合いを持つカードだが、あの震災後にはじめて完成したこの絵札、
そこはどうしても「再生」とか「復活」というメッセージを込めたい。
蓮の葉の下に見える卵は、新しい何かの誕生を示唆し、からす天狗の吹く
笛の音は苦難から立ち上がる人間への称賛を奏でているのだ。



110510_102527[1]


コメント

非公開コメント

こんにちは! ああ、ほっと和む色彩ですねぇ。鴨がつがいなのも、決して孤独ではないよというメッセージがこめられているように思います。

絵美さま
ありがとうございます。そう言えば、絵美さんの好きな色調かも・・・。
大アルカナカードも残すところ、あと5枚となりました。