選択の時 ・ ミツバチの羽音と地球の回転

この映画を観て最初に思ったこと、
何と自分は無知であったか・・・!

今まですべてが対岸のことのように思っていた。
原発問題もエネルギーのことも。
自分が毎日、原発で作った電気を使い続けているのにも
かかわらず・・・。

映画では28年間、原発建設に反対してきた祝島の島民の姿と
持続可能なエネルギーへのシフトに成功したスエ―デンの取り組み
などを紹介している。

目から鱗だったのはスエ―デンは、「自分の使うエネルギーは
自分で選べる」ということ。
つまり、持続可能な社会にむけて電力市場を開放したのだ。
それによって電力会社は市民の選択に晒されるようになった。

私達日本人は選べない。
国と電力会社の一方的な政策のもとに原発推進を押し進めてきた。
そして、迎えた3月11日。
もう、待ったなしで選択を迫られている。
政府や電力会社のせいにしてばかりいられない。
NOと言わなかった私達の責任でもあるからだ。

原子力発電所の建設費は私達の税金で賄われている。
原発に賛成だろうが反対だろうが関係なく。

「そんなこと言ったって日本は資源もないし、原発がなければ、
電気がたりないよ」と、いう人もいるだろう。
そうだろうか?

太陽光発電、風力発電、それに波力発電というのも開発されている
そうだ。
日本人は優秀だから本格的に取り組めば、思ったより短い時間で
シフト出来るのではないか。
問題なのは、新しいエネルギーを阻むもののバリヤーを外すこと。
それにはまず、私達が意識のシフトをしなければならない。

自分の子供、孫、そのまた子供たちが安心して生活できる環境を
残していってあげるのが、大人の役目ではないのか?
こんなにも美しい「日本の自然」を守ることが、ひいては子孫の
未来を守ることに繋がるのではないのか?

制御不能なエネルギーを使うのか、持続可能な自然エネルギーを
使うのか すべての人の選択が未来を大きく変える。
もう、その瀬戸際にきていることを もっと多くの人に知ってもらう
為にも この映画を見てほしい。

「ミツバチの羽音は、どんなに小さくても地球の回転に影響を
与えているかもしれない」
と、鎌仲ひとみ監督は言う。

今こそ私達がミツバチとなり、ひとりひとりの羽音は小さくても
皆が力を合わせれば、やがてブーンというその音が地球を覆って
大きな大きな変革をもたらすのではないか・・・
そう、希望を持たせてくれる映画だ。


* ミツバチの羽音と 球の回転

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「ミツバチの羽音と地球の回転」制作プロジェクト上映担当
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* ぶんぶんニュース


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コメント

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こんにちは。私は原発に対して、あまりクリアに賛成とも反対ともつきかねる態度をとってきたのですが、ドイツが2020年までに原発を全廃する方向で、というニュースを知り、「なら日本でもできるんじゃない?」と思うようになってきました。
昨日、仕事関係の人とも話したのですが、「近づいちゃいけないようなものをつくっちゃだめだよね」という一言が重かったです・・・。

私も無知・無関心でいたなあと思います。
近く上映を見に行く予定でいます。

絵美さま
その方のおっしゃる通りですね。今朝もニュースでチェルノブイリの石棺の老朽化が問題になってました。結局、何十年たっても原発は危険だしお金もかかるし、不の遺産としか言いようがないです。

tomokoさま
嬉しいです!一人でも多くの方に観てもらいたいです。って、最近まで無知だった私が言うのもなんですが、見たら黙っていられなくなると思います。蜂になりましょう!