タロット「イナリ」

西洋タロットでNo.5と言えば、覚醒、賢者とか法皇などで
表わされることが多い。
ここに「イナリ」をもってくるあたり、ミケさん、心憎いです。
イナリといえば、お稲荷さん。
商売繁盛、五穀豊穣の神として昔から親しまれている、ありがた~い
神様。

「イナリ」と聞いて、ポンっときたインスピレーションは、高貴な衣を
纏った狐と人間の合いの子の様な若者の姿。
ミケさんに相談すると、それは狐の母をもつ安部清明(平安時代の
陰陽師)とイメージが一致する、ということで決定。

法皇は、右手には祝福の印を結び、左手には天の意思をキャッチする
アンテナがわりの杖などを持つが、この絵札では、右手は影絵で
よく遊んだキツネの形、左手は清明の紋である五芒星の杖を持たせた。
これがまた、絵札の番号ともみごとに一致。
そして彼の前には、「意のままに様々な願いが叶う」という如意宝珠が
光る。

「お稲荷さま、どうぞ私の願いを叶えてね」と、手を合わせたくなる(?)
魅力的な絵札になったのでは・・・。

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コメント

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こんにちは! うはぁ如意宝珠見ているだけで、何だか願いがかないそう・・・。
衣の色柄、黒系なのに微妙な光をはらんでいるような質感が表現されていて、それもミステリアスな印象を増幅させているように思いました。

絵美さま
さすが、きものの達人。よくぞきものの柄に気付いてくれました。この絵で一番時間がかかったのが、この柄です(笑)光源氏が葵が亡くなった後、喪に服してこの鈍色の直衣を着るんですね。でもその下に紅花でそめられた輝くような赤を着ていた。という「源氏物語」を再現してみました。さすが光源氏だな~と、思って。

朋百香様
イマジネーションの豊かさはさすがです!私のイメージでは、お稲荷さんと言えば、のどかな田舎の神社に立っている姿が浮かんでくるだけでした(笑)

みっちゃんへ
ハハハ、普通はそうですよ。私だってタロットでなくただ「稲荷」と言われたら、もしかしたら食べるお稲荷さんを思い浮かべるかも・・・(笑)タロットの場合、主役が必要なので。