長い箸

以前、何かの本で読んだ話。
二つの部屋に大勢の人が集まっていて、目の前にはご馳走が
並んでいる。
ところが、箸がとても長~くて、ご馳走を自分の口に
もってこれない。
人々はイラだって、手でたべたり喧嘩になったりと大騒ぎ。

ところが、一方の部屋では その長~い箸を使って、自分の
反対側に座っている人の口へとご馳走を運ぶ。
また、その人も相手の口へと運ぶ。
なので、そこでは争いもおきず、皆がおいしいご馳走を
食べることが出来た。
というような話だ。

なぜ この話を思い出したかというと、今の世の中が前者の部屋に
よく似ているからだ。
政治の問題、国家間の問題、親子の問題。
皆が自分の事しか考えていない。
もっと相互に「協力」しあえば、世の中がもっと良くなる。
誰だって平和が好きだし、幸せになりたいと思っている筈なのに。

戦後、日本も西欧式の生活様式に変わり、その勤勉さから大きな
発展を遂げた。
でも、同時に日本に昔からあった大切なものも、忘れていって
しまった気がする。

世界が狭くなり、いろいろな国の経済が行き詰まり、地球が
悲鳴を上げている今こそ「思いやり」の気持ちこそが、
一番必要なのではないだろうか・・・。
日本人は昔から、そうして生きてきたのだから。

110104_102013[1]

コメント

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こんにちは! そうですよねぇ…そして、その割には脇が甘いような気がするんですよね。今の日本って。
医療面でいえば、国際競争力はどんどん落ちていて、海外へ優秀なブレーンや権利が流れていっちゃったり。
守るべきものは守り、グローバルな視点も持つ、って難しいことなのでしょうか……。

絵美さま
おっしゃるとおりです。
日本には素晴らしい技術や優秀なブレーンがたくさんあるのに、どうして今、手の中にあるものを大切にしないのでしょうか・・・。
私には不思議でなりません。
権力闘争をしている間に、どんどん国が傾いていくようで、正直先が怖いです。
でも、それでも希望を失ってはいけないと、
100匹めの猿ではありませんが、微力ながら、日本人の美徳を一人でも多くの人に思い出してほしいと、絵や文章で発信してゆきたいと思います。ほんとにほんとに微力ですが・・・