月に跳ねる・・・

大好きなものが たくさんあると幸せだ。
好きな音楽を聴いて、好きな食べ物を食べて、好きな本をよんで、
好きな絵を飾って・・・。

塩崎顕さんの個展で、大好きな絵に出会ってしまった。
「月に跳ねる」という題名だったか、(間違ってたらごめんなさい)
大地を力強く蹴り、萩の花を散らして月に向かって跳ねる(・・・と
いうより、私には飛び立つように見えるが)うさぎ。
静止する月と動きのある動植物の対比も おもしろいが、何より
その一瞬をとらえた中にある 永遠の物語、それに とても惹かれる。
いつまでも見ていたい絵だった。

このうさぎは いったい どうしようというのだろう・・・?
なぜか、私は彼(彼女?)の孤独と 自分の力ではどうにもならないと
分かっていながらも、何か大きなものに向かって跳躍するその勇気に
感動を覚えた。
そして、とても愛おしく思えた。

塩崎顕さんは、日本画家。
諺や格言を題材にした作品など、そのモチーフはユニーク。
とても手間のかかる技法と高度なテクニックは、もちろんだが独特の
世界観が、私は大好き。

「このうさぎさん、私の所へ跳んできてくれないかなぁ~」(つぶやき)


「塩崎顕 日本画展」 11月5日まで
 銀座 靖山画廊 03-3546-7356





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イケメン画家との
ツーショット。
ちょっと嬉しい。

塩崎顕 ホームページ

コメント

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こんにちは! 遠目からですがうさぎの躍動感がよくわかります。
アートって技も大切ですけど、おっしゃる通り「世界観」ってアーチストの個性に直結するだけに、とても大切な要素ですよね。上手だけど、訴えてくるものとか、惹かれるものがない、としたら魅力半減ですものね。
現在ご活躍中の日本画家さんの作品は、近年とんと観る機会がないなあ…

絵美さま
たまたまなんですよ、塩崎さんを知ったのは。私も最近の作家さんとか、よく知りません。でも、塩崎顕さんの作品には、何か惹かれるものがあって、毎年、個展に伺うのですがお目にかかれたのは今回が初めて、ラッキーでした。応援したい作家さんです。

文章を読み進むほどに、どんな絵か気になったところで、お二人の姿(さすが~!決まってます!)と作品登場!
塩崎さん、知りませんでした。さっそくウェブサイトを見てみましたら、なんと、こんな世界観で描く日本画家さんがいらしたとは!です。
すいれんさんの描くフィンドホーンの世界観とも相通ずるものがありますね。

tomokoさま
私にとっては、絵の上手い下手より、世界感が大切です(もちろん、確かな腕があった方がいいに決まってますが) 私は群れるのが、苦手でいつも自由に好きなものを、好きな画材で描けたら・・・と、思います。ナントか画壇なんて、井の中の蛙もいいとこですよね。その点、塩崎さんも同じ匂いを感じました(笑)