タロット「ミカヅチ」

十六番は、西洋タロットの「タワー」に当たる。
よく塔が倒れて雷が落ちている図で描かれている。
「崩壊」を意味する。
この絵札に雷神を描くというのは、早い段階で決めていたが
さて いざとなると、どうしてもあの国宝に描かれているような
雷神様を描く気になれず、私の「雷神」にしたかった。
ミケさんが、以前「ライデンさん、ライデンさん」という声を夢で
聞いた(後から「雷電」という雷様が浮かんだそう)
そのイメージもあって、私の「雷神」は、外人風赤毛の
イケメン雷神になった。

「京の町に雷を落とす」雷神は、菅原道真を彷彿させる。と、
ミケさんから言われ、なるほど「多彩で天才だった管公が不遇な
最期を恨み、死んで雷神になり京の町を脅かした」(ミケさん記)
という古い伝説も盛り込んで、より深い意味を持つ絵札になったと思う。
どこで管公を思いおこせるかというと「梅」
「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花、主なしとて春な忘れそ」
あの有名な飛梅伝説である。
この絵札に、なんで梅紋が描かれているか、これで納得して頂ける筈。

もうひとつ、実はこの頃 韓国時代劇「イルジメ」に嵌まっていて
毎日、DVDを見ていた。
イ・ジュンギ主演の義賊イルジメが黒いマスクをしていたのを見て
ん~、これだっ!と思った。
黒いマスクをすることで、より切れ長の涼しげな目が強調されるし
ミステリアスな風貌になる。
「イルジメ」とは一枝の梅のこと。
なぜかここも一致して「ミカヅチ」は「イルジメ風雷神の図」とも言える。
道真さん、気に入って頂けたでしょうか?

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