チクチクお針

いよいよ10月に入って、きものは袷の季節。
半襟も9月後半から 塩瀬に変えた。
針仕事といえば、夫のシャツのボタン付けぐらいだったが、きものを
着るようになって 半襟付けは肝心な仕事となった。
「めんどうくさい」と、思ったこともあったが、今は何だか楽しい。
洋服では考えられない、この手間のかかりよう。
ほら、よく言うではないか・・・手のかかる子ほど可愛いと。

始めの頃は丁寧にやり過ぎて時間がかかっていたが、最近は
手をかけるところ、手をぬくところと、コツが掴めて早くなった。

いろいろなやり方があるが、一番キレイに付けられるのは森田流。
半襟でピシッと 襟芯を包んでしまうやり方。

「あー、この忙しいのに半襟付けなきゃ~」と、イライラつけるのではなく、
余裕をもって 優雅な気分で付けたい。
その為には、半襟を洗濯して乾いたらすぐに付けること。
明日でいいや・・・なんて思っていると明日は、そのまた明日になり、
結局、着る直前に慌てて付ける事になる。

真っ白な半襟をピチッと長襦袢に付けると、気分がいい。
それに針を持つこの感じ、何とも懐かしい。
祖母が針仕事をしている後姿を、思い出す。
あれ?そう言えば 母のこんな姿は見た記憶がないな・・・。
母の半襟は誰が 付けていたのだろう?
などと思いながら、午後の日射しの入る和室で一針一針縫う作業を
していると、時もゆっくり流れてゆくようだ。



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半襟を芯の上に重ねてピシッと
まち針をうつ。

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半襟で芯を包み込む。
首の曲線があるので、
衣紋のところは、
内側を短く、外側は
長めにするのが、
ピタッとなるコツ。

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皺のないキレイな半襟は
気持ち良い。

コメント

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こんばんは~v-410 すいれんさん お邪魔します。
きもの暦のsachikoと申します
先日はコメント ありがとうございました。。。

綺麗にピシッと半襟付け・・・ お上手ですね
ちくちくお針が苦手なので 綺麗に付けようと思うと時間がかかります。
森田式ですか 早速真似させていただきますね。

↓のすいれんさん とっても綺麗にお召しになって 
お色の使い方がお洒落ですね~e-266

profile gellery拝見し 納得でございます。
繊細で豊かな感性 培われた技術・技法 素敵をたくさん拝見させていただきました。

ありがとうございましたv-410

これからもお着物談義 楽しくご一緒させてくださいませ

sachikoさま
ありがとうございます。
私はまだ、きもの歴2、3年なので、きものの数も少ないし、母の時代とは、やっぱり着方も変わってきているし「今」のきものの
着方をお勉強中です。sachikoさまのブログ、いつも参考になります。
素敵なおきものや帯、これからも楽しみに
拝見させて頂きます。宜しくお願いします。
また、稚ブログにもお遊びにいらしてくださいませ。