願わば通ず

願いは通じるって、心から思える日がある。
この日もそんな日だった。
いつもの様に朝「TOKYO着物日和」という絵美さんのブログに目を通すと
西表島在住の染織家、亀田恭子さんの作品展の事が書かれていた。
何だかとても、惹かれた。
会期は12日まで。
今週は予定が詰まっていて行くとしたら今日しかない。
場所がうちから近い事もあり、即決断。

「山本きもの工房さん」正直、どういう所なのかもよく分からず、
飛び込んだ私の突然の訪問に山本さんは快く応対してくださった。
亀田さんの素晴らしい帯やストールの数々。
でも私はどうしても、聞いてみたかった・・・上布のこと。
すると、出てくる、出てくる。いろいろな上布が。
宮古上布にしか見えない能登上布、日本の糸で中国人が織った上布等、
普通は見られないものをたくさん、見せて頂いた。
そして、究極の宮古上布。
「あー、出会ってしまった!!」
そうか、私は今日この子に会う為にここに来たのだと、確信してしまった。
しかも「秘密の宮古ちゃん」は、私が予定している上布積立の額より
はるかにカワイイ良い子なのだ。(詳しくは山本さんに、お聞きください)

こんなことってあるだろうか?
上布積立をしようと決めたのが2カ月位前だったか、もう出会ってしまったのだ、
私の宮古ちゃんに。
それも手が届かない程の夢のまた夢でなく、かなり現実的に。
もう来年の夏、その宮古ちゃんを着た姿が浮かんでしまう程。
(スミマセン、コーフンぎみで)

その後もいったいどれ程の宮古上布を見せて頂いただろう。
もうここまで糸を績む人も織る人もいないという最高級の本当に
蝉の羽そのものの様なものまで(これはもう資料です)
目の保養どころではない、貴重な体験をさせて頂いた。

もともとこちらは和裁の教室。
山本秀司さんが主催する仕立てを中心とした「きもの作りのトータルサポート」
をしている工房。だから普通にきものを売っているお店とは違うのだが
こうしてご縁のある作家さんの作品展をしたり生徒さん達の展覧会なども
開催するそうなので、きもの道をゆく私としては本当に良いご縁を頂いた。
絵美さんに、心から感謝でございます。
ご興味のある方は「山本きもの工房」で検索してみてください。

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亀田恭子氏の作品

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山本さんで仕立て
られた宮古上布。
細かいところまで、
よく考えて作られて
いる。さすが、
きもののプロ。

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一目惚れした
私の宮古ちゃん。
来年まで良い子で
待っててね。

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この日のきものは、
グレーの格子の
小千谷縮。

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帯はまほろば絣。
わりと季節を
選ばず、重宝して
いる。

コメント

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こんにちは! おおお、素晴らしい出合いがあったのですね。この宮古ちゃん、私も対面した覚えがあります。柄の一つひとつが可愛いですよねー。
あー、私も宮古ちゃん欲しくなりました(一枚持っているのですが相当古いので)。山本さんとこのって本当に「用の美」といいますか、実用的かつ美しく、御値ごろ感もあっていいですよね★

絵美さま、実は他にも良い事がありました。
甥の結婚が決まったのですが、黒留袖がなく、色留袖なら持っているのですが。無理だろうな、と思いつつも山本さんに伺ってみると、なんと染め直し出来るとか。ラッキー!
さっそくお持ちする事にしました。これぞ、きものの良いところですよね。