夏衣、ため息ものの上布かな

森田明美さんの「夏のきものを楽しむ会」に参加。
楽しむといっても、そこはきもの好きの皆様のお集まりなので
ちゃんと服飾の専門家、武蔵野大学教授、丸山伸彦先生をお迎えして
「江戸の都市空間に鮮やかな彩りをもたらした小袖、その色と文様の
モードの背景」など 興味深いお話を伺った。

講義の後はアフタヌーンティーもあり、猛暑を忘れてしばしのオアシス。
先生のお話もさることながら集まった方々(約50名)の夏衣の
素晴らしさと言ったら・・・。
普段なかなか見ることの出来ない、宮古上布、八重山上布、越後上布、
芭蕉布がそこここに!
上布を、お召の皆様は口を揃えて「涼しい」とおっしゃいますが・・・
生きているうちに袖を通す日がくるのやら?

以前、奄美大島紬の時にも書いたが、もう織れる方が高齢で本当に
希少価値になっていく。
そして、お値段も・・・。
それなのに、厳密に言うと上布は7月後半から8月前半がメインのきもの。
つまり、たった1か月の命。何という贅沢。

しかし日本が生んだこの素晴らしい布が廃れてしまうのは、あまりに惜しい。
今日から「上布積立」をして、いつか夢の上布のきものを仕立てませう。

この日、夏のきもの初心者の私が着たのは縞の夏塩沢(青山、八木さん)
帯は姉が京の「祇園・斎藤」で作って10年近く箪笥のこやしになっていたもの。
地味好きな姉にしては珍しく、かなり色の強い緑。
波に帆の紋がクッキリと潔い。

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夏のきものは、透け感が
涼しげ。

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ちょっとお太鼓が
大きかったか、
森田流では夏の帯は
帯枕は薄く、お太鼓も
帯下を締めて
小ぶりにつくる。



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この日のアフタヌーンティー
美味でございました。

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